15日に都内で行われた海外ドラマシリーズ『THE FLASH/フラッシュ』の日本初上陸記念特別イベントに、お笑いコンビの8.6秒バズーカーが出席しました。
8.6秒バズーカーは、吉本興業の芸人養成所・NSC(吉本総合芸能学院)を卒業後の昨年4月に結成し、リズムネタの「ラッスンゴレライ」で同年末から徐々に話題になり、“芸人史上最速”のブレークを果たしましたが、ブームが過ぎるのも早く8.6秒バズーカーの田中シングルさんは今回のイベントで「(ドラマの主人公の)フラッシュは特別な武器もなく、ただ早く走れるだけ。とりあえず最速で出てきただけで武器がない俺らみたい」と自虐コメント。
さらに同イベントに出席していたピン芸人のなだぎ武さんに「史上最速で消えるんじゃないかって言われている」と相談を持ちかける一幕もあったのですが、このニュースが報じられるとネット上では「もう消滅してたかと思いました」などといった厳しいコメントが寄せられています。
8.6秒バズーカーは例を見ない爆発的なブレークをして、今年3月には、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する芸人で最速となるデビューから1年以内にDVD『ラッスンゴレライ』をリリース、さらに「なんばグランド花月(NGK)」で単独ライブを開催するなどしましたが、コンビ名やリズムネタ「ラッスンゴレライ」に関してある疑惑がネット上で浮上。
それは「8.6」というのは広島に原爆が投下された日、「ラッスンゴレライ」は漢字にすると「落寸号令雷」で原爆投下の暗喩、原爆投下用に改造された米軍の爆撃機B-29の名称「Enola Gay(エノラ・ゲイ)」の再来を英語にすると「Enola Gay Returns」となり、これをを並び替えると「Ratsunne Goleray」となる等、ネット上では様々な噂が飛び交い、しばらく炎上状を続けていました。
この騒動があまりにも大きくなったことから、8.6秒バズーカーの田中シングルさんとはまやねんさんは、4月に配信されたネット番組『よしログ』にて疑惑を完全否定。
これに加えて週刊誌『週刊文春』のインタビューを受け、改めて疑惑を否定するとともに、吉本興業が威力業務妨害での告訴など、様々な手段を検討していることが報じられました。
しかし、この疑惑以外にもはまやねんさんが過去に更新したブログ、Twitterなどで、反日発言などをしていたことが明らかとなっており、2人に対するバッシングはその後も続き、この騒動も影響してかメディアへの露出も減少。
さらに、その間にピン芸人のとにかく明るい安村さん、厚切りジェイソンさん、お笑いコンビ・バンビーノ、おかずクラブ、ピスタチオなど、次々に話題の芸人がテレビ番組に出演し、8.6秒バズーカーの存在は少しずつ薄れていき、勢いも完全に失ってしまっています。
そんな8.6秒バズーカーが15日にイベントに登場し、「とりあえず最速で出てきただけで武器がない」と自虐コメントをしたり、史上最速で消える可能性があることに危機感をあらわにしていましたがネット上では、
- もし流行語大賞に選ばれても『あれ?今年だった?』と言われて終わりだろうね。それぐらい忘れ去られてる
- はまやねんの平気で遅刻したり、緊張感のないテレビ映りを見ていると応援したくないって思える。
- いたな、そういやこんなの。既に終わってるわな
- あの、ネタが反日主張ではないかという疑惑が致命的だったな。ラッスンの意味を知ってからマジで笑えなくなった
- 反日という噂はさておき、トークが驚くほどつまらないから消えて当然だと思うが
と言った厳しい声が数多く上がっています。
世間からはこのような厳しい声が多数寄せられている状況で、明らかに人気は低下しているものの、田中さん曰く、去年の12月からまだ休みをもらっていないそうで、今年の11月までスケジュールが埋まっているとのことですが、来年は厳しく、こうしたイベントにも登場しなくなるかもしれないですね。
原爆揶揄悦、反日疑惑が浮上する以前から、「ラッスンゴレライ」のどこが面白いのかが理解できない、意味がわからないなどといった声が多く上がっており、次に出したネタも同じようなリズムネタで、万人受けするようなネタではなく、トークも出来ないために消えるのは致し方のないことで、まだ2年目なわけですからこれからしっかりと芸を磨き、再びブレーク出来るよう頑張ってほしいと思います。