ダンス&ボーカルグループ『Flower』と『E-girls』の元メンバーで、脱退後はストリートファッションブランド『BLIXZY(ブライジー)』を立ち上げ、クリエイティブ・ディレクターを務めている武藤千春さん(22)が、歌手活動を再開させることを各メディアが報じ話題になっています。
武藤千春さんは2011年開催の『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 3 ~For Girls~』ボーカル部門に合格し、『Flower』と『E-girls』に加入し活動をスタートさせましたが、2014年10月に「海外留学」を理由にグループを脱退することを発表、同11月までに両グループから脱退しました。
<↓の画像は、グループに在籍していた頃の武藤千春さんの写真>
それから約3ヶ月後の2015年には、ファッションブランド『BLIXZY(ブライジー)』を立ち上げ、ブランドのデザイン・モデル・プロモーションなどをトータルプロデュースし、同ブランドを運営する『株式会社B-CREW』のCEOも務めており、8月3日には同ブランド初の店舗が東京・原宿にオープンしました。
<『BLIXZY(ブライジー)』のトータルプロデュースを手掛けている武藤千春さん>
そんな武藤千春さんが、シングル『Nobody Like You』で歌手活動を再開することを発表し、同シングルは自主レーベルの『B-CREW RECORDS/ユイエンタテイメント』からのリリースで全3曲が収録されており、『BLIXZY』の原宿店で16日から先行発売がスタートします。
<↓の画像は、武藤千春さんのソロシングル『Nobody Like You』のジャケット写真>
表題曲の『Nobody Like You』と『Proud』は、シンガーソングライター・EMI MARIAさん(30)のカバー曲で、『Thank you, My Dear』は武藤千春さんが作詞・作曲を手掛けたオリジナルソングとのことです。
歌手として再び活動する武藤千春さんは、「私の中では、『音楽を辞めた』とか『音楽をまた再スタートした』という意識はあまりなく、これは自分なりの表現のひとつだと思っています。これからもいろんなモノ、コト、環境で自己表現をしながら、支えてくださる皆様への恩返しをしていけるよう頑張ります!」と意気込んでいます。
そして、この発表に対してネット上の反応を見てみると、
- 誰?何しに留学したの?今さら需要あるの?
- ここ数年、グループを辞める、脱退する理由に海外留学が多いね。留学っていうか、短期間で観光で行って帰ってきて活動開始ってパターンがいいのかね。。。
- 元アイドルグループ出身→海外留学→アパレルブランド作る&ソロ活動で成功した人って聞いたことが無いな。
- 現在のメンバーも全員は把握していないから、元だと全然わからないw見た目はその辺にいそうな子だね
- 秋風のアンサーの時に有名になったよねこの子。会社設立、海外留学、ソロデビュー、凄すぎる。今思えばLDHから抜けて正解だったと思う。仲の良い市來杏香さんと一緒に歌ってほしいですね。
- をいをい…誰?とか言ってるの居るけど、Flowerはツインボーカルの一角を担っていた彼女。武藤千春が抜けたことで、どれだけFlowerの音楽的な奥行きが失われたと思ってんだ。とにかく、彼女の歌声を再び聴けると聞いてなりより。
などのコメントが寄せられています。
武藤千春さんはグループを離れて以降も、ダンス&ボーカルイベント『#WAX_TOKYO』を主催するなどしており、ファッションと音楽は密接な関係にありますし、また音楽活動はやりたいという気持ちは以前からあったのではないかと思います。
武藤千春さんは比較的知名度が低い方ではあるのですが、2011年の『VOCAL BATTLE AUDITION 3』では、鷲尾伶菜さん、市來杏香さんらとともに『Flower』へ加入し、高い歌唱力からボーカル&パフォーマーとして活躍していた方だったため、ファンからはソロでの活動に期待する声が上がっていますね。
- Flower 武藤千春 アカペラ(YouTube)
しかし、すでにグループを離れてから今年で3年が経ち、そこそこ歌唱力が高かったとしてもソロ歌手として売れるかどうかは分かりません。
『E-girls』と『Dream』の元メンバーで、グループの中では最も知名度が高いAmiさん(本名=中島麻未 29歳)は2015年にソロデビューし、今年すでに2枚のシングル、10月には1stアルバムをリリース予定なのですが、これまでにリリースした5枚のシングル全てオリコンの最高順位は5位以下となっています。
7月リリースの最新シングル『君のとなり』は初週の売上枚数が1.1万枚と、前作から0.2万枚ダウンしており、ソロでは微妙な結果が続いています。
そうしたことから、武藤千春さんのソロ活動も厳しい結果になるかもしれませんが、今後の音楽活動に注目していきたいですね。