元陸上競技選手で「百獣の王」を目指しているタレントの武井壮さん(41)。
昨年は、35歳以上の陸上競技選手を対象とした「世界マスターズ陸上競技選手権大会」に出場して、40~44歳クラスの200m走で見事銅メダルを獲得するなど衰え知らずの体力を持ち、そして私生活では2004年頃から2013年までは家なし生活を送るなど謎な部分が多い方ですが、武井さんが今月7日、「SWITCHインタビュー 達人達」(NHK)に出演した際、自身の家族について語り、複雑な家庭環境で育ったことを明かしています。
武井さんは母親については、10年に自身のブログで「俺たち生んだ母ちゃんはどんな女性なんだろーな。。(中略)母ちゃんよ。。生きてんのかも知らねえけどもょ。。幸せにやっててくれな。。」と語っていましたが、今回、番組では父親についても「親父はいたけど、子供の頃には他に家庭を持っていたんです。なので、子供の頃から一人暮らしをしてて」と語り、親からの愛情に飢え、「『褒めてほしい』という欲求があった」と明かしました。
また武井さんには「有名になって多くの人に認めてもらい、喜んでもらいたい」という理由から俳優を目指していた2歳年上の兄・武井情さんがいたそうですが、兄が22歳の頃に末期がんであることが発覚し、その後24歳という若さでこの世を去ったことは武井さん自身がブログやテレビでも明かしています。
武井さんはその兄の叶えられなかった願いを胸に、アスリートとして“世界一”を目指し、芸能界でも活躍して有名になることを目標としていたそうです。
これにネットでは、
- 武井って高校の教員免許もってんだよな 超人すぎる
- ( ;∀;)イイハナシダナー
- 早く家族を持ってもらいたいな
- 心も体も強い男なんだね
- 武井を一生応援することを決めた
などのコメントがありました。
武井さんの熱い気持ちは、こうした家族に対する思いが源になっていたんですね…。
これまで武井さんをテレビで観てて、あまりにも熱血漢であることから少し鬱陶しく感じる時がありましたが、このエピソードを聞いて今後の見方が変わりそうな気がします。
武井さんは、来年開催される「世界マスターズ陸上フランス・リヨン大会」に出場することを宣言していますが、昨年以上の記録を出してくれることに期待したいですね。