2000年のデビュー以来所属していた事務所『長良プロダクション』から独立し、4月に個人事務所『KIIZNA』を立ち上げ、2年ぶりに『NHK紅白歌合戦』に出演することが発表された歌手・氷川きよしさん(別名=KIINA. 本名=山田清志 47歳)が、宗教法人『創価学会』への信心などを赤裸々に初告白し、話題になっていると週刊誌『女性セブン』が報じています。
氷川きよしさんが創価学会への信仰心を語ったのは、創価学会の出版部門『聖教新聞社』が発行の機関誌『WORLD SEIKYO(ワールドセイキョウ)』で、14日発売の最新号『ワールド セイキョウ VOL.5』には8ページにわたり、学会員(信者)である氷川さんのスペシャルインタビュー記事が掲載されているといいます。
女性セブンによると本号は、昨年11月15日に95歳で亡くなった創価学会の第3代会長で、公明党の創設者としても知られる池田大作・名誉会長の一周忌と重なる“特別号”とし、インタビューでは小学生時代に「オカマ」「貧乏人」「デブ」などと罵られイジメられていたこと、それを誰にも相談できないなかで、心の支え、救いとなっていたのが池田名誉会長の言葉だったと明かしているそうです。
学会関連の書籍などを通じて励まされた氷川きよしさんは、「自分の歌で人に勇気や希望を与えていきたい」と思うようになり、その夢を叶えて歌手となり、デビュー後も本来の自分とパブリックイメージのギャップに悩んだそうですが、そうした際にも池田大作名誉会長から「世界の芸術博士に! 氷川くん! 頑張れ!」と激励され、そうした言葉を胸に苦難を乗り越えてきたようです。
そして、インタビューでは池田大作名誉会長の一周忌について、「今でも私の中には、先生が残してくださった多くの言葉があります。胸中の先生と常に一緒なのです。これからも、いつも見守り続けてくださった先生ヘの報恩感謝の心を忘れず、自分らしく歩んでいきます」
と語っているとのことです。
インタビューではこの他にも、2022年末をもって芸能活動を休止後、アメリカやイギリスに渡って現地の創価学会員と交流したことなども告白しているそうなのですが、これについて芸能関係者は、「氷川さんがここまで赤裸々に自らの体験、信心を明かしたのは初めてです。これから先、自分の人生の新たな章を進めていく決意の表れなのでしょう」
と語っています。
女性セブンはこの他にも、長良プロダクションが氷川きよしさんの別名「Kiina(KIINA)」の商標登録申請をしていた件について、氷川さんが事務所側の商標登録を承諾したことで決着が付いたと伝えています。
氷川きよしさんが創価学会の学会員であるというのは有名な話で、2世信者だったピン芸人・長井秀和さんが以前、週刊誌のインタビューで明かしたところによれば、2005年に本部幹部会に招かれた際に、その場に氷川さんと“タッキー”こと滝沢秀明さんの姿もあったとしています。
氷川きよしさんは涙ぐみながら池田大作名誉会長の話を聞いたり、長井秀和さんがルールを無視してメモを取っていたところ、「メモを取っちゃいけないじゃないですか!」といった氷川さんに怒られたエピソードを明かし、「氷川くんは、本当に池田氏に心酔しきってましたね」と振り返っています。
この他にも、学会員として有名なタレント・彦摩呂さん、加藤茶さんの妻・加藤綾菜さん等とも非常に仲が良く、9月には彦摩呂さんと氷川きよしさんの合同誕生日会が行われています。
<↓の画像は、氷川きよしさんと彦摩呂さんの合同誕生日会での写真>
(左から) 岸本加世子さん、彦摩呂さん、加藤茶さん、加藤綾菜さん、氷川きよしさん
氷川きよしさんはインスタグラムで「誕生日当日に大好きな親友にお祝いしていただきました」と綴り、参加者たちの写真を公開していたほか、ストーリーズ(24時間限定公開機能)では彦摩呂さんとの2ショット写真と共に、「彦にい お誕生日おめでとう 25年間ずっと心が繋がってるお兄ちゃんでいてくれて感謝です」といったメッセージを綴っていました。
<↓の画像が、氷川きよしさんのインスタグラム投稿>
以前までは、創価学会繋がりの交友関係はあまりオープンにはしていなかった印象がありますが、独立を機に色々と開放しているよう様子で、言動にも少し宗教色が感じられるようになっています。
そうした部分を今後露骨に出し過ぎると離れていくファンもいるでしょうし、程々にしながら、これから多くのファンが喜ぶような新たな活動を展開していってもらいたいです。