芸トピ

横浜銀蝿がデビュー40周年にオリメンで再始動。ニューアルバム&ベスト発売し全国ツアーも開催へ

横浜銀蝿がJohnny含む4人で再結成。翔の覚醒剤事件乗り越え、オリジナルメンバー集結にファン歓喜。

『ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)』などのヒット曲で知られる4人組ロックバンド『横浜銀蝿(よこはまぎんばえ)』が、オリジナルメンバー4人で37年ぶりに再集結し、デビュー40周年を迎える来年に1年間限定で活動することが明らかになりました。

オリジナルメンバー4人が揃うのは1983年末に解散して以来初となり、来年2月末にオリジナルアルバムとベストアルバムをリリースし、同3月~5月には全国Zeppツアー、同11月~年末にかけては東名阪ホールツアーを開催予定で、12月末まで1年間限定で活動を再開します。

横浜銀蝿(正式名称:THE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIAL)は、1979年9月にボーカル&ギターの翔さん(ショウ 本名=田宮将吉 61歳)、ギターのJohnnyさん(ジョニー 本名=浅沼正人 61歳)、ベースのTAKUさん(タク 本名=秋葉卓志 59歳)、ドラムの嵐さん(ラン 本名=田宮淑行 64歳)で結成し、結成1年後の1980年9月にアルバムとシングルを同時リリースしてデビューを果たしました。

<↓の画像が、『横浜銀蝿』メンバー写真>

(後列左からTAKUさん、Johnnyさん、前列左から嵐さん、翔さん)

『横浜銀蝿』は当時の不良、暴走族を模したリーゼントにサングラス、革ジャン、白の太いズボン(ドカン)を着用したスタイル、楽曲によって当時の若者たちの心を掴み、1981年1月リリースの2枚目シングル『ツッパリHigh School Rock’n Roll (登校編)』は、オリコン週間ランキング2位を記録、同時リリースの2枚目アルバム『ぶっちぎりII(ぶっちぎりせかんど)』は同1位を記録、同年には日本武道館公演を成功させました。

『ツッパリHigh School Rock’n Roll (登校編)』パフォーマンス映像

しかし、横浜銀蝿はデビュー前に「シングル&アルバム1位、日本武道館を満タン(満員)にしたら解散」を公言しており、1983年12月末をもって解散し、解散後もメンバーそれぞれ音楽に携わった活動をしていました。

ソロで音楽活動を続けた翔さんは、1997年2月に知人女性が警察に出頭し、翔さんから覚醒剤を注射されたなどと訴えたため、覚醒剤取締法違反(所持・使用)の容疑で逮捕されましたが、女性の尿から覚醒剤成分が検出された一方、翔さんは尿鑑定で陰性、さらに逮捕時に薬物を所持していなかったため、証拠不十分で不起訴処分となりました。

その後、1998年1月にJohnnyさんを除く3人で横浜銀蝿は再結成を果たしましたが、同9月に再び覚醒剤事件で逮捕されており、この時は尿鑑定で陽性反応が出たため起訴され、懲役1年4ヶ月の実刑判決が下されました。

出所後は再び兄で横浜銀蝿のドラム・嵐さんのサポートを受けて、音楽活動などを再開させましたが、再び覚醒剤事件を起こして3度目の逮捕となり、懲役1年10ヶ月の実刑判決が下され、2004年12月に仮釈放されました。

それから約1年半後の2006年6月に、横浜銀蝿の結成25周年記念コンサートでバンドは再始動し、2010年にデビュー30周年、2015年に35周年を記念してライブを開催するなど、音源リリースはしていませんが現在もサポートメンバー2人を加えて定期的にライブを行っています。

そして、デビュー40周年にあたり、現在はレコード会社『キングレコード』の執行役員、連結子会社『ベルウッドレコード』の代表を務めているJohnnyさんも含む4人で活動を再開させることが決定し、メンバー4人は『スポーツ報知』などの取材に応じ、4人で活動を再開させることになった経緯について語っています。

<↓の画像は、現在の『横浜銀蝿』メンバー写真>

(左からTAKUさん、嵐さん、翔さん、Johnnyさん)

昨年11月に、音楽プロデューサー・水橋春夫さんを偲ぶ会で翔さんとJohnnyさんは再会し、翔さんから「ファンもきっとビックリするからやらない?」とオファーしたところ、Johnnyさんは「20年ぐらい全くギターを引いてなかったので無理」と言いつつも、「水橋さんがもう1回引き合わせてくれた縁と思い、真剣に数ヶ月間、ゴルフのクラブをギターに持ち替えて練習した」と語っています。

今年3月には4人で音合わせを行い、あと1年ほど練習すればいけると感じ、様々なタイミングも重なって2020年に迎えるデビュー40周年に、1年間限定で活動することが決まったとのことです。

横浜銀蝿が1983年以来37年ぶりに、オリジナルメンバー4人で活動を再開することに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

翔さんの薬物事件などによってバンドのイメージが悪化し、メディアに取り上げられることも減少しましたが、1980年代に大ブームを起こしたバンドだけに、40周年にオリジナルメンバーで活動を再開することに対して多くの歓喜の声が上がっています。

翔さんの兄・嵐さんは2004年に脳梗塞を発症し、小脳の半分を切除する手術を受けましたが後遺症で右半身マヒが残り、現在バンドではドラムではなく、ボーカルやコーラスでの参加という形となっていますが、活動再開にあたって久しぶりにドラムでバンドに参加するようで、Johnnyさんの復活とともにファン等の間では大きな注目を集めている様子です。

一方で、翔さんは過去に3度薬物事件で逮捕されていることから、今後また事件を起こさないか心配という声も多く上がっていますが、2015年5月放送の『爆報! THE フライデー』(TBS系)に出演した際には、「このメンバーがいなかったら、立ち直れなった。感謝している。これから頑張ってやり続けたい」などと語っていたので、今後また薬物事件を起こすことなく、来年の40周年を記念した活動を成功させてほしいですね。

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