インスタグラムで突然、「本日、得度式をあげさせていただきました。天台宗 千原靖賢(せいけん)和尚となりました。」と報告し、話題になった『千原兄弟』の千原せいじさん(本名=千原靖史 54歳)が『東京スポーツ』(東スポ)の取材に応じ、和尚(僧侶)になった経緯や理由を明かしています。
千原せいじさんは、作家で高野山真言宗の僧侶・家田荘子さん(いえだ・しょうこ 65歳)が毎月行っている吉原遊女供養に同行し対談を行い、その模様はそれぞれのYouTubeチャンネルで近日中に公開されるそうなのですが、その対談でせいじさんは「動物専門の供養を行っていく」と明かしたそうです。
<↓の画像は、千原せいじさんと家田荘子さんの写真>
千原せいじさんが僧侶になろうと思ったきっかけは、友人が宗派を理由にペットと一緒のお墓に入れないという悩みを抱え、それを別の友人に話したところ、「お前がお坊さんになってそういことせいや。実は寺を持ってんねん。ウチの寺のお坊さんになったらエエんちゃう?」と言われたことだったそうです。
これがきっかけで仏門に入ることを決断したものの、「僕自身は何も変わらないです」「人生においてお坊さんにならへんか?なんて声を掛けてもらうことはないじゃないですか。エエきっかけやなと思った。自分が想像してなかったことっていうのは、やっぱり楽しい」
と語り、豪快で奔放なキャラはこれまでと全く変わらないとしています。
<↓の画像は、千原せいじさんのインスタグラム投稿写真>
続けて、「(得度式は)吉本の養成所NSCに入ったみたいなモン」「修業はむちゃくちゃ厳しいみたいですよ。だからといって、普段から修業みたいな生活をする必要はないです」
としています。
過去の女性スキャンダルにも言及し、「2回あったことは事実やから。3度目があるかどうかですか? それは出会いかな。出会いがあるかどうかですよね~」
とジョークを飛ばしたとしています。
僧侶になったことは弟の千原ジュニアさん(本名=千原浩史 50歳)にもまだ直接伝えていないとし、今後の活動などについては、「いちいち仕事を選ぶとかじゃなくて、呼んでいただけたら、ありがたいなぐらいのこと」「何も変わらないんで、心配しないでいいです」
と語ったとのことです。
そして、千原せいじさんが僧侶になったことに対してネット上では、
- この破天荒さがセイジっぽいかw
- 似合いすぎ せいじさんの説法聴いてみたいわぁ
- まぁいいんじゃない、坊さんだからって聖人ではない。カネやオンナに没頭する煩悩まみれの坊さんだっているんだから好きにしたらいい。 ある意味今後が楽しみです。(笑)
- せいじ坊さんなってんねやw 知らんかったw 瀬戸内寂聴といい煩悩の人の方が出家する傾向にあるかもしれんな。
などの声が上がっています。
著名人が僧侶になることはそこまで珍しいことでもなく、家田荘子さんの他にも、作家・瀬戸内寂聴さん、お笑いタレント・ポール牧さん、俳優・保阪尚希さん、元『FUNKY MONKEY BΛBY’S』のDJケミカルさん、元演歌歌手の香田晋さん、市川團十郎さん(前名=市川海老蔵)も僧侶になっています。
それにしても、ガサツな性格で女性関係も奔放な千原せいじさんが、僧侶になったというのはかなり意外ですが、僧侶になったからといって言動を改めるつもりもないようで『TikTok』で公開の動画でも、「和尚になっても考え方は変わらない。俺が変わってしまったら和尚になる意味がない」などと語っています。
また、今後の僧侶としての活動に関しては、基本的には動物の供養で御経を唱えるといったことをするとしています。
そして、これまでと変わらず芸人としても活動していくといい、東スポの取材では不倫に関して変わらず軽口を叩いていたとのことですが、今後また女性関係でトラブルを起こすことなく、僧侶としての活動も頑張ってもらいたいです。