俳優・タレントの石田純一さん(62)が東京都知事選(14日告示、31日投開票)への出馬を明言し、立候補となるのか今後の展開に大きな注目が集まっていましたが、11日放送の情報番組『直撃LIVE グッディ』(フジテレビ系)に生電話出演した石田さんは、今回の都知事選について「残念ながら時間切れ」「準備不足」と説明しました。
これに対し、司会でキャスターの安藤優子さんがそれは出馬を断念するということなのか聞くと、石田さんは正式な発表については記者会見でするとしたものの、「その方向です。残念ながら時間切れ」といい、「不徳の致すところです」「ある意味ギリギリのスタートだった」「限られた時間の中で難しい選択だった」などと語っていました。
また、石田さんは8日に行った会見で「野党統一候補であるならば、ぜひ出させていただきたい」と、民進、共産、社民、生活の4党が推すことを条件に表明という考えを示しており、政党関係者と実際に話をしたのかどうか聞かれると、「第三者を通じて、誰とは申し上げられませんが民進党の方と話はさせていただいた。国政選挙があり忙しいとは理解していたが、ただでさえ時間がないので、ぶっちゃけ乗っていただけるのか、いただけないのかと話をした」とのこと。
今回、石田さんが都知事選への出馬をチラつかせたことによって、テレビ番組などの仕事にすでに影響を与えてしまっており、「多大なる御迷惑をかけているので、お昼ぐらいまでが(時間の)限界かなと」「各方面に大変な御迷惑をおかけした」と謝罪しています。
ちなみに、9日に浮上した契約CMの違約金問題の額は、「わずか数日で何百万円、何千万円の単位になっている」などと一部スポーツ紙は報じていました。
そして、石田さんの出馬断念に対してネット上では、
- 不足していたのは準備だけではなく、あらゆる全てのものが不足していたように見えましたが。。。
- 人は良いかもしれないが、おだてられて深く考えないで、金銭他多くを失った今回の行為は愚かと言われてもしょうがない
- 統一候補じゃなきゃ出ないとか、自分の信念を通したいから出馬しようとしてたというわけではないのがわかってたし、ただのお騒がせに過ぎない。ずっと出馬に反対してた奥さんはホッとしてるはず。
- どう見ても、それが正解でしょ?(笑) 結局、この騒ぎは何だったんだろう。
- 世論を見て負けると思ったから断念したんだろうね。そもそも勝てると思った事に驚くけど
- 自分の周囲の人すらコントロール出来ない人が都民を先導していくなんて絶対無理
- 結局そそのかす奴はいても冷静に判断させるブレーンが周りにいないのであれば、やめておくべき。そそのかす奴はCMの違約金なんて肩代わりする気なんてないんだから、損するのは自分だけ。どうせならじっくり勝負してください
- ナメてるとは思ったけど 信念つらぬく事もできないことの方が さらに人としてダメ。恐ろしいくらいカッコ悪い
- 石田純一って人は、本当に中身が空っぽなんだなーと再確認しただけだったな。
などのコメントが寄せられています。
石田さんは現在レギュラー番組4本、CM8本に出演しているそうで、これらが特に事前説明もなく、出馬によって放送ができないとなればペナルティを課されるのは当然で、下手すれば完全に干されかねないことから断念するのも当然のことでしょうね。
また、石田さんが8日に行った立候補の表明会見で、都政では「安心して子供を産め、老後も不安なく過ごせる社会をもう少し具体的に実現していきたい」、「日本の中でも東京は出生率が一番低い。結婚しにくい、子どもも産みにくい、育てにくい。これでは希望を持てない。特に東京は世界に誇れる都市なのに、そこが充実していない」などと力説。
さらに、憲法改正も争点にする方針だといい、「僕が市民目線で言えるのは、憲法のどういうところを変えていくのか、どういう日本に変えていくのかが全く論議されていないということ。都知事選ではそういうことも含める」などと主張し、現在の東京都が抱えている問題に関する発言は少なく、その一方で国政に関する話題が多いことから、これに対して世間からは呆れる反応の他に批判的な声が多く寄せられていたため、案の定の結果という感じですね。
今後も政治活動に参加していきたいと思っていそうな石田さんですが、家族が大事なのであれば、政治活動はせずに芸能活動に専念する方が良いかと思いますね。