森三中・大島美幸さん(43)の夫で、ラジオパーソナリティとしても活動している放送作家・脚本家の鈴木おさむさん(本名=鈴木収 51歳)が12日に、放送作家業と脚本業を来年3月末をもって引退することを電撃発表しました。
鈴木おさむさんは自身のブログやX(旧・ツイッター)、インスタグラムを更新し、「僕は1992年2月から放送作家というお仕事を始めさせていただき、今年で32年。放送作家に加えて、脚本業もさせていただいてきましたが。来年2024年3月31日で32年やってきた放送作家業を辞めることにしました。脚本業も辞めます。」と
引退を報告し、引退を決断した経緯や理由を長文で綴っています。
引退を決意したきっかけは、同じ事務所に所属するシンガーソングライター・山下達郎さんのライブだったそうで、2019年のライブで『LAST STEP』という曲を聞いて「50歳になったら辞める」と思い立ったといいます。
50歳で引退しようと思った背景については、これまでの人生を振り返った際に「40代後半から、おもしろく生きられてないな」「ここ数年、作り手の前に人として、振り切って生きれていないな」と思い、加えて『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)など、20代の頃から数多くの番組を手掛けていたSMAPが2016年末をもって解散して以降、「常に入っていた120%の力が入らない時も出てきてしまった。」といい、これらの理由から引退を決断したそうです。
関係各所には今年4月から引退の意向を伝えたといい、気になる引退後の活動については、「来年春からは、若者たちを応援することが出来たらと思っております。現在51歳。今だったらまだ間に合う。まだ形になってはないですが、それをこれから本気でやってみたいと思っています。」「これまでやれなかったことを、拾っていくかのように、やっていこうとも思っています。肺の持病も抱えていますので、もっともっと身体をいたわって生きていこうと思います。」
と綴っています。
引退に対して妻である森三中・大島美幸さんは「いいじゃん」と全力で言ってくれたと明かし、「今の仕事を辞めるということは、当然ながら、来年からは収入がとても減ります。でも、妻はある時言ってました『お金に執着するとそういう人生になるんだよな』と。その言葉を聞いて、ハッとしました。今までの人生で、僕は何かを手放した時に、大きく人生が変わり、別の大切な何かを手に入れています。だから今、放送作家という大切なものを、ここで手放すことをしてみようと思っています。」
としています。
<↓の画像は、妻・大島美幸さん、長男・笑福くん(えふ 8歳)との家族写真>
そして、鈴木おさむさんの引退発表に対してネット上では、
- テレビの力を使ってコムドットを国民的タレントにできなかったから辞めるって言ってたからなあ。
それくらいの覚悟で挑んだけど達成できなかったし、テレビという業界への熱量がなくなっちゃったのかもですね。 - この方はものすごく好奇心旺盛。そんな鈴木さんなら、これからの人生もより豊かで素敵なものにできるはず。
まだ51でもったいないなとも思うけど、「なにかを手放してなにかを手にいれる」というとはすごく納得できる部分がある。 - 120%の力で好きなことを仕事にできてる人生はいいね。大多数の人は好きじゃない仕事を60~70%くらいの力でやって余暇を楽しんでバランスを取ってると思う。私も仕事したくなくてたまらなくて最近筆が全然進まない。
- バラエティであれ、ドラマであれ、様々な番組なエンドロールに鈴木おさむの名前を見るにつけ、仕事し過ぎじゃない?と思ってたけど、同世代の人間としては次はどんな事をするのか興味深い。
- いい夫婦だなぁ。世の中には夫婦揃って美男美女やらセレブ妻のキラキラ生活なんかを売りにして羨ましさを募ってる方々もいるけど、本当に幸せなのは違うんだとつくづく思う。
などの声が上がっています。
鈴木おさむさんは現在も、元SMAPで新しい地図の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんが出演のバラエティ番組『ワルイコあつまれ』(NHK Eテレ)、中居正広さんが司会の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)や『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)、5人組の人気YouTuberグループ・コムドットが出演の『コムドットって何?』(フジテレビ系)、他に『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)、『帰れマンデー見っけ隊!!』(同)、『家事ヤロウ!!!』(同)、『激レアさんを連れてきた。』(同)など、数多くの番組で構成や放送作家などを担当しています。
また、ラジオパーソナリティとしては3本のレギュラー番組を持つ売れっ子なのですが、これら全ての仕事を辞めて、新たな活動を開始するのだとすれば驚きです。
実は、鈴木おさむさんは少し前から自身の引退について語っており、今年5月放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)では、「俺も放送作家人生で30年やってきたんだけど、コムドットの番組があって、これが自分にとっての最後かなって。辞める可能性があるとかじゃなくて、たぶん辞めると思う。」
と告白していました。
鈴木おさむさんは非常に好奇心旺盛で、放送作家・脚本業だけでなく表に出る活動も積極的に行い、タレントと変わらない知名度がある方で、数多くの仕事を抱える中で突然の引退発表には非常に驚きましたが、恐らく完全に表舞台から退くわけではないでしょうし、今後新たにどういった活動を始めるのかにも注目したいですね。