日本人の父親とスイス人の母親を持つハーフで、学業への専念を理由に4年前から芸能活動を無期限休止していた春香クリスティーンさん(本名=佐藤クリスティーン春香 30歳)が、6日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出演し、芸能活動再開を発表したことで注目を集めています。
春香クリスティーンさんはスイス・チューリッヒで生まれ、子供の頃から衛星放送で日本のバラエティ番組等を見て育ち、高校2年時の2008年に単身来日して国際基督教大学高校に編入、高校卒業後はジャーナリズムを学ぶために上智大学文学部新聞学科へ進学しました。
<↓の画像は、春香クリスティーンさんが来日前の妹との写真>
大学受験と同時期に芸能界入りも目指してオーディションも受け、大手芸能事務所『ホリプロ』に入り、芸能活動もスタートさせました。
芸能界入り後は、小島よしおさんやザブングル・加藤歩さんなど、様々な芸人のネタをドイツ語、フランス語等に訳したネタで注目を集め、デビューから早々に様々なバラエティ番組に出演していました。
また、政治に強い関心を持ち、永田町散策や国会議員の追っかけを趣味としており、それによって情報・報道番組や選挙番組等にも出演するなど、活躍の場を広げており、芸能活動休止を発表する前の時点では、ラジオとテレビ合わせて7本のレギュラー番組を持っていました。
しかし、2017年11月に学業への専念を理由に芸能活動を休止を発表し、今後はヨーロッパの政治経済、文化を学ぶために海外の大学進学を目指すとしていました。
こうして2018年3月末をもって芸能活動を休止し、同年秋にドイツの通信制大学に入学したほか、同12月にはかねてから交際していた『共同通信社』の政治部記者・Aさん(34)との結婚を発表しました。
それから4年近く経ち、6日放送の『アッコにおまかせ!』にゲスト出演し、芸能活動再開を発表したほか、「1歳になる子供がいます」と出産も報告していました。
<↓の画像は、6日に復帰した現在の春香クリスティーンさんの写真>
ホリプロの発表によれば、春香クリスティーンさんは結婚後にカナダに3ヶ月間語学留学し、ドイツの通信制大学にも入学したものの、新型コロナウイルスの感染拡大が原因で途中退学し、今は派遣社員として英語事務の仕事をしているといいます。
また、昨年11月に第1子の長女を出産し、今後またバラエティ番組に出演したり、ママタレントとして新たな活動を展開していく予定とのことです。
芸能活動再開にあたり、週刊誌『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』のインタビュー取材を受け、芸能活動休止後の活動や今後について語っています。
結婚後は、多言語のコールセンターや英文事務の仕事をしていたことや、通訳学校に1年以上通っていたことなどを明かし、2020年4月から勤務している会社は今年12月まで在籍予定としています。
芸能界復帰については、一時は「私がやりたいことって裏方なんじゃないか」と思い、通訳やコーディネーターなど裏方の道に進むことも真剣に考えたそうですが、最終的に「自らが前に出る芸能のお仕事をもう一度やってみようかな」と思い、夫からも「どんどんやりなよ」と後押しされ、表舞台への復帰を決意したと語っています。
今後やりたい仕事は「さまざまな物事の取材をしてみたい」とし、以前のように情報番組などでコメンテーターのポジションではなく、自分で見たものをレポートしたいといい、「私の視点で見た世界をエンターテイメントとして多くの人に届ける。そういう仕事に携わることができたら嬉しいです。」としています。
そして、春香クリスティーンさんの芸能界復帰発表に対してネット上では、
- 結局芸能の仕事が楽で稼げるって事なんでしょ?
- もう席が無いよなあ…
- 小島瑠璃子の穴埋め
- まゆ毛の子のライバルになりそう
- 政治家好きは井上咲楽で穴が埋まってるのに
- 離婚準備か
- ハーフコメンテーター枠はトラウデンが全部持っていったから需要ないだろ
- たかまつななとかぶる。何になりたいのかわからないワナビーって感じで
お笑いやってみたりタレントやってみたり政治に口出してみたりなにがやりてーんだろうなって - 可愛い顔してドイツ語?で『カッチカチやぞ!』とギャグをやるのを見た時に衝撃を受けたのを覚えている。
そして、部屋が尋常じゃない汚さだったよね。また頑張って下さい - もう芸能界に未練ないと思ってたから復帰は意外。あと子どもが大きくなってからなら分かるんだけど、1歳っていうめちゃくちゃ手がかかる時期に復帰ってのも不思議な感じ
- 後輩の井上咲良とキャラ被りな気がするし、生き残れるかどうか。
春香クリスティーンが売れ始めたころは他人のギャグを外国語でやるのみだったし、その後はコメンテーターや選挙の特番に出たりキャラがブレブレだったような。お部屋が汚いのもウリにしてた
今のところ、井上咲良の方がテレビ局は使い勝手がいいだろうし、ハーフも飽和状態だし
などの声が上がっており、現時点では否定的な反応が多く見受けられます。
春香クリスティーンさんはかつて、政治を語れるタレントとして情報番組等で重宝されていましたが、ホリプロの後輩タレント・井上咲楽さん(23)も同様に政治に強い関心を持ち、選挙特番のコメンテーターを務めるなどしており、事務所内でポジションを奪われてしまっています。
また、同じハーフ枠では慶應大学出身のモデル・タレントのトラウデン直美さんが現在、コメンテーターとして『Mr.サンデー』や『めざまし8』(ともにフジテレビ系)等に出演しており、以前のような活動スタイルではなかなか厳しいものがあるでしょうね。
ただ、『東京スポーツ』(東スポ)は、ホリプロ所属の“こじるり”こと小島瑠璃子さんが中国への留学を理由に9月をもって芸能活動を休止し、その穴を埋める存在として期待されているとしています。
春香クリスティーンさんは過去に出演のバラエティ番組で、足の踏み場がないほど物で溢れかえった“汚部屋”を公開し物議を醸したり、政治的な言動で炎上騒動を起こしたこともあり、決して好感度は高いとは言えませんが、結婚と出産を経て今後どのような活動を展開していくのか注目していきたいですね。