天才子役・芦田愛菜さん(12)が、東京都内の名門私立中学「慶應義塾中等部」に入学していたことを9日付の『日刊スポーツ』が報じ、大きな反響を呼んでいます。
2月の時点で「偏差値70を超える首都圏では最難関校の一つとして有名」な中学校に合格していたことが判明し、ネット上では大きな話題になっていたのですが、芦田さんは偏差値70以上の複数の超難関中学に合格し、その中から芸能活動も可能な慶應中等部を選択したとのこと。
ちなみに、同校の中学入試の募集定員は男子が約140人、女子が約50人、女子の約半数は慶應義塾幼稚舎(小学校)からの内部進学者となっています。
今年度の入試の予想偏差値については、各機関のデータに若干の差はあるものの70台前半が多く、首都圏ではトップレベルだといいます。
なお、幼稚舎からの進学者を含めて同校の主な卒業生は、モデル・タレントの森泉さん、妹の森星さん、女優・柴本幸さん、菊池麻衣子さん、二谷友里恵さん、フリーアナウンサー・気象予報士の根本美緒さん、TBSの外山惠理アナ、元プロテニスプレーヤーでスポーツ解説者の松岡修造さん、経済評論家・公認会計士の勝間和代さん、AMF代表取締役社長・椎木里佳さん、ピアニスト・中村紘子さんなど。
<↓の画像は、8日の入学式終了後に『日刊スポーツ』が撮影した式典用制服姿の芦田愛菜さんの写真>
週刊誌『週刊新潮』が2月に報じていた記事によれば、芦田さんは都内の下町にある公立小学校に通っていた芦田さんは、「女子御三家」の1つとして知られる「女子学院中学校」と「慶應中等部」に合格。
さらに、滑り止めとして埼玉県内の中学校(偏差値65以上)も複数受験し、いずれも合格しているといいます。
芦田さんの近況を知る教育業界関係者によれば、芦田さんは小学校4年生から大手進学塾『早稲田アカデミー』に入学し、仕事を続けながら勉強に励んでいたといいます。
芦田さんは、平日学校が終わると「1時間半の授業を週に複数コマ」受けていたといい、昨年9月からは「NNコース」という特別カリキュラムにも取り組み、平日だけでなく休日も勉強し、週末には自宅学習と合わせて1日10時間以上も受験勉強していたそうです。
そして、女子学院や慶應など複数の難関校に見事合格したとのことなのですが、もし大学進学を考えている場合、女子学院の方が慶應よりも視野が広がるものの、6年後には再び受験する必要があり、芸能活動を休学する必要が出てくることもあるため、慶應への進学を選んだようです。
そして、これに対してネット上では、
- 慶應は大学から入るのはまだ簡単だけど、中学から入るのは相当難しいぞ
- 女子学院で6年間勉強漬けよりは、慶応進学というカードを持ちつつ芸能活動もしつつ…こっちのほうがいいわな
- 芦田プロには女優より科学者になって欲しい
- 既に大女優だけど、将来ものすごいことになりそう
- 女子学院にも合格したなら女子学院から東大を目指して欲しかったな。もし大学まで慶応コースだったらもったいない
- 女子学院は芸能活動厳禁だから事務所が説得したんだろうな
- 慶應ブランドを選ぶのは社会の図式を理解しているなぁという感じ。親がしっかりしてるんだろうね
などのコメントが寄せられています。
2011年4月期放送のドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)やCMなどで共演している子役・鈴木福さん(12)によると、芦田さんは当時から多くの本を読み、小学校1、2年生の時には月60冊もの本を読んでいると明かしていたといい、4年生の時に会った時にも分厚い本を読んでいたそうです。
また、芦田さんはドラマのセリフなどを完全に覚え、NGを全く出さなかったそうで、小学校1、2年生の時から将来は「薬剤師さんになりたい」「新薬を作る」と話していたと明かしていたのですが、芦田さん本人も以前、将来の夢は「科学者」だと答えています。
仕事だけでなく、勉強もかなり出来るという話は以前から聞いてはいましたが、芸能活動を続けながらトップレベルの最難関中学に複数合格するとは素晴らしいですね。
芦田さんはすでに新しい仕事も決定し、7日からスタートした新番組『気づきの扉』(テレビ朝日系 金曜23時10分~同15分)のナレーションを担当しており、これからさらに仕事と学業の両立が大変になりますが、引き続き頑張ってほしいと思います。