週刊誌『週刊女性』が、女性たちが嫌いな「嫌いな女ランキング2019 TOP50」を先日発表し、2位にランクインしたタレント・モデルの鈴木奈々さんが注目を集めています。
『週刊女性』は同誌のWeb版『週刊女性PRIME』などで、「あなたの嫌いな女性芸能人は誰ですか?」(複数回答あり)というアンケート調査を3月下旬~4月上旬にかけて実施し、10代~70代の女性1433名から寄せられた回答をもとに「嫌いな女ランキング2019 TOP50」を発表しました。
今回のランキングで1位を獲得したのは、2015年に行った前回の調査と同様に歌手・タレントの和田アキ子さんが1位(175票)となっており、和田さんが嫌いな理由としては、
- 「偉そう。お山の大将みたいで感じが悪い」(40代・会社員)
- 「誰も逆らえない感じが見ていて嫌」(30代・主婦)
- 「パワハラの権化」(50代・会社員)
- 「紅白に出られず、グダグダ言ってたのは大人げない」(50代・主婦)
などと厳しいコメントが寄せられています。
そんな和田アキ子さんに次いで2位(129票)にランクインしたのが鈴木奈々さんでした。
今回のアンケートで寄せられた鈴木奈々さんが嫌いな理由は、
- 「うるさい、下品」(30代・主婦)
- 「興奮すると同じことを繰り返したり、抱きつく癖も見苦しい」(50代・主婦)
- 「中身がないので飽きる」(50代・会社員)
などと、和田アキ子さんと同様に辛辣なコメントが並んでおり、コラムニスト・女装家のブルボンヌさんは鈴木奈々さんについて、「あれがタレントとしての生命線なのにね。あの子が黙ったら終わりよ。止まったら死ぬマグロと同じで、きっと死んじゃう(笑)」とコメントしています。
TOP10には2人の他にも、ベッキーさん、工藤静香さん、泉ピン子さん、松居一代さん、土屋太鳳さん、剛力彩芽さん、指原莉乃さん、広瀬すずさんがランクインしています。
<↓の画像が、「嫌いな女ランキング2019 TOP50」の写真>
そして、夕刊紙『日刊ゲンダイ』は2位に急上昇した鈴木奈々さんの今後について、逆に芸能界で生き残れる可能性が高いのではないかと推測しています。
鈴木奈々さんは2006年12月にファッション誌『Popteen』に初登場、その後は同誌の看板モデルとして活躍し、2011年からテレビ番組への出演を本格的に開始し、おバカタレントとして一躍人気となりました。
鈴木奈々さんは「2015年上半期タレント番組出演本数ランキング」(ニホンモニター発表)で、番組タイトル本数ランキングの1位(95本)を獲得し、小島瑠璃子さん、指原莉乃さん、大久保佳代子さんといった現在も活躍している人気タレントよりも多くの番組に出演していました。
しかし、ライバルが多いおバカタレント界は入れ替わりが非常に激しく、鈴木奈々さんも近年は露出が激減しており、おバカタレント枠では現在、元なでしこジャパンの丸山桂里奈さん等がバラエティ番組に引っ張りだこ状態で、キャラかぶりしている鈴木さんは淘汰されています。
<↓の画像は、丸山桂里奈さんの写真>
そうしてここ数年の間で露出が激減している鈴木奈々さんは、このまま消えてしまうのではともみられているのですが、『日刊ゲンダイ』の記事でコラムニスト・桧山珠美さんは、「そうそうたる顔触れの中で(嫌いな女ランキングの)2位は大したもの。逆に魅力がある証拠で、生き残るのでは」
と推測しています。
また、鈴木奈々さんのタレントとしての魅力などについては、「確かに丸山のキャラは面白くて、鈴木にとっては脅威でしょう。しかし、丸山を引き合いに出して自分の価値を再度認めてもらおうという計算かもしれません。なぜなら、鈴木のバラエティー番組での体の張り方は芸人顔負けで、丸山にも負けていない。“鈴木奈々健在”を十分にアピールしています。クールではなく、暑苦しい昭和的なノリは、高齢化が進む視聴者層とも相性がいい。国民の孫、娘のような感覚で応援している人もいるでしょう」
と語っています。
<↓の画像は、鈴木奈々さんと丸山桂里奈さんの2ショット写真>
一方で、鈴木奈々さんに対するネット上の声を見ると、
- このまま露出がなくなればいいと思う
- 鈴木は視聴者に人気なんか元々無い
- 鈴木奈々はうるさいし、必死すぎる感じが痛い。
- あの始球式でこのタレントが大嫌いになりました。二度とプロ野球に関わらないでください。
- 全てがわざとらしく見えてしまう。大袈裟過ぎるのが見ていてしんどい。
- そっか~、年齢が高い層に受けが良いのか。私は逆だと思うのだけれど、この娘のキャラは受け容れられない。
何せ中身が無い。繰り返しの言葉、オーバーリアクション。何処が魅力なの?画面に出てくる理由が分からない。 - 制作側はとても使い易いタレントでしょうね。ただ、騒がしくて計算高く品が無い、視聴者に嫌われて当然の人だと思います。
- やることなすこと言動すべてがわざとらしいんだよ。不自然なんだよ。加えてしつこいんだよな。
- 鈴木奈々はそろそろこのキャラ卒業した方がいい。視聴者は快く思っていないことに気付くべき。
菊地亜美は結婚を機にうまくキャラを脱せてる気がする。 - 丸山さんのぶっ飛んだ発想やエピソードには引きますが笑えたりするし、とにかくうるさい鈴木奈々程嫌いではない
などなど、やはり否定的な声ばかりで、4月に行ったプロ野球の始球式での失態によってさらに好感度を下げている様子です。
鈴木奈々さんの一生懸命な部分は個人的には嫌いではないのですが、わざとらしいオーバーリアクションを続け、そうした動きやトークから計算高い部分が透けて見えてしまっており、かといってトークが上手いというわけでもないことから、現在のキャラで生き残るのは難しい気がします。
鈴木奈々さんが所属する芸能事務所『TWIN PLANET ENTERTAINMENT』には、SKE48・須田亜香里さん、元AKB48・西野未姫さんなどが所属し、今はこの2人の方が勢いがあり、西野さんと鈴木さんはキャラがカブっているので、そのうち事務所からもプッシュされなくなってしまいそうです。
鈴木奈々さんは始球式前に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系 水曜22時)のドッキリ企画で披露した演技が反響を呼んでいたので、キャラを変えて路線変更するのもいいのではと思いますが、現在のキャラを貫き通して芸能界で生き残りをかけるのでしょうかね。