難病「特発性大腿骨頭壊死症」を発症し、昨年5月をもって芸能事務所を退所、芸能活動を無期限休止している俳優・坂口憲二さん（さかぐち・けんじ 43歳）の現在の様子を週刊誌『週刊女性』が報じており、坂口さんは同誌の直撃取材に対して「芸能界を辞めた」と語っています。
坂口憲二さんは2012年ごろから右股関節に痛みを感じ始め、2014年には松葉杖が必要なほど症状が悪化、いくつかの病院で診断を受けた結果、「特発性大腿骨頭壊死症」を発症していることが2015年春に明らかとなり、その後の手術で症状は以前より軽減されたものの、この状態で活動を続けるのは困難と考え、昨年5月末をもって『ケイダッシュ』を退所、芸能活動を無期限休止しました。
坂口憲二さんは昨年4月に発表したコメントで今後について、「しばらくは治療に専念して、しっかり体調を戻してから、自分のできることをやっていきたいと思っています。それが表現の世界なのか、また全く違った世界なのかは、今現在は分かりません…」
としていました。
その後の『週刊女性』の報道などによって、坂口憲二さんが新たにコーヒーの焙煎をする仕事を始めたことが明らかになっているのですが、同誌は再び現在の様子を伝えています。
記事によると、千葉・九十九里にあった別荘は現在、コーヒーの焙煎工場になっているといい、近所にあるカフェにコーヒー豆を卸しているそうで、坂口憲二さんのコーヒー豆は評判が良く、取引先が順調に増えていることから忙しい日々を送っているといいます。
自宅は東京都内にあるそうですが、週末の3、4日は九十九里で過ごしているといい、坂口憲二さんは芸能界でも有名なサーフィン好きとして知られていましたが、地元のサーファーは、「すっかり体調も良いようで、海に入ってサーフィンをやっている姿もよく見ますね」と証言しています。
そんな坂口憲二さんがコーヒーを好きになったのは、『新日本プロレス』の相談役で、元プロレスラーの父親・坂口征二さんの影響だったといい、足を悪くしてからはコーヒーへの執着が強くなり、バリスタ修行を経て、足に負担が少ない焙煎士にもなったそうで、今年2月にはコーヒーの製造・販売を手掛ける会社も設立したとのことです。
＜↓の画像は、現在の坂口憲二さんの写真＞
（右は俳優・陽向謙斗さん）
一方で坂口憲二さんの奥さんは、現在も東京・赤坂で和食の料亭などを経営し店も繁盛していることから、家計的には問題ないそうです。
＜↓の画像は、過去に撮影された坂口憲二さんと奥さんのツーショット写真＞
今年4月には、自身のコーヒー店「The Rising Sun Coffee（ザライジングサンコーヒー）」を東京都内（店の住所は現時点で非公開）にオープンし、店頭だけでなく公式サイト上でも坂口さんが焙煎したコーヒー豆、マグカップやTシャツ、トートバッグなどの販売を行っています。
＜↓の画像は、「The Rising Sun Coffee（ザライジングサンコーヒー）」の外観写真＞
＜↓の画像は、店頭で撮影の坂口憲二さんの写真＞
このように新たな活動をスタートさせている坂口憲二さんに話を聞くべく、『週刊女性』は9月末にコーヒー店から出てきた坂口さんに直撃取材を敢行し、坂口さんに声を掛けたところ「ここで話すのはよそう。カメラマンは俺の車に乗れ！」と、直撃取材に対して驚きながら車に乗るよう指示を出したとのことです。
坂口憲二さんはカメラマンに対して、「何で写真を撮るんだ！俺は芸能界を辞めたんだ」と詰め寄ったといい、数分後に車から出てきた坂口さんに記者が芸能界復帰について話を聞いたところ、「これから子供を迎えに行かなくてはならないから」と答え、それでも記者が食い下がると、「店に迷惑がかかる。俺はいいけど、俺だけの店じゃないんで」と取材を拒否し、それでも記者が質問を続けると「アンタに話す筋合いはない！じゃあバイバイ！」とさらに声を荒げ、その場から去っていったそうです。
このように『週刊女性』の直撃取材に対して、怒りをあらわにしていた坂口憲二さんですが、芸能界を離れてから約1年半が経過し、現在はコーヒーの仕事に専念している様子で、『ライジングサンコーヒー』のインスタグラム、フェイスブックでは坂口さんがコーヒーを淹れている姿などが公開されています。
＜↓の画像は、コーヒーを淹れる坂口憲二さんの写真＞
9月発売の雑誌『別冊Lightning vol.215 東京コーヒーロースターズ』では、6ページに渡ってコーヒーへの熱い思いを語っており、今後は海外までコーヒー豆の買い付けに行きたいとも明かし、現時点では芸能界復帰は考えていないのかもしれません。
難病を患ったことで色々と心配されていましたが、現在は新たな活動をしながら充実した日々を送っているようで、俳優として活躍する姿をまた見せてほしいとは思うものの、新たに始めたコーヒーの仕事も成功させていってほしいですね。