大手広告代理店が、視聴者とスポンサーを対象に実施した最新の『嫌いな芸能人』調査の結果を、週刊誌『フラッシュ』がランキング形式で伝えており、ネット上では様々な声が上がっています。
『フラッシュ』によると、大手広告代理店では毎年『好きな・嫌いな芸能人』の調査を実施し、今年は視聴者1,800人とスポンサー企業550社にアンケートを行ったといい、アンケートは3人の名前を挙げて順位をつけてもらい、1位が3ポイント、2位が2ポイント、3位が1ポイントとして集計しています。
『嫌いな芸能人 女性編』では、様々なバラエティ番組に出演しているYouTuber・お笑いタレントのフワちゃんが1位となっており、「キャラ自体が無理している感じでつらい」「またYouTubeに戻ったほうがいい」などと、辛辣な意見が寄せられていたとのことです。
芸能ライターはフワちゃんについて、「以前は大手事務所に所属するお笑い芸人でしたが、そのころから『事務所の偉い人の後ろ姿に向けて中指を立てて遊ぶ』など、他人に対する敬意がない」
と語っています。
2位には、反社会的勢力との交遊が明らかになったギャルモデル・タレントの“ゆきぽよ”こと木村有希さんがランクインしています。
次いで3位は、元テレビ東京でフリーの鷲見玲奈アナウンサー、4位に元AKB48・前田敦子さん、5位は俳優・東出昌大さんとの不倫が発覚した女優・唐田えりかさん、6位は競泳・瀬戸大也選手の妻で元飛込競技選手の馬淵優佳さん。
7位は、元TBSアナウンサーで現在は女優として活躍している田中みな実さん、8位は人気女優・広瀬すずさん、9位は昨年芸能界引退発表後もモデル活動などをしている“ユッキーナ”こと木下優樹菜さん、10位には離婚後に不倫疑惑を報じられた女優・篠原涼子さんが入っています。
<↓の画像が、『視聴者が見たくない女性有名人』ランキングTOP30の写真>
『嫌いな芸能人 男性編』では、新型コロナウイルスに感染後も自粛せず、飲み歩いているタレント・俳優の石田純一さんがダントツトップの結果でした。
2位には、闇営業騒動を経てYouTuberに転身し、8月にコンビ解散を発表した元雨上がり決死隊・宮迫博之さんが入っています。
3位は、ホームレスや生活保護受給者に対する差別的発言で大炎上し、社会問題に発展したメンタリスト・DaiGoさん、4位は司会者として活躍しているタレント・俳優の坂上忍さん、5位は明石家さんまさん。
6位は、吉本興業を退所、独立したキングコング・西野亮廣さん、7位は安田大サーカス・クロちゃん、8位は新型コロナ感染後の政府批判で物議を醸したタレント・野々村真さん、9位は不倫スキャンダルで活動休止中のアンジャッシュ・渡部建さん、10位は歯に衣着せぬ発言で度々物議を醸しているサッカー元日本代表の本田圭佑選手がランクインしています。
<↓の画像が、『視聴者が見たくない男性有名人』ランキングTOP30の写真>
スポンサー企業に行った調査では、起用したくない女性有名人の1位がプロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手、2位が元女優・高樹沙耶さん、3位が元衆院議員・上西小百合さん、4位がモデル・タレントの益若つばささん、5位が前田敦子さん。
6位が馬淵優佳さん、7位が工藤静香さん、8位が神田うのさん、9位がベッキーさん、10位はKoki,さんと元TBSアナウンサー・小林麻耶さんとなっています。
男性有名人では、大麻事件で有罪判決を受けた俳優・伊勢谷友介さんが1位で、僅差で石田純一さんが2位にランクインしており、3位は元NEWS・手越祐也さん、4位はDaiGoさん、5位は大相撲の横綱・白鵬関。
6位は坂上忍さん、7位は東出昌大さん、8位は渡部建さん、9位は元プロ野球選手・清原和博さん、10位は瀬戸大也選手、ひき逃げ事件を起こした伊藤健太郎さんがランクインしています。
広告代理店担当者はこの結果について、「『嫌い』といっても、それには2つの理由があるようです。1つはそのタレントが、何かしら視聴者から反感を買っているから。もう1つは単純に売れているからです。若い女性視聴者に多いのは、女性芸能人を『好きな男性タレントと共演したり、噂になっている』などの理由で妬みの対象にしているパターンです」
と分析しています。
その上で、「今回のリストには新顔が多く並んだのが特徴です。テレビやCMなどで活躍し、露出量が多い人が名前を連ねていますが、『知らない』とか『忘れられた』ではなく『嫌い』であっても名前が挙がったことは喜んでもいいと思います」
とし、ランキング上位に入るのは注目されている証拠としています。
また、「テレビ局としては、よっぽど問題がない限り出演させるケースが多い。テレビは視聴率が全てなので『毒をもって毒を制す』というか『話題になればいい』くらいの姿勢」
とし、嫌いな芸能人ランキングの上位にランクインしていたとしても、テレビ局側が数字を取れると判断すれば積極的に起用していくようです。
そして、このランキング結果に対してネット上では、
- 石田純一は、コロナの件が無かったら忘れられた芸能人になっていただろうな
- フワは見た目も言動も好きじゃないからYouTubeだけにしといてもらいたい
- ランキングを見て納得する。フワにしたり宮迫にしたり上位にいる人は不快感が先行する。
- フワちゃんは品が無いからテレビで見たくない。IKKOさんと出てた何かの番組で、駐車場で大股開いてるの見て更に嫌いになった。
- フワちゃんのタメ口やハイテンションキャラは子どもや若者に受けるかもしれないけど、大人からしたら非常識な人間にしか見えない。
非常識と言えば石田純一も同じ。ランキングの男女1位は納得。 - 石田純一はコロナ問題で酷すぎだから頷ける。こういう人がコロナを感染させていくという典型。
しかも一度や二度ではなく繰り返してるし、私もこの人は公共の電波で取り上げて欲しくない - フワちゃんて、立川志らくが司会の情報番組にコメンテーターとして出てたが、どういう人選をすると彼女のような非常識な人間を据えようと考えるのか、いささか疑問です。ため口でギャーギャーうるさいだけ。
- 何故かフワちゃんは好きになれない。不快感がある。見たい番組に出ているとチャンネルを変える。
良い番組でもフワちゃんが出てるとガッカリする。若者や子供には人気があるのかもしれないけど、私はあの雰囲気と話し方がどうしても馴染めない。 - テレビ局としては、よっぽど問題がない限り出演させるケースが多いが、スポンサーなどの企業はCMに使わない。
この辺が、テレビ局と一般企業の考え方のズレだよな。
などの声が上がっています。
石田純一さんは、様々な炎上騒動で複数のレギュラー番組などを失い、テレビ番組への出演数は激減していますが、昨年から今年にかけてコロナ禍の問題行動を複数の週刊誌に報じられ、定期的に炎上していたことでイメージが著しく悪化しており、嫌いな男性芸能人でダントツトップの結果には納得です。
一方で、嫌いな女性芸能人ランキングでトップになったフワちゃんは、テレビ番組に登場するようになった当初から、タメ口が不快といった声のほか、言動が下品といった批判が多く、現在もフワちゃん関連のニュースが出る度にネット上では、辛辣な声が多く上がっている印象です。
しかし、世間から多くの批判が寄せられながらもメディア露出は増加しており、昨年末にメディア調査を行う『ニホンモニター』が発表した『2020テレビ番組出演本数ランキング』では、2019年の45本から昨年は330本まで激増し、ブレイクタレントランキングでは、お笑いコンビ『ぺこぱ』に次いで2位にランクインするほどでした。
今年に入っても勢いは衰えず、7月に発表された『2021上半期テレビ番組出演本数ランキング』では、上半期に243本の番組に出演し総合ランキング4位となっていました。
フワちゃんは知名度の上昇によって複数のCMにも起用され、こうした露出増加と比例してアンチが激増している様子で、フワちゃんは好き嫌いがハッキリと分かれるタイプのキャラクターから、メディア露出が減らない限り、今後も嫌いな芸能人ランキングの上位にランクインし続けるでしょうね。