昨年は映画6本、連続ドラマ2本に出演し、今年後期放送予定のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)ではヒロインを務める女優・橋本環奈さん(25)が、誕生日の今月3日に5年ぶりとなる3冊目の写真集『カレイドスコープ』(税込み2,970円)を発売したものの“爆死”していることや、その原因をニュースサイト『日刊サイゾー』が報じています。
橋本環奈さんは2013年に“1000年に1人の逸材”として大きな注目を集め、2014年から複数のバラエティ番組やCMに出演しメディア露出が激増し、同年に1st写真集『Little Star ~KANNA15~』、2019年に2nd写真集『NATUREL』を出しました。
そして、前作から5年ぶりに発売の3rd写真集『カレイドスコープ』は、スペイン・バルセロナで撮影が行われ、自ら19着の衣装を選び、ロケ場所にもこだわったセルフプロデュース作品とのことで、ファン等の間では大きな注目を集めていました。
しかし、オリコンの週間写真集ランキングで初登場7位、推定売上部数は「5,341部」で、2週目は4位で順位が上昇しましたが推定売上部数は「4,728部」となっており、X(旧ツイッター)のフォロワー数は現時点で約464万人と、女性芸能人では三上悠亜さん、きゃりーぱみゅぱみゅさんに次いで3位ながら、発売2週目でようやく1万部に到達しています。
この結果に対して日刊サイゾーの記事ではグラビア関係者が、「橋本といえば、昨年は『NHK紅白歌合戦』で司会を務め、CM、ドラマ、映画に出ずっぱりの国民的人気女優。Xのフォロワー数は460万人もいるにもかかわらずこの部数というのは、かなり物足りない。乃木坂46だったら“爆死”と呼ばれるレベル」
と指摘しています。
また、写真集が大コケした原因について出版関係者は、「セカンド写真集『NATUREL』の初週売上は8,560部で、オリコン3位でした。この時は写真集の初版に1冊券、3冊券、5冊券と、“お渡しイベント”に参加できる3種類の抽選券が付いていたのですが、3冊以上買わないとサイン入りはもらえず、5冊買うと2ショットチェキが撮れる特典があった。この物販商法はファンから“ドーピング”と揶揄されており、そんな批判に懲りたのか、今回のお渡し会特典には1冊券と3冊券のみとなっている。5冊券がなかったことが、前作よりもセールスが落ちている要因と思われます」
と分析しています。
なお、橋本環奈さんの人気が急上昇中の2014年発売の1st写真集は初週の推定売上部数が「3,210部」、初主演映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』のフォトブックは「852部」で、過去の作品も見事な大コケとなっています。
そして、2019年発売の2nd写真集ではどうにか売上を伸ばそうと“特典商法”に手を出し、その内容がえげつないとしてネット上では物議を醸したことに加えて、売上も伸びなかったことで話題になりました。
それに続いて3rd写真集も大コケとなった背景には、前回ほどの“ドーピング”を行わなかったことに加えて、俳優・中川大志さんとの熱愛交際が2022年10月に報じられた影響もあるとみられますが、写真集を購入するほどの熱狂的ファンが元々多くないのかもしれません。
ちなみに、橋本環奈さんと同じく朝ドラヒロインと紅白司会を務め、昨年12月に『King & Prince』の高橋海人さん(24)との熱愛が報じられた女優・有村架純さん(31)も9日に、前作から約6年ぶりに写真集『sou.』を発売しています。
本人プロデュースのTシャツ+クリアフォトカード付きの初回限定版(税込み8,000円)は、オリコンの週間写真集ランキングで推定売上部数「8,650部」で初登場1位、通常版(同3,520円)は推定売上部数「7,992部」で2位と、1・2位を独占しており、発売前の時点で予約が好調として重版が決定し、累計発行部数は7万部超えとなっています。
有村架純さんの写真集は2018年発売の前作も売上が好調で、初週の推定売上部数が1.7万部を記録し、発売から半年で累計売上部数は3.3万部を超えていました。
こうした数字と比較すると、橋本環奈さんの写真集の売上はかなり少ないと感じますし、橋本さんは写真集だけでなく主演ドラマや映画に関しても数字がイマイチで、実際のところ人気はそこまで高くないのではと疑いたくなりますが、3月24日21時から放送の主演ドラマ『万博の太陽』(テレビ朝日系)、朝ドラ『おむすび』など今後の作品で結果を残し、人気の高さを証明してほしいです。