歌手・浜崎あゆみさん(39)が22日に大阪でアリーナツアーの最終公演を行い、ニューアルバム『TROUBLE』を8月15日にリリースすることや、10月19日~来年2月21日にかけて全国ツアー『ayumi hamasaki LIVE TOUR -TROUBLE- 2018ー2019 A』を開催することを発表しました。
1998年に歌手デビューした浜崎あゆみさんは、今年でちょうどデビュー20周年の節目を迎えており、それを記念するニューアルバムが前作『M(A)DE IN JAPAN』(2016年6月発売)から2年ぶりに出るということでファンからは喜びの声が上がっているのですが、一方で不満の声も噴出していることをニュースサイト『日刊サイゾー』が報じています。
『TROUBLE』は全6形態でリリースされることが発表されており、CDのみのジャケット違いの他に、エイベックス運営の『mu-moショップ』の初回生産限定盤として、CD、DVD・Blue-ray、グッズ(フォトカード、ラバーキーホールダーなど)が付属する豪華ボックス使用のものが計4種類あり、通常盤は1944円、DVD付きの限定盤は9288円、Blue-ray付きの限定盤は10368円(全て税込み)となっています。
<↓の画像が、8月15日にリリースのミニ・アルバム『TROUBLE』ジャケット写真>
まず批判が寄せられる原因となっているのが、ギリギリでアルバム扱いされている『TROUBLE』の収録曲数が全5曲で、その内3曲が完全な新曲で、他の2曲はスマホ用アプリ『CLASH OF QUEENS』のCMに使用されていた『We are the QUEENS』、昨年のツアー来場者に限定配布された未発表曲『WORDS』を含めた全5曲です。
浜崎あゆみさんは5月ごろからSNSでアルバム発売を匂わす発言を繰り返し、それも前作から2年ぶりの新譜にも関わらず、新曲がたった3曲だけということに不満を漏らしているようで、新譜の内容に対してファンからは、
- 2年も待ってこれかよ! ヤル気あるのかよ!
- あれだけSNSで煽っておいて、ミニアルバム……
- SNSにポエム書く暇あるなら新曲の作詞をもっとしろよ!
- これで2,000円は高い!
- (限定盤の)ミニアルバム+ライブ1公演DVDで1万円ぐらいって高くない?
- アムロちゃんは3公演収録で8,000円ぐらいだったからな……
などと物議を醸しており、浜崎さんに対してさらに不信感を募らせている方が多い様子です。
また、同時に発表された全国ツアーの内容についても様々な反応が上がっており、東京公演の会場となる中野サンプラザなど、各地の会場は全席数が2000前後となっているのですが、昔と比べると明らかに会場のキャバが小さくなっていることに驚きを隠せないファンも多い様子です。
さらに、スケジュールを見てみると土日祝日だけでなく、月曜~金曜日まで地方公演を開催することに対して、
- 土日でも埋まらないことあるのに、平日公演って大丈夫?
- ガラガラで歌えないのに、こんなに公演回数増やして大丈夫?
- 歌えなくて客にマイク向けるの禁止な! ちゃんと全公演歌えよ!
- 今からドタキャン何回するのか楽しみ(笑)
などのコメントが寄せられています。
昨年までのホール公演では、全席指定のチケット料金が8800円(税込み)だったのですが、今回のツアーでは500円値上げして9300円(同)になっており、その理由はやはりファン数の減少と大きく関係しているようで、公演回数の増加はファン減少が減少していることを裏付けているとのことです。
かつては“女子高生のカリスマ”や“歌姫”などと呼ばれ、日本を代表する女性シンガーの1人でしたが、2011年にオーストリア出身のモデル・俳優のマニュエル・シュワルツさんとの結婚を発表(日本での婚姻手続き無し)したものの、2012年1月にはスピード離婚するということがあり、この頃から浜崎さんの言動に対して冷ややかな反応が多く寄せられるようになり、徐々にファンが離れていったという印象があります。
実際に結婚・離婚の前後からCDの売り上げが下がり、オリコンで1位を獲得することが難しくなり、2014年にはこれまで15年連続出場した『NHK紅白歌合戦』の選考から漏れたと言われており、その前に浜崎さんは自ら紅白卒業を発表しました。
この頃から再び浜崎あゆみさんに対する批判の声も強まり、歌手としてのパフォーマンスのと見た目の劣化によって、デビューから20年でかなり残念な歌手といった扱いとなっていて、ファンからも不満の声が多くが上がる事態となっていますが、プライベートで何があってもいいので、まずは本業で歌手活動ファンも納得するパフォーマンスを10月からスタートするツアーで披露してほしいなと思います。