来年で結成45周年を向かえる『とんねるず』が、11月8・9日に日本武道館で『とんねるず THE LIVE』を開催することが発表されました。
とんねるずが日本武道館のステージに立つのは、1995年開催の『出光ゼアススペシャル とんねるず歌謡活動10周年記念コンサート CONCERT TOUR ’95 おまえ百までわしゃ九十九まで』以来29年ぶりとなります。
約30年ぶりに実現する日本武道館でのライブは、冠番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が2018年3月をもって終了して以降、コンビ活動は特番『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』(テレビ朝日系)のみとなり、2人の姿をもっと見たいとの声が多く上がる中で、とんねるずのライブを開催したいというフジテレビスタッフの熱意と、石橋貴明さん(62)、木梨憲武さん(62)の想いが合致して実現に至ったとのことです。
なお、現時点ではまだチケット価格や発売時期など、詳細は発表されていません。
この発表を受けて木梨憲武さんは自身のインスタグラムを更新し、「とんねるず! 早いお知らせ大会スタート! 武道館2daysだって〜! 11月だって〜! ご無沙汰ライブ大集合シリーズ開幕! 何、歌うんでしょ選手権! 明日、朝6時ラジオでnori予想スタート! リスナーワンフーランキング大募集!!」
と綴り、ラジオ番組『土曜朝6時 木梨の会。』(TBSラジオ 土曜午前6時)にて、ライブで披露する楽曲予想などを行うと告知しています。
<↓の画像は、木梨憲武さんのインスタグラム投稿写真>
そして、とんねるずのライブ開催発表を受けてネット上では、
- お笑い芸人で曲出してる人は多いけど、とんねるずはライブとして成立するくらいのヒット曲あるもんな
- 不仲じゃなかったの?
- 野猿も復活してほしい
- これはちょっと観たいなぁ 『とんねるずのみなさんのおかげでした』の最終回は歌で締めてたけど、その時のバックバンドが一流のミュージシャンが揃ってたんで、質の高いライブになるんだろうなぁと予想
- 良い歌もたくさんあるけど、武道館2日埋まるのか
- コントもやってほしい! めっちゃ行きたい。でもチケットを取れる気がしない。
- とんねるずって何気に名曲結構あるもんね。『一気!』とか『ガラガラヘビがやってくる』みたいな、いわゆるとんねるずっぽい曲よりも『迷惑でしょうが…』とか『雨の西麻布』みたいな歌謡曲テイストの曲が好きだったな。
- ドームは無理でも武道館なら満タンだな。芸人としての二人を楽しむよりも、ヒット曲連発した歌手として楽しめそう。
後藤次利を始めとする豪華なバンドメンバーやゲストも期待できるし、音楽フェスみたいになりそう。 - とんねるずドハマり世代、これは行ってみたいなー 久々に2人揃ったところがみれるなんて、遠征しても見に行く価値はありそう。
豪華ゲストが集結するのも間違いない フミヤ、所さん、鶴瓶さん、ヒロミ、おぎやはぎなどなど、想像するだけでも楽しそう。 - オンラインでも同時ライブ配信して欲しい 3千円くらいで頼む
などの声が上がっています。
とんねるずは1980年に結成して以降、様々なバラエティ番組に出演し活躍する一方で、1981年にアニメ『新・ど根性ガエル』(日本テレビ系)の主題歌『ピョン吉・ロックンロール』で歌手デビューし、音楽活動にも力を入れるようになり、秋元康さんが作詞を手掛けた1985年発売の『雨の西麻布』は40万枚の売上を記録、『全日本有線放送大賞』や『日本有線大賞』で最優秀新人賞を受賞しました。
その後も、『やぶさかでない』『寝た子も起きる子守唄』『迷惑でしょうが…』『嵐のマッチョマン』『大きなお世話サマー』『情けねえ』『ガラガラヘビがやってくる』『一番偉い人へ』『がじゃいも』など、多くのヒット曲を生み出し、1991年には『NHK紅白歌合戦』に初出場しました。
また、『とんねるずのみなさんのおかげでした』のスタッフと共に結成したユニット『野猿(やえん)』や、ソロ活動等でも複数のヒット曲を生み出しており、約30年ぶりに開催される日本武道館公演では、とんねるずと縁が深い著名人らが複数登場すると予想されるため、とんねるずファンからは期待の声が多く、ライブ配信を熱望する声もあります。
『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終了後に、とんねるずの公式ファンクラブ『TN Lounge』(旧名:保護観察)は閉鎖、さらに石橋貴明さんが社長を務める事務所『アライバル』から取締役の木梨憲武さんが抜けて独立し、『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)に木梨さんが出演しないなどの異変があり、コンビの不仲説が再燃して解散説も浮上しました。
しかし、その後も『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』などで共演を続け、木梨憲武さんは2021年にラジオで、「そのうち、また『とんねるず』の音楽を秋元さんが書いて、貴さんと歌う感じだったら、ライブは分かんないんですけど、曲ができればきっとライブもやりたくなりますから」
などと語っていました。
今年1月出版の著書『みなさんのおかげです 木梨憲武自伝』では、「いまさら無理やり、『似合わないこと』はしたくない。とんねるずらしくないことはしない。いまは、俺たちに似合うことを探しているときなんだ」
などと綴っていました。
そして、日本武道館ライブが発表されたわけですが、2人が揃って楽曲を披露するのは『とんねるずのみなさんのおかげでした』の最終回で『情けねえ』を歌唱して以来となります。
とんねるずが約30年ぶりのライブでどういったパフォーマンスを披露するのかも楽しみですが、今後またテレビでコントをする姿なども見たいものです。