お笑い芸人でありながら、ファッションアイコンとしても高い人気を得ている渡辺直美さん(わたなべ・なおみ 30歳)が、来年2月ごろからアメリカ・ニューヨーク留学を予定していることが明らかになりました。
18日発売の週刊誌『女性自身』によると、渡辺直美さんが来年春からのアメリカ・ニューヨーク留学を考えているといい、留学の目的は活動範囲を日本以外でも拡げることにあり、全世界で認められるエンターテイナーを目指して動き始めているそうです。
渡辺直美さんは2014年5月から3ヶ月間、ニューヨークに短期留学してダンスや語学の勉強をしていたのですが、その短期間での経験があまりも衝撃的だったため、改めて本格的な留学をしようと決めたようだと服飾関係者が語っています。
噂の真相を確かめるために『女性自身』の取材班は9月中旬に、渡辺直美さんに直撃取材を敢行しており、来年春からアメリカ・ニューヨークへ留学するのは本当なのかという質問に対して、「……はい。まだこれから吉本の上の人と話を詰めるので、どうなるかわからないんですけれど、来年2月くらいに行けたらと思っているんです!」
と留学の話を認めています。
今回のニューヨーク留学でどういった活動をしていくのかについては、「コメディーが好きなので、NYではコントをやりたいんです!あっちでコメディタッチの演技とかやってみたいなと思っているんです。日本とNYを行き来しながら、お仕事できたらいいなと思っていて」
と明かしています。
日本と海外のギャラについて聞かれると、「あっちでの知名度がまだまだなので全然なんです。今まで何度か向こうからお話をいただいていたんですけれど、日本でのギャラの方がいいですし(苦笑)まだ、レギュラー番組の関係者の方とかにもお話ししていない状態で……」
と答えています。
ちなみに、渡辺直美さんは現時点で音楽番組『シブヤノオト』『NAOMIの部屋』、トーク番組『土曜スタジオパーク』(全てNHK総合)、『NHK高校講座ベーシック英語』(NHK Eテレ)、『アカデミーナイトG』(TBS系)、『オタ恋』(BS朝日)、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「グルメチキンレース・ゴチになります!」など複数のレギュラー番組を持つ売れっ子で、番組関係者たちと話し合った上で留学の時期を決めていくようです。
気になる渡辺直美さんの英語力ですが、「留学当時は、ゼロからのスタートでしたけど、いまは中2レベルくらいまではいけます(笑)。そこから勉強していないので、次は実践に移したいなと思っています」と話し、具体的な留学期間については、「NYで何となくお仕事をしつつ、半年ぐらいと思っています」
と答えており、来年2月~8月ぐらいまでの留学となるようです。
渡辺直美さんがやりたいコントというのは、イギリス出身のコメディアンで俳優・脚本家のローワン・アトキンソンさん主演の番組『Mr.ビーン』(1990年~1995年にイギリスで放送)のようなコントだといい、言葉の壁なども越えて誰もが面白いと感じ、笑えるコメディの演技がやりたいと思っているそうです。
今後について渡辺直美さんは、「芸人として日本でもやっていることが海外でも通用するように頑張りたいな、と。今年末くらいに日本で単独ライブをやって、いずれは英語も覚えて、5年以内にスタンダップコメディー(漫談)をやりたいなと思っています」
という大きな夢を掲げています。
しかし、まだ来年2月からニューヨーク留学すると決まったわけでもないそうで、「まだ全然決まっていないので、もしかしたら行けないかもしれないですけど、完全にNYを本拠地にするつもりはないです。」
と明かしています。
また、「何個か向こうからお話はいただいているんですけど、日本での仕事と被って断ることが多くて。日本でもたくさんの人にお世話になっていて、レギュラー番組もあるし、収録の度に帰って来るという風にするか……。ちょっと長い時間はかかるかもしれませんが、周囲に理解してもらって、自分の提案をしっかり実現できるように頑張ります!」
と話しており、これから色々と話し合ってから海外留学の詳細が決まるようです。
そして、渡辺直美さんのアメリカ・ニューヨーク留学に対してネット上では、
- 渡辺直美は海外向きな気がするね!人生一度きり、悔いのない選択を!
- チャレンジ精神は素晴らしい!食事管理はやった方がいい。日本ではキャラが活きてたけど、芸人としては今ひとつだっただけに、海外ではどうなのかな?新たなる境地を見つけられるといいね。
- 将来の夢や希望を持つのは何歳でも素晴らしいと思うし応援したい。でも、その前に体の心配をした方がいいよな。足腰も心配だけど内臓もヤバイと思うよ。いらん世話だとは思うけど痩せた方がいいよ。早死にするよ
- 前向きで豪快に笑う姿やつっこみも好きですが、ただただ体重が心配。100kg超えてるんじゃないかな?細いことが正しいことではないけど、さすがに健康の為に使う時間も考えたほうがいいと思う。
- 言葉が完全に問題なくなれば、こういうタイプは受け入れられやすいと思いますよ。コメディエンヌとして。物おじしない、懐っこい、打たれ強い、笑顔がいい、そういうのが全部揃っていそうだから。成功するには険しい世界だろうけれど。応援したい。
- 前回の留学でアメリカの舞台に出てた時の映像見たけど、観客はバカ受けしてた。日本とアメリカの笑いは違って、日本の笑いは喋くりが中心だけど、あっちは見ただけで理解できるようなものがウケる。彼女が目指しているのがミスタービーンのような笑いなら、アメリカの方が向いているかもしれないと思った。短期間ではなく、本腰入れてやっても良いと思う。たまに日本に戻ってきてさ。そんな人がいても良いよね。野沢直子と逆で(笑)
- アメリカにも喋くり芸はある。けどその一方で、一体何がそんなに面白い?っていうような芸がウケるのも事実。ピコ太郎なんか、その代表かと。野沢直子が言ってたけど、日本だったらスベってるようなものでも笑いが起こる。日本と笑いの質が違うのは本当だと思う。渡辺直美がバカ受けしてた舞台も、言葉なんて要らない、大人から子供まで誰でも見たらすぐ理解できる笑い。だから目指す方向性としては合っている気がする。
などのコメントが寄せられています。
渡辺直美さんは2014年に留学する前から海外への思いを明かしており、2013年10月に『世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?』(フジテレビ系)のロケでニューヨークへ行き、現地のお客さんたちの前でアメリカ出身の人気シンガー・ビヨンセさんのモノマネを全力で披露し、拍手喝采が沸き起こっていました。
この時に渡辺直美さんは「ニューヨークの舞台に立つのが本当に夢だった。」「膝が爆発してもいいくらいに思い切り踊る」と語るほど並々ならぬ思いを持っており、それから3年後の2016年には芸歴10周年を記念し、自身初のワールドツアーを行っています。
このツアーではアメリカ・ニューヨーク、ロサンゼルス、さらに観光親善大使を務めている台湾・台北でもライブを開催し、観客からは「ナオミー!」という歓声も上がっていたといい、ビヨンセさんやレディー・ガガさんなどのモノマネ、口パク芸を披露したほか、特技とするマシュマロキャッチも披露し、マシュマロ以外にも大福や肉まんを投げてもらい、口でキャッチするという姿を披露して会場内は爆笑の渦になっていたようです。
<↓の画像が、2年前にワールドツアーを行った渡辺直美さんの写真>
渡辺直美さんがアメリカでやりたいのはこうしたネタを基にしたコントで、これまで披露してきたネタに対する客の反応などを見て、これはイケると思ったのではないかと思いますが、これから新たにどういったネタを作っていくのか楽しみで、海外でも活躍している芸人というのはいないことから、渡辺さんにはこれから開拓していってほしいですね。