W不倫スキャンダルからの離婚を経て昨年2月に独立し、12月に25年ぶりとなるソロライブを開催した女優・歌手の広末涼子さん(44)が、3月29・30日に開催される台湾最大の音楽フェス『大港開唱 MEGAPORT Festival』に出演し、音楽活動を本格的に再開することが発表され、ネット上で物議を醸しています。
広末涼子さんは7日に個人事務所『R.H』の公式サイトを更新し、『大港開唱 MEGAPORT Festival』への出演が決定したことを告知しており、台湾で最も注目されている音楽フェスに出演するとしています。
広末涼子さんは1995年に、ニキビ治療薬『クレアラシル』のCMに出演し芸能界デビュー、同年にはドラマに出演して女優デビューを果たし、そして1997年4月にシンガーソングライター・竹内まりやさんプロデュースの楽曲『MajiでKoiする5秒前』で歌手デビューしました。
このデビュー曲は、広末涼子さんが出演の『ポケベル』（NTTドコモ）のCMなどに起用されて大ヒットし、約60万枚の売上を記録しました。
それから2ヶ月後にリリースの2ndシングル『大スキ！』は、広末涼子さん出演の『三ツ矢サイダー』（アサヒ飲料）のCMソングに使用され、こちらも50万近くの売上を記録し、同年の『NHK紅白歌合戦』に初出場、1999年に日本武道館などで初のライブを開催しました。
その後、2002年には音楽活動を休止し、女優業に専念していましたが、長年所属していた芸能事務所『フラーム』からの独立を経て、昨年12月に25年ぶりとなるライブを開催するなど音楽活動を再開させています。
そして、3月には独立後初めて音楽フェスに出演し、音楽活動を本格的に再始動すると『スポーツニッポン（スポニチ）』は伝えているのですが、これに対してネット上では、
- 海外のフェスで需要あるのか？ 若くもないし誰だこれ？ってならん？
- どこに需要あるのか本当に不思議
- 不倫イメージしかないなぁ…
- 酒井法子みたいな感じの路線でやっていくんかな笑 一度崩れたイメージで商売出来るって思ってるメンタルすげぇな
- どんだけ強いバックが付いてるの？ またドラマでシレッと清純なお母さん役とかしてそう
- あの年齢であの声であの曲だったから流行った。今同じ感じで歌うと残念だよね。めちゃくちゃ歌が上手くなってたら良いけど。
- 俳優業としても需要があるか微妙なのに、ましてやいまさら歌手業で採算取れるんだろうか？
あの時代のヒロスエが歌を出したから売れたのであって、歌手として売れたわけではないのにな…
などの声が上がっています。
広末涼子さんは先日、YouTubeチャンネル『Short Hope』（登録者数：1.18万人）に出演し、2000年代に入って突然歌手活動を休止した理由について、「あの時はアイドル感が強すぎて。イヤじゃなかったんですけど、アイドルのレールから外れるのが難しくなっちゃって。それこそ、宇多田ヒカルちゃんとかがデビューした時と同じ頃で…。かっこよくて、歌が上手くて、才能があって。それなのに私は歌ってるだけ、みたいな。なんか恥ずかしくなっちゃって…もっとパーソナルな部分を出せるかたちじゃないと、虚像化していくなって。そこで一回ストップだって思いましたね」
と、1998年末に『Automatic／time will tell』で鮮烈なデビューを飾った宇多田ヒカルさんの登場もあり、そこからしばらく歌手活動をストップしていたとしています。
そして、今になって突然音楽活動を再開させ、広末涼子さんのファンたちからは歓喜の声が上がっていますが、2023年に報じられた料理人・鳥羽周作シェフとのW不倫＆離婚騒動によるイメージ悪化により、冷ややかな反応が大半となっています。
広末涼子さんが出演する『大港開唱 MEGAPORT Festival』には過去に、中華圏で非常に高い人気を誇る“のりピー”こと酒井法子さんも出演しており、酒井さんも2009年に起こした違法薬物事件によってイメージはドン底にまで落ち、女優としての完全復帰はできていない状態にありますが、国内外で音楽活動を行っています。
酒井法子さんは歌手としても高い評価を受けている一方、広末涼子さんは決して歌が上手いというわけでもないので、音楽活動を本格的に再始動したところで…という気はしますが、台湾の大型音楽フェスへの出演を経て、今後どういった活動を展開していくのか見ものです。