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【今年の漢字2017】TOP10発表、北に決定したワケにネットでは賛否両論。忖度は流行語大賞も票少ない結果に

2017年『今年の漢字』が【北】に決定の理由…北朝鮮ミサイル発射、大谷翔平がメジャー移籍、清宮幸太郎が入団で日ハムに注目

その年の世相を表す字として、毎年12月に『日本漢字能力検定協会』が発表している『今年の漢字』が、【北】に決定したことが12日に京都市東山区の清水寺で発表されました。

『今年の漢字』は、ハガキやウェブサイトを通じた投票で決まるもので、1995年からスタートし今年で23回目を迎えます。

発表によると、今年の応募総数は153,594票で、その中で最も多い7,104票を獲得した【北】が『今年の漢字』として決定し、今年を表す漢字として【北】を選んだ理由については、

などが挙げられています。

<↓の画像は、清水寺の森清範(もり・せいはん)貫主が、今年の漢字【北】を揮毫(きごう)した際の写真>

また、2位以下の漢字も発表されており、以下のような結果になっています。

【2017年の『今年の漢字』TOP10】(カッコ内は得票数)
  1. 1位:【北】(7104票)
  2. 2位:【政】(3571票)
  3. 3位:【不】(3323票)
  4. 4位:【核】(3138票)
  5. 5位:【新】(2958票)
  6. 6位:【選】(2880票)
  7. 7位:【乱】(2782票)
  8. 8位:【変】(2717票)
  9. 9位:【倫】(2538票)
  10. 10位:【暴】(1945票)

ちなみに、昨年の『今年の漢字』は、リオデジャネイロ五輪で日本代表が金メダルを12個獲得し、前東京都知事の舛添要一さんの政治資金問題による政治とカネが話題になり、昨年大ブレークしたピコ太郎さんの衣装の色などから、【金】が選ばれました。

そして、『今年の漢字』が【北】に決定したことに対してネット上では、

などのコメントが寄せられており、賛否両論となっています。

1位の【北】は2位の【政】に倍近い差を付けているのですが、今年は1月にアメリカでトランプ政権が発足し、春以降には北朝鮮情勢が不安定となり、ミサイル発射を繰り返したほか、9月には1年ぶり6度目の核実験も実施しました。

こうした動きによって国際情勢はより不安定さが増し、日本では毎日のように北朝鮮に関するニュースが報じられる異常事態になっています。

また、『北海道日本ハムファイターズ』の大谷翔平選手が、アメリカ・メジャーリーグの『ロサンゼルス・エンゼルス』に入団し、高校通算111本塁打の高卒大物ルーキー・清宮幸太郎選手が日ハムへ入団するなど、確かに今年は【北】に関する話題が大きな注目を集めた1年だったような気もします。

その一方で、今年は「忖度」という言葉がメディアなどで多く使われ、『2017ユーキャン新語・流行語大賞』の年間大賞を受賞しました。

【忖】という漢字は、「心を推し量る」という意味などを持つため、この漢字も今年を表す漢字として相応しいとも感じますが、今回発表された『今年の漢字』の中では以外にも票が少なく、1670票で18位という結果となっていました。

今年も様々な話題が出た中で、マイナスとプラス両方の話題で多く目にした【北】が最も多くの票を獲得し『今年の漢字』に選ばれましたが、果たして来年はどのような結果となるでしょうかね。

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