伝説的なバラエティ番組『進ぬ!電波少年』(日本テレビ系)で、監禁状態で懸賞品だけで生活を送るという企画に挑戦して一躍有名となったタレント・俳優のなすびさん(本名=浜津智明 40歳)は、東日本大震災の被災地支援の一環として、世界最高峰の山『エベレスト』の登頂を目指していたのですが、4度目の挑戦でついに登頂を成功したことが明らかとなりました。
現地からは日本の留守番隊へ15時40分(現地時間12時25分)に登頂成功の衛星電話が入り、現地時間11時50分に頂上に到達。
隊員1名は途中で目が見えにくくなり、これ以上は危険ということから途中下山したものの5人が登頂に成功したとのこと。
なすびさんは自身のフェイスブックに「エベレスト8848mの山頂です!青空!」と山頂で撮影した写真を投稿しています。
<↓の画像が、山頂で撮影した写真>
なすびさんは2011年3月11日に発生した東日本大震災で大きな被害を受けた地元・福島県の復活、再生を祈願してエベレストへの登山を計画。
2013年5月に行った初挑戦は山頂からわずか100メートル下で悪天候に阻まれてしまい、無念の撤退となりました。
その後もなすびさんは諦めずにエベレスト登頂へのチャレンジを続けていき、2014年に募金で数百万円を集めて再挑戦したのですが、エベレスト史上最悪の雪崩事故が発生し、地元・ネパールの登山支援者であるシェルパが登山をボイコットしたことから登頂を断念することに。
3度目の挑戦は昨年4月のことで、再び募金でお金を集めて挑戦したのですが、同25日にマグニチュード8以上の大地震がネパールで発生し、ベースキャンプでの氷河崩落事故の影響で断念することになり、それから1年が経ち4度目の挑戦をしてついに登頂成功となりました。
4度目の挑戦では4月5日に日本を出発し、同6日にネパールの首都・カトマンズに到着。
それから高度順応をしていきながら同22日にベースキャンプへ到着し、頂上アタックに向けてのタイミングを図っていました。
これにネットでは、
- すげーwめちゃくちゃ馬鹿にしてたけど、やり遂げたんだなw
- おめでとう すごいね~。無事下山して戻ってきてくださいな
- 凄いな でも、復興支援と登山の関係性がわからん
- これが福島復興と何の関係があるのか未だにわかりませんが、おめでとう
- 代表作が懸賞生活と寄付金登山か~。この路線でどこまでいけるか頑張ってほしい
- 復興支援には何の役にも立たんけどwそれでも、なすびよくやった。福島ローカルではそれなりに見るけど、全国テレビにもっと出られるよう頑張れ
- これに対してイモト陣営はどうモチベーション保つのだろう。そんな事関係無いのかな、、、少なからず視聴者へのインパクトは軽くなっちゃうよね。
- 映画『エベレスト』みて登頂の考え方が変わった。偉大だけど無謀だ。本気に命がけ。
などのコメントが寄せられています。
なすびさんがエベレストを登頂し、これで被災地の復興にどのような効果をもたらすのか不明ではあるのですが、ただ単純に世界最高峰の山であるエベレストの登頂に成功したというのがとても素晴らしいことで、なすびさんのエベレスト登頂によって勇気を貰ったという方は多いかもしれません。
これから下山して帰国となるのだと思いますが、引き続き気を抜かずに下山して、エベレスト登頂についての話をしてほしいと思いますね。