昨年デビュー30周年を迎えた『ウルフルズ』のボーカル&ギターで、俳優としても活動しているトータス松本さん(本名=松本敦 57歳)の長男・松本アタルさん(22)が、CDデビューしていたことをニュースサイト『NEWSポストセブン』が伝えています。
NEWSポストセブンによると、トータス松本さんの長男・アタルさんは2020年に、ロックバンド『ハシリコミーズ』のボーカル&ギターとしてCDデビューしたといい、「父の松本さんと同じように作詞・作曲も手がけています。パンク・ロック調の曲が多いですが、そのストレートな曲調は父親譲り。何より顔が似ていて(笑)、アタルさんが松本さんの息子であることは、ファンの間では“公然の秘密”となっています。小学校からの同級生の女性と、2歳年上の女性とのスリーピースバンドという変わった構成ですが、ライブパフォーマンスには華があり、業界では『久々に現われた本格実力派』として注目を集めています」
と、音楽事務所関係者が語っています。
<↓の画像が、ハシリコミーズのメンバー写真>
(左から)ベース・関田葵さん、ボーカル&ギター・松本アタルさん、ドラム・遠藤沙和さん
2年前にはNHKの音楽番組『NHK MUSIC SPECIAL』で、矢沢永吉さんが期待の若手ミュージシャンにアドバイスを送るコーナー「矢沢塾」に出演するなどし、今注目を集めているバンドといい、NEWSポストセブンの取材にハシリコミーズのファンは、「アタル君自身は飾らない性格で、ライブのMCでは『高校時代、陸上部で地獄の走り込みをしてて、そこからバンド名を取りました』『東京生まれ東京育ちなんですけど、いまだに東京に馴染めないんです』とよく話しています」
と語っています。
NEWSポストセブンはトータス松本さんに取材も行い、松本アタルさんが長男なのは事実か聞いたところ、「話さなかったのは僕のルールとしてやってきたことやから」「何が何でも(公表しない)っていう理由はないけど、やっぱり息子は息子で僕の名前が邪魔になったらアカンと思うし、僕も僕で、あんまりかっこいいことじゃないしね」
と答え、事実だと認めたとのことです。
ハシリコミーズの印象については、「もっと、こんな曲書けばいいのにな、というのはあるけど、そういうのも言うのはヤボやから。時代も違うし。女の子2人と組んでいて、ユニークなバンドやなと思います」「YouTubeの再生回数もまだまだなんですよ」
と語ったそうです。
この報道を受けてネット上では、
- トータスさんの息子さんバンドデビューしてたなんて!!
- ハシリコミーズのボーカル、トータス松本の息子!?
- 2023ハマったハシリコミーズまさか、トータスの息子だったとは。なんかわかる
などの声が上がっています。
トータス松本さんは、ウルフルズの代表曲『バンザイ ~好きでよかった~』をリリースした1996年に同級生の一般女性と結婚し、1998年に長女・あかねさん、坂本九さんのカバー曲『明日があるさ』をリリースした2001年に松本アタルさんが誕生しました。
松本アタルさんはかつて、3歳年上の姉・あかねさん、ハシリコミーズのベース・関田葵さん、あともう1人のメンバーを加えた4人で『4%ファイターズ』というバンドで活動していました。
<↓の画像は、4%ファイターズ時代の写真>
バンド結成から2年後の2016年には、ラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)などが主催のロックフェス『未確認フェスティバル』に初出演し、翌年にも同フェスに出演し高い評価を受けており、決勝のファイナルステージまでは進出できなかったものの、第3次審査まで進んで渋谷O-WESTでライブを行っていました。
こうした活動を経て2019年1月にハシリコミーズを結成し、今年は『サッポロ一番 カップスター』のタイアップ曲『本当の綺麗がわからない』を書き下ろしたり、雑誌『装苑』が選ぶ2024年期待のアーティストに選出されるなどし注目を集めています。
また、松本アタルさんは絵を描くことも好きといい、9月には人気セレクトショップ『BEAMS』とのコラボ企画で、アタルさんが描いたイラストが池袋店に展示されています。
松本アタルさんは最新のインタビューで、バンドを成長させて海外に進出したい、街の巨大広告に掲載されるような存在になりたいという目標を明かしているのですが、今後のさらなる成長に期待したいですし、いつか親子共演も見たいものですね。