昨年公開の映画『夏、至るころ』で映画監督デビューも果たした女優・モデルの池田エライザさん(本名=池田依來沙 25歳)が、「ELAIZA」名義で本格的に音楽活動を開始することを発表し、ネット上では冷ややかな声も多く上がっています。
池田エライザさんは自身のインスタグラム上で、「音楽活動を本格的に始めます。これまでも音楽は生活の一部ではありましたが、今年はただひたすらにスタジオにこもり音楽と向き合っていました。準備期間で言えばもう何年も前からです。作品が揃い始め、レーベル、チーム一同足並みも揃いはじめましたので、ご報告とさせていただきます。」
と、本格的に歌手活動を行っていくことを発表しました。
音楽活動時には、名前を呼んでもらいやすいようにとの理由で「ELAIZA」と表記するとし、新たにYouTubeチャンネルとファンクラブ開設も報告しています。
YouTubeチャンネルでは今後ミュージックビデオの公開などを行っていき、ファンクラブは近日中に開設予定といい、「応援してくださる方々の声を聴きながら共に音楽をつくっていけたらと思うので、仲間感のある仕掛けを作っております。イメージや曲調なんてバラバラです。ジャンルなんてありません。その都度違う。それでいいと思っています。それが今、最高に、楽しいです。」
とし、詳細は追って発表するとしています。
池田エライザさんは、フィリピン・スペインハーフでモデル・歌手の母親を持ち、2018年から今年3月まで司会を務めていた音楽番組『The Covers』(NHK BSプレミアム)では、名曲カバーなどで度々歌声を披露しており、昨年8月放送の『FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ)では女優・上白石萌歌さんとのデュエットで、絢香さんの『I believe』、中島みゆきさんの『時代』をカバーしました。
今年2月には『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に初出演し、ジョン・レノンさんの代表曲『IMAGINE(イマジン)』をカバーしていました。
7月にリリースされた作詞家・松本隆さんのトリビュート・アルバムでは、薬師丸ひろ子さんの曲『Woman “Wの悲劇”より』をカバーし、『ミュージックステーション』でもパフォーマンスを披露していました。
これまで様々な音楽番組で歌声を披露していた池田エライザさんが数年の準備期間を経て、満を持して本格的に歌手活動することを発表し、これに対して多くのファンたちからは「歌手デビューうれしい!ずっと待ってたよ!」といった歓喜の声が上がっています。
しかし、ファン以外の反応を見てみると、
- 色々やってても、才能があったのはモデルだけだった様な…歌は歌で「気だるい」ばっかりだしなぁ
- う~ん。歌唱力が無いわけではないと思いますが、何かこの方の歌は響かないんですよね。
あくまでモデルさんが歌を唄っているマネキンさんのような立ち位置のような感じ。 - ため息みたいなイマジン歌ってたよね…あまり上手とは思えかったから、きちんとボイストレーニングを積んだほうがいいかと思う。
- 映画に出ると良い役者なんだけど‥個人的には歌よりそっちに専念して欲しいかな
- 仲間とか柴咲とか上戸とか剛力とか、女優ってちょっと売れると音楽デビューして、いつの間にか音楽活動を終了してるよね。
売れる時に売っとこうって言う事務所のゴリ押し?それとも本人の増長?どちらにしてもなんだかなぁ。 - モデル、女優、映画監督、アーティスト…1つを完璧にせず、色々なものに手を出すと、すべてが中途半端になってしまう可能性がある。
- 正直上手くはない。カバーソングだから今まで興味もたれていただけど、オリジナルソングなんて売れないよ
映画監督とかもしていろいろ手を広げすぎて迷走しているねこの人。そのうち西内まりやみたいになるんじゃ・・
などの声が上がっています。
役者として活動しながら歌手デビューもしている方は多くおり、10~20代の女優では上白石萌歌さん&上白石萌音さん姉妹、森七菜さん、福原遥さん、大原櫻子さん、高畑充希さん、剛力彩芽さん、西内まりやさん等が歌手活動も行っていることで知られています。
この他にも、挙げたらキリがないほど多くの女優が歌手デビューをしており、女優・歌手の二足のわらじを履いて、それぞれで高く評価されている方も中にはいますが、歌手としては鳴かず飛ばずで、結局は歌手活動からフェードアウトして役者業に専念するというパターンが多い印象です。
池田エライザさんも現在までに複数の音楽番組で歌声を披露し、それなりに評価されているものの、ちょっと歌える程度で決して歌唱力は高くない、雰囲気だけといった辛辣な声も多く見受けられることから、中途半端な活動で終わってしまいそうな気もします。
ただ、わざわざ本格的に歌手活動をしていくことを宣言し、作品やレーベルなども決まって、これから音楽にも本気で取り組んでいくつもりのようで、現状では否定的な反応が多いものの、今後さらに歌唱力を磨いて、そうした声を覆す活躍ぶりを見せてほしいですね。