元ジャニーズタレントで歌手・俳優の“トシちゃん”こと田原俊彦さん(57)の長女で、女優・タレントの田原可南子さん(たはら・かなこ 旧芸名=綾乃美花 24歳)が、年内をもって大手芸能事務所『スターダストプロモーション』を退所することを発表しました。
田原可南子さんは26日夜に更新したブログで、今年1年を振り返って「今まで歩んできた道、選んできた道を冷静な気持ちで振り返る時間がありました。」と明かした上で、年内をもってスターダストを退所することを報告しています。
事務所退所は自分なりによく考えて出した決断とし、現在の心境は「今は、挑戦・冒険そんな気持ちが心の中にあります。これから始まる新たなスタートにわくわくしています。」と綴っています。
しかし、現時点で今後のことはまだ決まっていないそうなのですが、「この道を選んだ意味が良い意味で返ってくるように頑張るのみです!」と綴り、年内をもって公式ブログは閉鎖することが決まっている一方、インスタグラムは継続し、退所後の近況やお知らせなどを更新していくとしており、最後は「今後ともどうぞ宜しくお願い致します!」と締めくくっています。
このようにスターダストとの契約が終了することが分かった田原可南子さんは、元モデル・キャンペーンガールなどをしていた向井田彩子さん(むかいだ・あやこ 47歳)と田原俊彦さんが、1993年10月にできちゃった結婚してから4ヶ月後の1994年2月に生まれ、高校3年生の時に東京・原宿でスカウトされ、「綾乃美花」という名前で芸能活動をスタートさせました。
<↓の画像は、父・田原俊彦さんと母・向井田彩子さんの写真>
<↓の画像は、田原可南子さんと田原俊彦さんの2ショット写真>
芸能界入り後は田原俊彦さんの娘であることを伏せて、グラビアミスコンテスト『ミスマガジン2011』に応募し、約1万5000人の中から準グランプリ(JOYSOUND賞、ジョイポリス賞)に選ばれ、最終候補に残ったタイミングで田原さんの娘であることが明らかにされました。
ちなみに、この年のグランプリは、乃木坂46として現在活動している衛藤美彩さん(えとう・みさ 25歳)が受賞し、この後に乃木坂46に加入しています。
<↓の画像は、田原可南子さんが『ミスマガジン2011』準グランプリ受賞当時の写真>
右はグランプリの元乃木坂46・衛藤美彩さん
ミスマガジンで準グランプリを受賞後は、グラビアアイドルとして活動しながら女優業も行っており、2012年11月公開の伊藤英明さん主演映画『悪の教典』(三池崇史監督)に出演し、同年には歌手デビューもしています。
しかし、大学付属校からそのまま大学の芸術学部に進学した田原可南子さんは、出欠や課題などが厳しかったことから学業に専念し、卒業の見通しが経った2015年12月に芸名を本名に変更し、2016年1月期放送の窪田正孝さん&Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔さんW主演ドラマ『MARS~ただ、君を愛してる~』(日本テレビ系)に出演し芸能活動を再開、大学卒業後の同3月から本格的に芸能活動に専念していました。
<↓の画像は、『MARS』で共演の飯豊まりえさんと田原可南子さんの2ショット写真>
そんな田原可南子さんが今年出演した作品は、『相棒season16』(テレビ朝日系)の第16話、7月期放送の『ヒモメン』(同)、バラエティ番組『踊る!さんま御殿』(日本テレビ系)、『有吉ゼミ』(同)などで、9月27日~10月1日にかけて上演の舞台『グーとパーでチョキを出す』に出演予定でしたが、体調不良を理由に急遽降板していました。
<↓の画像は、『ヒモメン』で共演の川口春奈さんと田原可南子さんの写真>
降板発表から1ヶ月後にはブログの更新を再開し、舞台からの降板を改めて謝罪した上で、気持ちを新たに頑張っていきたいとしていたのですが、その後はこれといった仕事をすることなくスターダストを退所となった様子です。
田原可南子さんはデビュー当初は、田原俊彦さんの娘として注目を集めたものの、その後の活動で特に注目を集めることがなかったので、年内をもって契約が終了したのはそうした部分が大きいのかもしれません。
ですが、田原可南子さん自身は芸能界を引退するとは発表しておらず、今後もインスタグラムでは近況、お知らせなどを発信していくとのことから、引き続き動向を見守っていきたいですね。