俳優・永山瑛太さん(ながやま・えいた 旧芸名=瑛太 38歳)が25日、所属事務所『パパドゥ』からの独立を発表しました。
永山瑛太さんは自身の公式サイト上で、「この度、私、永山瑛太は、20年間所属していた株式会社パパドゥを退社する事になりました。私がここまで俳優を続けてこられたのも、応援してくださった方々、パパドゥのスタッフの方々に支えられてきたからです。強い愛で、仕事への活力をもらい、私の足りない部分を支えていただきました。一言では感謝しきれない想いでいます。」
と、『パパドゥ』からの退所を発表するとともに、事務所への感謝の思いを綴っています。
続けて、このタイミングで独立を決意した理由について、「これから先、大変な世の中を生き抜いていくために、自分自身が一人でしっかりと地に足をつけ、責任を持った1人の人間として仕事を全うするため、独立という形をとる決意をしました。」
と説明しています。
最後に、「これまで、そしてこれから、お仕事をしていく皆さま方にも新たなる気持ちで仕事を創作出来るよう、日々誠心誠意、尽力していく所存でございます。」
としています。
また、事務所側もコメントを発表しており、3月末をもって永山瑛太さんの専属契約が満了し、円満な形で退所となったことを報告した上で、「これまで温かく見守り、応援してくださいましたファンの皆さまや、様々なチャンスとご支援をいただいた仕事関係の皆々さまのおかげで、永山瑛太は素晴らしい作品の数々に出会い、携わらせていただき、俳優としての活動を続けることができました。本当に有難うございました。」
と、ファン等に向けて感謝の言葉を綴っています。
最後は、「新たな挑戦をしたいという想いのもと、独立という道を選んだ永山瑛太への変わらぬご声援と共に、更なるご指導ご鞭撻をいただけますよう心よりお願い申し上げます。」
と呼び掛けています。
永山瑛太さんは1999年にモデルデビューを果たし、当時は別の事務所で「EITA」の芸名で活動していました。
その後、2001年に田村正和さん主演ドラマ『さよなら、小津先生』(フジテレビ系)で俳優デビューし、その後「瑛太」に芸名を改め、昨年1月から本名の「永山瑛太」で活動しており、現時点では4月スタートの北川景子さん主演ドラマ『リコカツ』(TBS系 金曜22時)などへの出演が決まっています。
そんな永山瑛太さんの独立発表を受けてネット上では、
- 独立する芸能人多いね。頑張ってほしいけど、お酒の問題とかもあるから瑛太さんは大きな事務所にいて守られていた方が良いような気もする…
- 瑛太さんはいい役者さんなんだけれどお酒を飲んでの失敗とかあったから…所属事務所から離れて、注意したり止めてくれる人がいなくなるのが心配なところ
- 4月からドラマ始まるのに、このタイミングで発表?とも思うけど、長い目で見たら自分のペースで仕事したいのかもね。
奥さんも木村カエラさんもその辺りは理解ありそうな気がします。 - 最高の離婚や、それでも生きてゆくの演技が素晴らしかったけど、後になって酒でやらかす人だと知った。
才能あっても私生活でやらかす人は、事務所に守ってもらって演技だけに集中するする環境の方がいいと思うんだけど。やっぱお金なのかなぁ。 - 最近は酒癖や不倫の話題が目立ってて、素行が悪い方なのかな?というイメージ。
今までの事務所に所属していれば、守ってくれる人もいる、注意してくれる人もいると思う。
個人事務所になったら、今までの自分を改心してがんばらないと、これから一度でもやりかしたらもう終わりかもしれない。
などの声が上がっています。
近年、芸能事務所を辞めて独立したり、別の事務所へ移籍する芸能人が続出しており、昨年末には元AKB48・前田敦子さん、オリエンタルラジオの藤森慎吾さんと中田敦彦さん等が独立、今年に入ってからはキングコング・西野亮廣さん、森七菜さん、TOKIO・長瀬智也さん、V6・森田剛さん、佐藤健さん、神木隆之介さん、ONE OK ROCKなどが、独立などを発表しています。
大手芸能事務所を離れるタレントが激増している背景には、公正取引委員会の存在によって、以前のようにあからさまな圧力をかけづらくなっていることや、コロナ禍に仕事が減り、事務所に所属しているメリットが少なくなっていることも要因として挙げられています。
永山瑛太さんの場合は具体的にどういった理由で、20年間所属した『パパドゥ』からの退所、独立を決断したのかは不明ですが、数年ほど前から別事務所への移籍や独立説が浮上していました。
事務所に対して何か不満があるのであれば、独立も仕方がないとは思いますが、永山瑛太さんはプライベートで色々とトラブルを起こしている方なので、独立後のことが少し心配ですね。
ちなみに、永山瑛太さんが退所する『パパドゥ』には弟の永山絢斗さんも所属しており、この他にも、江口洋介さん、黒木華さん、工藤阿須加さん、京野ことみさん、濱田マリさん、風吹ジュンさん、矢島健一さん、伊武雅刀さんなど、ドラマや映画などで活躍している役者が多く所属しています。
そうした事務所を離れることにより、今後はテレビなどで見る機会も減ってしまいそうですが、独立後の活躍に期待したいところです。