今年デビュー20周年を迎えた歌手・浜崎あゆみさん(39)が15日、前作から2年ぶりとなるミニ・アルバム『TROUBLE』(5曲入り・全6形態)をリリースし、14日付のオリコン・デイリーアルバムランキングで初登場2位にランクインしたことが明らかになりました。
発売前日(フラゲ日)に集計された初日の推定売り上げ枚数は「1万8360枚」となっており、2年前の2016年6月29日発売のフルアルバム『M(A)DE IN JAPAN』(10曲入り・全5形態)と比較すると、『M(A)DE IN JAPAN』は初日の推定売り上げ枚数が「1万9898枚」となっており、わずかに前作には届かなかったものの、収録曲数などを考えるとまずまずの数字を記録しています。
なお、『TROUBLE』はCDだけのリリースだけでなく、定額制音楽配信サービスを行っている『AWA』『Apple Music』などで、CD発売10日前には全曲先行配信もしていました。
しかし、人気の凋落ぶりは著しく、現在でも第一線で活躍している安室奈美恵さん(40)、宇多田ヒカルさん(35)らと比べると、大きな差を付けられているのは明らかで、ライブなどの集客力も著しくダウンしています。
浜崎あゆみさんは10月19日から全国ツアー『ayumi hamasaki LIVE TOUR -TROUBLE- 2018-2019 A』をスタートさせるのですが、ライブ会場の規模が大幅に縮小されていることが指摘されています。
来年2月の東京公演を開催する会場は、収容人数が最大2,222人の中野サンプラザなのですが、昨年のツアーでは国立代々木競技場第一体育館(収容人数:最大1万3291人)、東京国際フォーラム・ホールA(収容人数:最大5012人)で開催していました。
急にここまで規模が縮小された原因は、浜崎あゆみさんのライブはファンだけで客席が埋まらないため、関係者らにはコネチケットが大量配布されていると数年前から週刊誌などによって報じられており、こうした無料招待人数を減らし経費削減のために会場を小さくしたとも考えられます。
また、会場の規模を縮小したものの東京公演は平日開催で、地方公演に関しても平日が多く、全公演の中で土日に開催されるのは約1/4の10公演しかありません。
そのため、浜崎あゆみさんのファンからも「余計に空席が目立ちそう」と心配する声や、土日や祝日の公演を増やしてほしいという声が上がっているのですが、これもやはり浜崎さんの人気が落ちていることが大きな原因になっている可能性がありますね。
浜崎あゆみは近年、プライベートに関する話題ぐらいでしか注目を集められず、音楽番組に出演しても話題になるのは歌声や見た目の劣化などで、ファンが離れていくのも当然だと言える状況が続いていますが、浜崎さんの歌が好きだったという方は多くいるので、これから少しずつでも良い方向へと向かっていき、勢いを取り戻していってほしいところです。