昨年12月に第1子を出産した女優・堀北真希さん(28)が、2月28日をもって芸能界を引退したことが明らかとなりました。
これは1日に所属事務所『スウィートパワー』が公式サイト上で発表したもので、「2月末日をもちまして、堀北真希が芸能界を引退することとなりました。長い間応援して下さった皆様には、突然のご報告となってしまい大変申し訳ございません。デビュー以来14年、皆様のお陰でたくさんの仕事に恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいです。今後、家庭に専念し暮らしていきたいという本人の思いを尊重して、彼女の人生を温かく応援して頂けますと幸いです。」と報告。
また、堀北さんの直筆メッセージも公開されており、以下がコメント全文となります。
この度、これまでやってまいりました
お仕事から離れることを決意致しました。
現在私は母になり、
愛する家族と幸せな日々を送っています。
このあたたかで、かけがえのない幸せを
全力で守っていきたいと思います。
夫とも話し合い、私の気持ちを尊重してくれました。
これからも2人で力を合わせ、愛情いっぱいの家庭を築いていきたいと思います。
いつも応援してくださったファンの皆様、
お世話になりました関係者の皆様、
素晴らしい14年間を
本当にありがとうございました。
2017年2月28日
堀北真希
<↓の画像が、堀北さんの直筆メッセージ>
引退を発表した堀北さんは、中学2年生だった14歳の時にスカウトされて芸能界入りし、2003年7月に映画『COSMIC RESCUE』のヒロイン役オーディションに合格、映画デビューを果たしました。
<↓の画像は、『COSMIC RESCUE』でヒロインを演じた当時の堀北さんの写真>
その後、同10月から放送のドラマ『ケータイ刑事 銭形舞』(BS-i)でドラマ初主演を務め、2005年10月期放送の『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)でヒロインを演じ、これがきっかけでブレーク。
同11月公開の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』に出演し、「第29回日本アカデミー賞」新人俳優賞などを受賞し、その後も様々な映画、ドラマ、CMに出演し大活躍。
2012年には、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『梅ちゃん先生』のヒロインにオーディション無しで抜擢され、同年の大晦日には『NHK紅白歌合戦』で紅組の司会を務めました。
<↓の画像は、紅白の司会を務めた際の写真>
プライベートでは特に浮いた話は無かったものの、2015年8月に俳優・山本耕史さん(40)と電撃結婚し、昨年12月には第1子が誕生しました。
<↓の画像は、2015年に舞台『嵐が丘』で堀北さんと山本さんが共演した際のツーショット>
そんな堀北さんが芸能界引退を発表したことに対してネット上では、
- もともとどうしても芸能界でのし上がりたいとか役者になりたいって人じゃなかったんだろうな。
- 今年は芸能界を引退する人が多いね。堀北さんは結婚してからの方が明るくて優しい雰囲気になった。お子さんも生まれたし、お幸せに。
- 子供や家庭をほったらかしでテレビに出まくってる人よりはよっぽどいい
- 残念ではあるが、女優としてピークの時に引退するのは懸命な判断だと思う。
- 芸能界に未練あるとロクな事にならんしな。幸せになって欲しいね。
- 賢いよな。もうドラマもやれば低視聴率で叩かれるだけだし、アホみたいなCMやって小銭稼ぐのも飽きただろうし
- 好きではないけど引き際は見事だと思うわ、見苦しい引退劇が最近多かったから。離婚で復帰とか萎えるから絶対やめてよね
などのコメントが寄せられています。
堀北さんが芸能界を引退するという噂は以前から出ており、2015年をもって公式ファンクラブが閉鎖したほか、昨年1月期放送の主演ドラマ『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(日本テレビ系)に出演後は仕事をセーブしており、3月には週刊誌『週刊女性』がCM契約の更新を断っていることなどを報道。
昨年12月に同誌が報じた記事では、今年春に事務所との契約更新を迎えるものの、堀北さんはそれを拒否し、芸能界に未練がない堀北さんは周囲に「結婚したら山口百恵さんのようになりたい」と漏らしていたといい、さらに妊娠報道が出た際の事務所の対応に不満を持ち、芸能界引退を決意したなどと伝えていました。
こうした報道が1年ほど前から出ていたものの、事務所側は芸能界引退説を否定しており、復帰を心待ちにしているファンも多かったと思われるのですが、堀北さんは芸能界に未練がなく、2011年のインタビューでは「子供は4人ぐらいほしい。子供にいっぱい囲まれてにぎやかな家庭をつくりたいです」と語っており、結婚後は仕事を辞めて家庭に入りたいという考えだったのではないかとみられています。
ちなみに、芸能リポーターの井上公造さんが1日放送の『スッキリ!!』(日本テレビ系 月~金曜午前8時)に出演し、堀北さんの引退について「1月いっぱいで契約が残っていた仕事を全て終了して、2月はスポンサー周りとかお世話になった関係各所にあいさつをしての円満退社」「ご主人も最初から堀北さんには家庭に入って欲しいと考えていたと聞いている。双方の気持ちが一致した」と説明していました。
引退してしまうというのはやはり残念ではあるものの、今後も子育てをしながら、夫の山本さんのことをしっかりとサポートし、夫婦で素敵な家庭を築いていってほしいですね。