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宇多田ヒカル『Fantôme(ファントーム)』が特典無しの販売形態に称賛の声! エグザイルベストは複数枚購入促す汚いAKB商法

宇多田ヒカルの8年半ぶりの新作、特典商法が露骨過ぎるEXILEの15周年記念ベストアルバムの売り上げ枚数直接対決に注目集まる

約6年ぶりに音楽活動を再開させたシンガーソングライターの宇多田ヒカルさん(33)が、前作から約8年半ぶりに6枚目のオリジナルアルバム『Fantôme(ファントーム)』をリリースするのですが、この作品に対して称賛の声が上がっているようです。

宇多田さんは2010年に「人間活動に専念する」として、年内いっぱいの活動をもって一度音楽活動を休止。

2014年には8歳年下でイタリア人のフランチェスコ・カリアーノさんと結婚し、昨年7月には第1子となる男の子の出産を発表。

そして宇多田さんは今年に入ってからついに音楽活動を本格的に再開し、4月には新曲2曲をリリース。

9月19日に放送された『ミュージックステーション ウルトラFES 2016』に出演し、同番組に約8年ぶりに出演した宇多田さんは2012年にリリースした『桜流し』を歌唱し、ファンからは「前にも増して、染みる」「若い頃より、バラードが似合う」という声が上がり、ニューアルバムの販売方法に対して「かっこいい」「さすが」「貫禄が違う」という声が目立つとニュースサイト『日刊サイゾー』は報じています。

前作『HEART STATION』をリリースした2008年3月以来、約8年半ぶりにリリースする『Fantôme』の発売日(28日)は、デビュー15周年を迎えるEXILEのベストアルバム『EXTREME BEST』の翌日にリリースとなっており、順位は全く気にしていない様子で、販売形態についてもEXILEが3形態でのリリース、購入者特典などで複数枚購入を促している一方で、宇多田さんがリリースする『Fantôme』は通常盤のみの1形態販売で特典などもありません。

宇多田さんは熱狂的なファンもいるものの、ライトファンが多いことから、特典などを付けずにシンプルな販売方法にしたと見られているのですが、歌のみで勝負をしようという心意気が感じられると評価されています。

ちなみに、EXILEのベストアルバムはデビュー15周年を記念した作品ということで、「3CD+4DVD」、「3CD+4Blu-ray」、「3CD」の全3形態でのリリースとなっていて、パッケージや収録内容が異なります。

それに加えて、DVD付きとBlu-ray付きを同時購入することにより、非売品のステッカーやパスケースが付いてくるという特典商法で売上枚数を伸ばす作戦をとっているのですが、DVDとBlu-rayに収録されている映像は同じで、ジャケットデザインもほぼ変わらないことから、同時購入するのは一部の熱狂的ファンに限られそうです。

ちなみに、通常盤にも特典としてポスターを付けているため、こちらについても複数購入を促しています。

AKB48などと並び、EXILEの特典商法は数年前から露骨過ぎると指摘されていましたが、今回も明らかに複数購入を促しており、日本を代表するグループなのであればこういった特典商法で売り上げを稼ぐのではなく、宇多田さんのように中身で勝負してほしいと思いますね…。

これもCDが売れなくなり、レコード会社側が少しでも売り上げを伸ばすための苦肉の策なのかもしれませんが、ファンからお金を巻き上げるのに必死な感じで、印象は良くないですね。

このように比較されることになった宇多田さんの8年半ぶりのニューアルバム『Fantôme』と、EXILEがデビュー15周年記念でリリースするベストアルバム『EXTREME BEST』ですが、果たして初週どれほどの売り上げを記録するのかに注目したいところです。

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