4月期放送の連続ドラマ『重版出来!』(TBS系)で初めてテレビドラマの主演を務めた女優の黒木華さん(26)が、10日にリリースした写真集「黒木華写真集 映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』より』」の初週売上が389部だったことが明らかとなり、あまりのコケっぷりが話題になっています。
この写真集は、今年3月公開の映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』(岩井俊二脚本・監督)で主演を務めた黒木さんに密着した1冊で、作品内で披露したウエディングドレス姿やオフショットなども含まれており、黒木さんの様々な魅力が詰まった一冊となっているようですが、残念ながら売れ行きがかなり悪い様子。
黒木さんは女優として数多くの映画やドラマに出演し活躍しているのですが、黒木さんの場合はビジュアルではなく、演技が評価されているタイプの女優であるめ、黒木さんが写真集を出すことに対して驚いた方も多いようです。
<黒木華さんの初写真集 映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』より>
ですが、黒木さんは『重版出来!』でテレビドラマの主演を初めて務め、視聴率こそ一度も10%を超えることは無かったものの、視聴者からは高く評価されていたドラマとして話題になっており、データニュース社のテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象3000人)の満足度調査によれば、『重版出来!』は5段階中で平均3.92(高満足度基準は3.7)を記録し、今期放送されていたドラマの中では3番目に高い数値だったとのことから、視聴率は悪かったものの、視聴者の満足度が非常に高い作品だったことが明らかになっています。
これによって主演の黒木さんは、女優としての評価が上がったことに間違いはないのですが、ビジュアルに対して世間の評価はかなり厳しく、写真集を出版したのは間違いだったのかもしれませんね…。。
そんな黒木さんが務めた『重版出来!』の主演は当初、能年玲奈さんに内定していたといわれており、能年さんは事務所との間で色々なごたごたがあり、出演を断ったことから、次に有村架純さんが候補に上げられていたものの、それを断って黒木さんに主演の話が回ってきたと言われており、巡りに巡ってきた役を演じるのも何かの縁で、この作品への出演をきっかけに映画だけでなく、ドラマにも出演し今後更に幅広く活躍していってほしいですね。