市川海老蔵が小林麻央基金設立へ? 乳ガン検診啓発・ピンクリボン運動など検討中、批判の声もあり賛否両論だが…
歌舞伎俳優・市川海老蔵さん(39)が7月29日、2014年からスタートした森作りを呼び掛ける植樹プロジェクト『ABMORI(エビモリ)2017』(長野・志賀高原)に、長女・麗禾ちゃん(れいか 6歳)、長男・勸玄くん(かんげん 4歳)と共に参加しました。
今年は約1500人の一般参加者と共に、12種類約1万本の苗木を植樹したそうです。
<↓の画像は、『ABMORI 2017』開会式で撮影の市川海老蔵さん、長女・麗禾ちゃん、長男・勸玄くんのスリーショット写真>
『ABMORI』は、7、8年前に地球温暖化の防止活動に市川海老蔵さんが興味を抱き、今年6月に乳ガンのため34歳の若さで亡くなった妻・小林麻央さんが『NEWS ZERO』のキャスター時代、取材を通じて知り合った横浜国大名誉教授で植物生態学者・宮脇昭さんを紹介したことがきっかけで2014年からスタートし、志賀高原で毎年植樹プロジェクトが開催されており、海老蔵さんも参加して植樹活動を行っています。
<↓の画像は、今年の『ABMORI 2017』に参加した市川海老蔵さん、長男・勸玄くんらの写真>
今年も『ABMORI』に参加した市川海老蔵さんは、「麻央がつないでくれた縁。少しでも地球のためになれば。せがれや娘の心に希望や光を残す作業でもあるので」「未来を担う子供たちの心に希望が灯るように今後も続けていきたい」と話しました。
さらに、「彼女がやりたかったことは全部聞いている。彼女は、元気になったら同じような病気で闘っている人の力になりたいという思いがあった。『ピンクリボン』じゃないですけど、そういうものが麻央の思いとしてできればいいな」「まだ考え中ですけど、いいなと思います。どういう形がいいかは難しいので、いろんな人に話を聞いて」と、小林麻央さんの意思を引き継ぎ、基金の設立やチャリティー活動などを考えていることを明かしています。
市川海老蔵さんが語った「ピンクリボン」というのは、乳ガンの正しい知識を広め、乳ガン検診の早期受診を推進することなどを目的として、世界規模で行われている啓発キャンペーンです。
1980年代にアメリカで本格的な活動がスタートし、日本でもNPO法人『J.POSH』など様々な活動組織がピンクリボン運動を行っており、大手企業や市民団体などが協賛してピンクリボン運動の周知に貢献しています。
そして、市川海老蔵さんの“麻央基金”などの設立構想に対し、ネット上の反応を見てみると、
- 素晴らしい貢献だと思う
- これが亡くなる前に麻央さんが海老蔵にやって欲しいと言ってた仕事だと思う。麻央さんの意志はこれからも生き続ける。
- まだまだ治療にはお金がかかり、お金がある人ない人で治療には差がある。それを無くして欲しい
- 標準治療を選択するようにきちんと啓発してほしい。自分たちの顛末を公表して、1人でも多くの人を正しく導くようなものなら賛同する。
- 本業に専念していい舞台を観せることが供養になると思うけど
- 現状いくつもの基金や取り組みがなせれているのに、なぜ新たに作る必要がある?協力する形でいいじゃないのさ。奥さんへの思いよりも邪まな思いがあると勘ぐってしまう。奥さんも自分を旗印にされるよりも協力する方が喜ぶと思うけどな
- プログの収益金を、既存の基金に寄付すればよいだけでは?
- どうして人からお金を集めることを考えるんだろうか?自分で稼いで寄付すればいい。基金を設立するからには、麻央さんの病気の真相を語らないと説得力がないと思う。
- 既にピンクリボンがあるのにたてる意味が分からないし、どんな治療をしたかも分からないまま、基金を設立する意味があるんだろうか?
- 今更新たに設立する必要もないと思う。芸能人だと山田邦子とか啓発運動の走りの方だし、早期発見早期治療で助かってる。他の方も色々と活動されてるのだから、寄付すればいいだけだと思うけど。
などのコメントが寄せられており、“麻央基金”設立については賛否両論となっています。
フリーアナウンサーとして活躍していた小林麻央さんが乳ガンを患っていることを昨年6月に公表し、乳ガン検診の重要さの周知に大きく貢献したと思いますし、市川海老蔵さんのような有名人がピンクリボン運動を行うことで、今後さらに大きな効果を得られるのではないかと思います。
しかし、すでにピンクリボン運動を行っている組織は多く存在し、新たに“麻央基金”を設立することに対して疑問に感じる部分もあり、ネット上では様々な憶測も飛び交う事態になっています。
市川海老蔵さんが、ピンクリボン運動を行っていくこと事態はとても大きな意義があるもので、積極的に行っていってほしいと思うのですが、“麻央基金”などを設立するとなると混乱やトラブルを招く恐れもあることから、引き続きじっくりと考えていく必要があるかもしれないですね。
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