現時点でインスタグラムのフォロワー数は354万人超えで、父親・木村拓哉さん(51)の401万人に迫る勢いで影響力を拡大させているモデル・女優のKoki,さん(21)が、アメリカ発のファッションブランド『COACH(コーチ)』のキャンペーンモデルに抜擢され、そのビジュアル写真が公開されました。
Koki,さんが起用されたのは、COACHの新キャンペーン「Unlock Your Courage(自分らしさの、その先へ)」のモデルで、公開されたビジュアルでは、オーバーサイズのニットとミニボトムを着用し、新作バッグを持って満面の笑みを見せています。
<↓の画像が、Koki,さんがモデルの『COACH』新キャンペーン・ビジュアル写真>
このビジュアルに対してネット上では、「鮮やかなダボダボのニットにボサボサで絡みついた長髪と真っ赤な口紅。トー横に立ってる女の子みたい…」などと、辛辣な声が相次いでいると週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が伝えています。
実際にネット上での反応を見てみると、
- 何枚も撮って、この写真しか無かったのか?って疑問に思うほどの写真。
自然な笑顔を撮っても、美しさや可愛さがあるのがプロのモデルさんなんだということを再認識した。 - これはすごいですね。驚きました。ひどいです。髪の毛が暑すぎます!髪の毛をアレンジして爽やかにするなどの考えはないのだろうか。
- 暑苦しい 髪の毛の中の笑顔、怖いよ バックは、振り回さない キャンペーンビジュアとは思えない 何がCOACHなのか、全くもってわからない
- モデル…アンバサダーの条件って何だ?キムタクの所の小娘が持ってるから素敵って買う人居る?
容姿の良さが決め手と言うなら街にこの子より良い女性はごまんといるから - おかげで持ってるCOACHはメルカリで売って断捨離ができました。COACHを持ってることが恥ずかしくなった
などと酷評が相次いでいます。
ネット上で辛辣な声が上がる原因について芸能プロダクション関係者は、「今年22歳となり、ストレートに進学している大学生ならば卒業を迎える学年です。しかし、15歳でモデルデビューをしているためか一般的な社会経験が少なく、年齢よりも“幼い”印象を受けるケースが少なくありません。Koki,さんは自身のInstagramで自撮りショットをたびたびアップしていますが“夏期講習に通う高校生”といったツッコミも集めています」
と語り、容姿の幼さを要因の1つとして挙げています。
今回のキャンペーンビジュアルを巡っては、Koki,さんのビジュアルに対して厳しい意見が相次いでいますが、批判の大きな原因はやはり“親の七光り”とみられ、Koki,さんは木村拓哉さんと工藤静香さんの娘ということで2018年に『ELLE japon』の表紙を飾り、華々しくモデルデビューしました。
その後、日本人初&歴代最年少の15歳で『BVLGARI(ブルガリ)』のアンバサダー就任、続いて『CHANEL(シャネル)』のビューティーラインのアンバサダーにも起用され、2019年にはシャネルのパリコレでランウェイデビューしました。
続いて2020年にはCOACHの日本アンバサダー、2021年に『ESTEE LAUDER(エスティローダー)』のグローバルスポークスモデル(日本人初)、『LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)』の魅力を伝える広告塔的なフレンド・オブ・ザ・ハウス、『VALENTINO(ヴァレンティノ)』のキャンペーンモデルに抜擢されるなど、モデルとしての経験や実力が不十分にも関わらず、高級ブランドのアンバサダーやモデルなどを務めています。
女優業に関しても、映画未出演ながら2018年にはファッション誌『ELLE』が選考の『エル シネマアワード2018』で、期待の新人に贈られる「エル・ガール ライジングスター賞」を受賞しました、
それから3年後に、『呪怨』シリーズなどで知られる清水崇監督がメガホンをとったホラー映画『牛首村』で主演を務め、スポーツ紙記者で構成の東京映画記者会が主催の映画賞『ブルーリボン賞』で新人賞を受賞、そして初の海外映画出演となる『Touch』(日本公開は来年1月24日)ではヒロインに抜擢されました。
これは本人の実力ではなく親の影響力によるものだとみられており、親の七光り批判が絶えないのですが、本人はそうした批判を完全スルーし、直近のインタビューではモデル業について、「あらゆるブランドとお仕事をさせていただいて、ファッションがいかに人々のインスピレーションとなり、人々に感動や自信を与えているかなど、カルチャーやファッションの多彩な側面について多く学ぶことができています。ファッションは本当に広大で強い影響力があります。私をすごく夢中にさせてくれるものです」
とコメントしています。
女優業に関しては、「父のパフォーマンスや演技は、私に大きな影響を与えてくれました」「様々な役、様々なジャンル、様々な国で挑戦し続けたい」
などと語り、女優業に進出した理由は「私も父のようになりたい」との思いからだったとしています。
インスタグラムのフォロワー数は354万人と大きな影響力を持っているものの、実力が不十分な状態で大きな仕事を獲得していることでアンチが激増し、ちょっとしたことでも批判が集中するといった状態が続いており、Koki,さんの活動は母親で歌手・工藤静香さん(54)がプロデュースしていると言われているので、ネット上での批判に対して不憫に感じることもあります。
ただ、Koki,さん自身が強く望んで芸能界入りし、親子二人三脚で活動をしている以上はある程度のバッシングは仕方がなく、批判をバネにこれから成長して1人前のモデル・女優となり、実力で仕事を獲得できるよう頑張ってもらいたいです。