今年も2・3日に開催された『第100回 東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)』に、4人組音楽グループ『ケツメイシ』のリーダー・大蔵さん(ダイゾウ 本名=吉田大蔵 47歳)の息子で、国学院大学の1年生・吉田蔵之介選手(よしだ・くらのすけ)が復路の9区を走り、箱根駅伝デビューを果たしたことで大きな反響を呼んでいます。
<↓の画像が、ケツメイシの大蔵さんの写真>
吉田蔵之介選手は、中学時代の持久走がきっかけで長距離走への適正に気づき、埼玉栄高校に進学後は全国高校駅伝に2度出場、3年時の大会ではアンカーを務め、区間4位のタイムでチームの4位入賞に貢献しました。
<↓の画像が、箱根駅伝に出場したケツメイシ大蔵さんの息子・吉田蔵之介選手の写真>
これらの成績が高く評価され、国学院大学陸上部の前田康弘監督から「初優勝に貢献してほしい」と口説かれて国学院大学経済学部経済学科に進学し、箱根駅伝のメンバーにも選出されて9区(23.1km)を走り、区間7位のタイム(1時間10分1秒)でタスキを繋ぎ、8年連続17回目の出場となった国学院大学の総合順位は5位(昨年4位)でした。
『スポーツニッポン』(スポニチ)によると、ラスト3km地点では大蔵さんが声援を送っていたといい、初の箱根駅伝を終えて吉田蔵之介選手は、「父からは夢の舞台だから楽しんでこいと言われた」「レース前はいつものルーティンで『覚悟はいいか』という曲を聴いた。試合前にしか聞かない勝負曲です」「冬の思い出になった? なりましたけど、悔しい結果なので良い思い出ではないですね」
と語ったとのことです。
そんな吉田蔵之介選手に対してネット上では、
- 箱根駅伝に出場できないまま卒業していく学生も多いなか、1年生で箱根駅伝に出場できるだけでもすごいのに、区間7位って誇っていい内容。
それで満足しないあたり、これから大物になりそうな期待を抱かせてくれますね。 - 周りに流されず、ぶれることなく自分の道を進んでいる。ご両親はもちろん、本人もしっかりしているんですね。指導者や友人にも恵まれているのでしょうね。
- ケツメイシさんの曲『覚悟はいいか』は自分もここは本気出さなきゃと言う時に必ず聴きます。なぜかぐっと来て泣けてきます。
- 埼玉栄の頃から注目されて、そして結果を残してきたもんね 個人としては一年生としてはかなりやれた方だと思うから、来年以降も順調に伸びていってほしい 頑張って
などの声が上がっています。
吉田蔵之介選手は2022年12月開催の『全国高校駅伝2022』で、中継したNHKの実況で「お父さんは、音楽グループ『ケツメイシ』のリーダー・吉田大蔵さんです」と紹介されたことで、大蔵さんの息子だと判明し大きな話題になりました。
また、レース後の取材では大蔵さんからの激励の言葉を明かし、「家族には、感謝してもしきれない。まだ結果で恩返しできるほどの実力ではないですが、それができるようになりたい」
と語っていました。
そして、箱根駅伝の常連校である国学院大学に進学後は、「4年生になった時は、区間賞や区間新記録がとれるような選手になりたい」
という目標を明かしていたのですが、1年生で早くも箱根駅伝の登録メンバー入りを果たし、そして9区を任されて区間7位とまずまずの結果を残したというのはすごいですね。
強豪校だけに当然ライバルが多く、来年も箱根駅伝のメンバーに選ばれるかどうかは分かりませんが、これからの更なる成長が楽しみで、引き続き練習とレースを積み重ねて目標を達成できるよう頑張ってほしいです。