俳優・小栗旬さん(おぐり・しゅん 36歳)が、妻でモデル・女優の山田優さん(やまだ・ゆう 35歳)と現在4歳の長女、2歳の長男を連れて、アメリカへ移住したことを29日発売の週刊誌『女性セブン』が報じています。
舞台監督・小栗哲家さんを父に持つ小栗旬さんは、小学6年生の時に女優・内田有紀さんに憧れ、オーディションに応募して芸能活動をスタートさせたのですが、小学校の卒業文集で将来の夢は「ハリウッド進出」を掲げ、その後中学時代には「アメリカでの経験を生かして日本で制作者になる」という具体的な夢を持っていたといいます。
そんな小栗旬さんは俳優活動をしながら、2010年には小出恵介さん主演映画『シュアリー・サムデイ』でメガホンを取り、俳優としては史上最年少で映画監督デビューを果たしました。
また、来年5月22日公開予定のハリウッド映画『ゴジラVSコング(Godzilla vs. Kong)』にも出演し、子供の頃の夢を実現させているのですが、さらなる飛躍を目指してアメリカへの移住を決意したそうです。
『女性セブン』によると、小栗旬さんは8月に日本を発ち、映画産業中心地のハリウッドがあるロサンゼルスに新居を構えたそうです。
東京都内にある自宅はそのまま残しているほか、高級住宅街に自前で建てたトレーニングルーム併設のスタジオは、これまで通り親しい俳優等に開放するとみられるとしています。
すでにロサンゼルスの新居では家族と新たな生活をスタートさせているそうですが、アメリカ移住したことは公表しておらず、インスタグラムアカウントやブログを持つ山田優さんも、海外らしき場所で撮影の写真は投稿しているものの、移住したことは明らかにしていません。
<↓の画像は、小栗旬さんの妻・山田優さんの写真>
その理由について映画関係者は、「小栗さんに渡米を公表するつもりがないからです。その意向を受けて、山田さんもロスに移住したことを知られないよう、日本で撮った写真のみを投稿するなど、かなり気を遣っているようです」「小さな子供を連れての慣れないアメリカ暮らしには、苦労もあるでしょう。それでも、しっかり夫を支えようという前向きな気持ちを持っていることを、小栗さんも感じ取っているはずです」
と語っています。
そして、『女性セブン』が小栗旬さんの所属事務所『トライストーン・エンタテイメント』にアメリカ移住について確認したところ、「渡米したのは事実です。特に期限を設けているわけではありません」と回答したとのことです。
この報道に対してネット上では、
- 成功を祈ってます。でも、日本の作品見れなくなるのは寂しい。
- 結果はどうあれ、挑戦する事に意味がある
- ハリウッドで一から成功するかしないかは、やらなければわからないし、行動に移すのは素晴らしいと思う。
批判など有るだろうが、期待の裏返しだとも思う。頑張れー - 嫌う方も多いですが、派手に見えてかなり地道に仕事されているし、じっくり見据えて活動していますよ。
ハリウッドに挑戦したいならやってみるべき。何もしないよりずっと良い。絶対に得られるものがあります。頑張れ! - 彼の演技力、英語力では、厳しいと思う。正直、日本でもなぜここまで人気があるのか、さっぱりわからない。
でも、失敗してもいい。挑戦するのはいいこと。 - 個人的には日本にいてこその小栗旬だと思う
- ハリウッドは甘くないので、おそらく1年ほどで帰国するでしょう
- 正直、アメリカで俳優として認められるのは無理だとおもう。出演しても、単発の端役な気がする
- 行かないで後悔するより、行った方が良いと思います。成功するかしないかは運もありますよね。
渡辺謙さん、真田広之さんのような存在感はまだまだのように感じますが、渡米して唯一無二の存在になって頑張って頂きたいです。 - 特別俳優として飛び抜けた魅力や演技力があるわけでもないし、ハリウッドで活躍できそうな語学力、体格、身長があるわけでもないから無理。
ハリウッドには沢山いるでしょアジア系の俳優。そっちで間に合う程度のレベルでしょ。 - まあハリウッドで大物男優になりたいのは分かるが、なんせ日本人の役が限られてる現状は厳しいと言わざるを得ないな
渡辺謙さんなぞはミュージカル等にも出てるが、それでもアジア人の役とゴジラ系の出演のみ。彼は謙さんほどの存在感出せるかどうか、ちょい疑問 - 正直、あの程度のルックスではハリウッドは厳しそう。一人じゃなく家族で渡米、本気度は感じますが、あまり大切な人を巻き込まない方がいいのでは。
などのコメントが寄せられています。
小栗旬さんのアメリカ・ロサンゼルス移住話は昨年10月にも『女性自身』に報じられており、昨年8月に事務所関係者とアメリカへ渡り、映画出演オファーを受けるだけでなく、映画製作するという話も進行しているとのことでした。
そのために、何度もアメリカへ渡って本場で英語を学んでいるといい、小栗旬さんが親しい仲間たちには「海外で一流のアクション演技を学びたい!」と話していたとし、このタイミングでハリウッドに挑戦する理由については、「小栗さんは所属事務所の役員でもあり、後輩たちが同じ道を歩めるように自分が真っ先にハリウッドで実績を積みたいという思いもあるそうです」
と仕事関係者が語っていました。
また、山田優さんも家族でのアメリカ移住には賛成しているといい、アメリカでの生活は半年~1年ほどを予定しているとのことでした。
小栗旬さんのアメリカ進出をめぐっては厳しい声も多々ありますが、同年代の俳優の中ではトップクラスの実力、人気、知名度を持ち、失敗する可能性も高いハリウッドに挑戦するよりも、このまま日本で活動を続けていた方が安泰にも関わらず、家庭を持ちながらも自身のさらなる成長を目指す勇気、行動力は素晴らしいと思います。
これからしばらくアメリカを拠点に活動し、少しでも多くの現地の作品に出演して活躍する姿を見せてほしいですし、帰国後は役者としてさらに成長した姿を見せてくれることに期待したいですね。