1972年から毎年開催の『第47回ベストドレッサー賞』(主催:一般社団法人日本メンズファッション協会)の授賞式が先日行われ、今年の芸能人部門は俳優・高橋一生さん(たかはし・いっせい 37歳)と女優・有村架純さん(ありむら・かすみ 25歳)が受賞したのですが、高橋さんが受賞したことにネット上では疑問の声などが噴出しています。
ベストドレッサー賞は、ファッション意識の向上、産業の活性化、文化交流などを目的として1972年に設立され、「ファッションセンスがあり、ユニークで個性的、ライフスタイルにおしゃれ感の漂う人物」に対して贈られる賞となっています。
そして、授賞式に出席した高橋一生さんは白シャツに黒のスーツ、茶色のブーツ姿で登場し、「(セットアップのスーツは)15年ぐらいお世話になっているお店で作ってもらい、アメリカントラディショナルなファッション」を意識したコーディネートと説明していました。
<↓の画像が、『ベストドレッサー賞』授賞式に出席した高橋一生さん等の写真>
(左から有村架純さん、高橋一生さん、レーシングドライバー・中嶋一貴さん)
普段着については、「10代からスケボーをやっていたので、ゆったりした服装が多いかもしれないですね」と明かしていました。
ちなみに、昨年から人気が急上昇している高橋一生さんは今年『ベストドレッサー賞』だけでなく、『第35回ベストジーニスト2018(協議会選出部門)』も受賞し、昨年は『第30回日本メガネベストドレッサー賞(芸能界部門)』を受賞するなど、ブレークして以降にファッション関係の様々な賞を受賞しています。
<↓の画像は、『第35回ベストジーニスト2018』受賞時の高橋一生さん等の写真>
(左から中島裕翔さん、菜々緒さん、荻野目洋子さん、高橋一生さん、長谷川潤さん)
しかし、高橋一生さんは今年2月に週刊誌『フラッシュ』によって、15歳年下の女優・森川葵さん(もりかわ・あおい 23歳)との半同棲愛をスクープされた際に、同誌に掲載された私服姿に対して世間から、「私服がダサ過ぎる」などの声が多く上がる事態となっていました。
<↓の画像が、『フラッシュ』に掲載の高橋一生さんの私服写真>
そのため、オシャレな人に贈られるという『ベストドレッサー賞』を受賞したことに対してネット上では、
- え?チェーンが?って思ってしまった
- 高橋一生、あのファッションでベストドレッサー賞?w
- 高橋一生、チェーンウォレット付けててもベストドレッサーw
- いっチェーンがおしゃれとかギャグ!?
- イッチェーンは確かに話題になりましたもんね
- オシャレはイメージなくても人気があればとれるんだね
- どういう基準で選んでんの?こればかりじゃなくてメガネとかジーニストとかさ
- 高橋一生、確かになんかの雑誌では和服を作ったとかコートをオーダーしたとか十代の頃からファッションにはこだわりがあるとか色々言ってたのを読んだ覚えがあるよ。
でもあのライダースにチェーンの報道以来、どうにも『おしゃれぶってるけど実はダサい』って印象ついちゃったよね。
などと、決してオシャレとは言えない私服姿が話題になってしまったこともあり、疑問の声が多く上がっています。
高橋一生さんは2016年にファッション誌『GINZA』のインタビューを受けた際に自身のファッションについて、「年を重ねるごとに、何をおしゃれしてんだ!と自分ツッコミが入ってきてしまって。だから服装も結局、Tシャツとデニムに落ち着きました。」「気に入った服は同じものを3着買って、補修しながらボロボロになるまで着ます。」
と語っており、基本的にはシンプルなファッションを好んでいる様子です。
<↓の画像は、その他の高橋一生さんの私服姿の写真>
一方で『フラッシュ』に撮られた時の格好はシンプルではなく、統一感があまり感じられないコーディネートで、さらに腰にぶら下げているシルバーのウォレットチェーンも大不評だったため、オシャレな人に贈られるという『ベストドレッサー賞』を受賞することに対して、疑問の声が上がるのは仕方がないかもしれないですね。
なお、『日刊スポーツ』によると『ベストドレッサー賞』は、「ファッションのみならず、自主性、流行性、時代性、人間性、国際性といった観点から、各分野で時代をリードした人に贈られる賞」としており、高橋一生さんは現在高い人気を得ているということから選出された可能性もありそうです。
『ベストドレッサー賞』に限らず、高橋一生さんが受賞した『メガネベストドレッサー賞』や『ベストジーニスト賞』についても、普段着用しているイメージがあまりない話題の芸能人が受賞することも珍しくないため、これらの賞は大体が「話題賞」と言えるでしょうね。