歌手・浜崎あゆみさん(41)が、10日にリリースした最新アルバム『LOVEppears/appears -20th Anniversary Edition-』の初週売上枚数、ランキング結果をオリコンが発表し、「女性アーティストによるアルバムTOP10獲得作品数」が歴代1位になったことが先日明らかとなりました。
しかし、あまりにも売上枚数が低いことで話題になっており、人気の凋落を感じさせる結果となっています。
10日にリリースした『LOVEppears/appears -20th Anniversary Edition-』は、大ヒット2ndアルバム『LOVEppears(ラヴピアーズ)』(1999年11月10日リリース)や、30万限定で同時リリースされたシングル『appears』の収録曲をリマスタリングし、初回限定盤にはリミックス曲やライブバージョンなどを1枚にまとめた特典ディスク、さらに収録曲のミュージックビデオなどが収録されたDVDも付属し、発売20周年を記念した豪華盤となっています。
アルバムリリースに際して、YouTubeにはデビュー曲から最新オリジナルアルバムの間にリリースされた100曲以上のミュージックビデオなどをフルで公開し、ファン等の間で大きな話題になりました。
そして、11月18日付(集計期間:11月4~10日)のオリコン週間アルバムランキングでは9位に初登場し、これによってアルバムチャートTOP10入りは通算52作目となり、「女性アーティストによるアルバムTOP10獲得作品数」が歴代1位を獲得しました。
「全アーティストによるアルバムTOP10獲得作品数」では“永ちゃん”こと矢沢永吉さんが通算54作品で歴代1位で、浜崎あゆみさんがこの記録を超える可能性も出てきています。
一方で、『LOVEppears/appears -20th Anniversary Edition-』の初週の売上枚数を見てみると「5535枚」となっており、あまりにも寂しい数字だとネット上で話題になっています。
<↓の画像が、オリコン週間アルバムランキングの写真>
『ORICON NEWS』では売上枚数を「0.6万枚」と表記しているのですが、この報道を受けてネット上では、
- 0.6万枚って…
- 売り上げ6000枚とか本当ヤバ過ぎ
- 今の時代って万いかなくてもランキング入るんだw
- 6000枚も売れたことにびっくり。誰が買うのか…
- 6万の間違いじゃなくて? 6千なの?? いろいろすごいな…
- 6000枚しか売れていないんだから、もう大物ぶらず細々とやれよ
などの声が上がっています。
『LOVEppears/appears -20th Anniversary Edition-』は過去のアルバムをリマスタリングし、そこに特典を付けているだけで、未発表曲を収録しているなどの目玉は特にないことから、1万枚に届かないというのも納得ではあります。
ちなみに、1999年リリースのオリジナル盤『LOVEppears』は、初週売上枚数が120万枚超えを達成し、累計200万枚以上の売上を記録する大ヒットを記録していました。
この20年でここまで売上が落ちるというのも少々驚きですが、今になって過去作のリマスタリング作品を買おうと思うような熱狂的ファンはわずかで、かなり前から深刻なファン離れが起きているので仕方がないでしょうね。
しかし、浜崎あゆみさんは今年の大晦日に、国立代々木競技場第一体育館でカウントダウンライブを開催するほか、来年2月20日からは全国28ヶ所38公演を行うツアーをスタートさせるなど精力的に活動しており、こうした活動を続けながら再び少しずつでもファンを増やし、歌手としてまた再評価されるようになってもらいたいです。