新井浩文が仕事復帰。強制性交事件で懲役4年の実刑、刑期終えて芸能活動を本格的に再開へ?

強制性交（現・不同意性交）事件で、2020年に懲役4年の実刑判決を受けた俳優・新井浩文さん（本名＝朴慶培 パク・キョンべ 46歳）が28日、6年10ヶ月ぶりに仕事復帰したことで注目を集めています。

新井浩文さんは28日に、東京・下北沢のザ・スズナリで上演の舞台『日本対俺2』の最終公演にゲスト出演し、『日刊スポーツ』によると、終演後に会場周辺には30人のファンと20人の取材陣が集結していましたが、報道陣の前に姿を現さなかったといい、「（正面入り口ではない）別の所から帰途に就いた」と関係者が明かしています。

新井浩文さんは2018年7月に、自宅に呼んだ派遣型マッサージ店勤務の30代女性に対して、無理やり性的な行為に及んだことで刑事事件に発展し、2019年2月に強制性交等容疑で逮捕されました。

新井浩文さんはその後の裁判で「合意があると誤信し、故意は無かった」として、一貫して無罪を主張しましたが、東京地方裁判所は一審で懲役5年の実刑判決を下しました。

この判決を不服とした新井浩文さんは控訴し、また民事では女性に慰謝料300万円を支払う形で和解しましたが、東京高等裁判所は1年減刑して懲役4年の実刑判決を下し、2020年12月に刑が確定しました。

それから約4年後の2024年8月に、静岡刑務所から仮釈放となって出所していたことを週刊誌『週刊ポスト』が報じ、今後について様々な情報が飛び交う中で、新井浩文さんは今年9月に新たなX（旧ツイッター）アカウントを開設し、10月には「久しぶりに宣材撮った。音楽業界で言うアーシャ」と綴り、芸能活動再開を示唆しました。

＜↓の画像が、新井浩文さんの新たな宣材写真＞

11月6日には、演出家・映画監督の赤堀雅秋さんの1人舞台『日本対俺2』にゲスト出演することが発表され、新井浩文さんはXで、「スタッフの方に予約状況確認したら、うちの回チケット激戦です。有難いです 更に気合い入りました！」「12月28日先行予約最終集計結果、約35倍となりました。皆様、本当に有難うございます」「観たい人全員の前で演りたかったのが本心ではあります。」などと投稿していました。

また、「そのうちロフトとかでイベントやれそうならやりたいなー。」と新たな活動への意欲も見せ、今月から『note』で有料記事の配信も行っています。

そして、28日に約7年ぶりに表舞台への復帰を果たしネット上では、

• 芸能界は不倫や失言なんかには厳しいのに犯罪者には甘くないか
• 心を入れ替えて役者道を頑張ってください
• 芸能界ってほとぼり冷めたら戻れるからイイよね！
• 犯罪者にチャンス与えるのは良いが、職業などは限定すべき
• ここからだ。頑張れ！ 仕事で返していけ!
• 性犯罪者など顔も見たくないので、電波に乗せたり、ストリーミングの一般作品には出さないで欲しい
• 犯罪の内容からして、起用する方も劇場を貸す方も観に行く方も全てが狂ってる
• 共演したくない女優さんも多いのでは　自分の好きな女優さんなら共演して欲しくないな

などの声が上がっており、賛否両論となっています。

新井浩文さんは事件前まで、浅野忠信さんや加瀬亮さんなど、人気の個性派俳優が在籍していた事務所『アノレ（現・ADONIS A）』に所属し、数多くのドラマや映画に出演し活躍していました。

事件後も俳優復帰を希望する声も多く上がっており、新井浩文さんと公私ともに親交が深い赤堀雅秋さんや、『バクマン。』や『モテキ』に新井さんを起用の大根仁監督がキーマンとなり、俳優業を本格的に再開するのではないかとも囁かれています。

『東京スポーツ（東スポ）』が11月に報じた記事によれば、大根仁監督は昨年9月にNetflixと5年契約を結んだことが発表され、自身が手掛けた『地面師たち』の続編などに、新井浩文さんを起用したい意向だとしています。

Netflixはテレビなどとは違い、スポンサーに頼ることなく作品を制作しており、すでに刑期を終えた新井浩文さんを起用することも問題はないため、Netflixで映像作品復帰を果たす可能性は十分ありますが、まずは舞台に復帰し、来年からどういった活動をしていくのか注目したいところです。