俳優の渡辺謙さん(56)が、早期の胃ガンで内視鏡手術を受け、現在療養中であることが9日明らかとなりました。
渡辺さんは手術を受けたことを、所属事務所『ケイダッシュ』を通じて直筆コメントともに発表し、「私 渡辺謙は先日受けました人間ドックで早期の胃癌を見つけて頂きました。幸い早い段階のものでしたので早々に手術を受け、現在療養させて頂いております。」と報告。
また、「関係各位の皆様、諸々スケジュールの変更等ご迷惑をおかけ致しました。無理は禁物ではありますが舞台に向けて鋭意準備を重ねております。NY公演のスタートが少々伸びますことをご理解頂けたら幸いです。」と綴っています。
<↓の画像は、渡辺さんの直筆コメント>
渡辺さんは自身のツイッターも更新し、「いやぁ驚きました。妻が行ってと勧めた人間ドッグで癌発見。かなり早期なので早々に手術しました。二月は療養に切り替えて少し遅れてNYに入ることになりそうです。」と報告し、「ご心配かけますが、お待ち下さい。この段階での発見は奇跡、点検は大事ですわ。妻、そして人間ドッグを紹介してくれた娘にも感謝です。」と、妻で女優の南果歩さん、娘で女優の杏さんに支えられたことを明かしています。
<↓の画像左が南果歩さん、右が杏さんの写真>
<↓の画像が、渡辺さんのツイート>
渡辺さんは3月1日~4月17日まで、昨年のトニー賞(演劇界最高の栄誉とされる賞)で4冠を獲得したアメリカのブロードウェー・ミュージカル『王様と私』(ニューヨーク・リンカーンセンター)で昨年に続き主演を務める予定だったものの、体調が戻り次第出演する予定で、制作サイドとスケジュールを再調整しているといいます。
渡辺さんは1月に行われたケイダッシュグループの新年会に出席し、元気な姿を見せ、「またゼロから役を作り上げて、一度見た人でも“新たなキングだ”と思えるようなチャレンジをしていきたい」と抱負を語っており、胃ガンが発見されたという事に驚きましたが、幸いにも早期発見ですぐにでも復帰できるようなので安心しました。
しかし、渡辺さんは仕事が順調だった1989年に骨髄性白血病を発症し、一時は再起だけでなく生命も危ぶまれ、それから約1年の闘病の末に完全復帰したもののの、発病から5年後の1994年に再発しており、その後の経過は良好で現在に至るのですが無理はしないようにしてほしいですね。