2009年に覚せい剤取締法違反で逮捕された歌手・女優の“のりピー”こと酒井法子さん(44)は、2012年に執行猶予期間が終わったことから芸能活動を再開しましたが、一連の騒動によって人気とイメージが低下してしまったことからテレビ番組に出演するのは難しく、復帰をしたもののここ最近は全く姿を見なくなっています。
そんな酒井さんが、今どのような活動をしているのか週刊誌『女性自身』が報じています。
同紙によると、酒井さんは元夫の高相祐一さん(44)との間にもうけた長男(16)を育てるため、何でも仕事をこなすようになったそうで、地上波での復帰が上手くいかなかったことから、舞台などで活動し、その他にパチンコ営業やイベント営業も行っているとのこと。
また、今年の年末には200人ほどの規模のクリスマスディナーショーの開催を予定しており、価格は2万円台とそれなりの値段であるものの、一部の席を除いてほぼ完売しているそうで、さらに東京、横浜、福島、能登、沖縄の全国5ヶ所で開催予定だといいます。
<↓の画像は、今年のクリスマスディナーショーの案内>
そして、復帰後から行っているパチンコ営業に関してですが、系列店を1日に3店舗、各店舗の滞在時間30分でギャラは300万円程度で、1店舗だけで滞在時間20分だと100万円程度と、他のタレントに比べて高いギャラに設定されているそうです。
それでもパチンコ営業のオファーが多い理由は、酒井さんのネームバリューによってパチンコに興味が無い人でも店に足を運び、1店舗あたり1000人以上の集客を見込めるためで、さらに酒井さんはトークが巧みなことから店が盛り上がり、ツーショットやサインなど、ファンサービスもしっかりと行うことから客からも好評だといいます。
しかし、復帰から3年が経つもののやはり地上波での復帰が難しいようで、酒井さんは清純派女優として人気を得ていたものの覚せい剤で逮捕され、連日のようにこの事件がマスコミに報じられたこともありイメージがガラリと変わり、多くの方が「覚せい剤逮捕=酒井法子」というイメージを持っており、CHAGE and ASKAのASKAさんが逮捕された際にも酒井さんの名前がよく出ていました。
そうしたこともあり、酒井さんは昨年11月に情報番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演した際には、事件からすでに5年が経っているものの世間は冷ややかな反応で、番組では事件について一切語らず、何事もなかったかのようにイベントの宣伝をしていたことから、批判的な声が多く寄せられていました。
舞台への出演やパチンコ営業などによって収入も安定し、さらに11月11日にはミニアルバム『Truth ~飛べない鳥よ~』をリリースするなど、順調な活動をしているかに見える酒井さんですが、薬物のイメージが未だに払拭出来ておらず、地上波への復帰が難しいとなると、今後仕事が減っていき窮地に追い込まれる可能性は高いでしょうね。