女優・剛力彩芽さんとの復縁でも話題の実業家・前澤友作社長(44)が、「前澤ひとり親応援基金」の創設を発表し、第1弾として1万人のシングルマザー&シングルファザーに10万円ずつ、合計10億円を支援するという企画を発表し大きな反響を呼んでいます。
前澤友作社長は9日にツイッターを更新し、「【シングルマザー&ファザーの皆さん】この状況の中、本当に大変だと思います。微力ではありますが、前澤、動きます。」
と宣言、10日に「前澤ひとり親応援基金」の創設を発表しました。
第1弾企画は、1万人のシングルマザー&シングルファザーに現金10万円を配布するというもので、応募条件は「20歳以下の子を持つひとり親(母子・父子)」、公式サイトでアンケートに答えるとなっており、応募締め切りは5月15日です。
申込者が1万人を超えた場合には抽選となり、送金の際にはひとり親であることの証明書類を事前確認するとしています。
前澤友作社長は国内のひとり親の状況について、「母子家庭世帯数は123.2万世帯、うち51%相対的貧困層」「父子家庭世帯数は18.7万世帯」「母子世帯の年収は約200万円で平均年収の半分以下」「ひとり親の子供たちの大学進学率は23.9%、一般家庭の平均は53.7%」「年間離婚数は21.2万件、うち子どもがいるのは12.3万件」
と説明しています。
基金創設の想いについては、「助けたいとか、救いたいとか、そういうボランティア的なことではない。シングルママもシングルパパも、きっといろいろあった人たちなのに、なんか逞(たくま)しくてたまに弱くて人間らしくて、素敵だなーっていつも思ってる。(中略)僕はこの基金をとても前向きな基金にしたい。いろいろあった人たちが、堂々とそのカッコいい背中を子供たちに見せ続けられますように『前澤ひとり親応援基金』はじめます。コロナで大変ですが、一緒に前を向いていきましょう!これからよろしくお願いします」
と綴っています。
<↓の画像が、前澤友作社長のツイート写真>
ツイッター上でこうした説明を行った前澤友作社長は『サンケイスポーツ』の取材に応じ、ひとり親支援を決意した理由については、「少子化時代に子育てに奮闘するひとり親の皆さまは素敵。基金を通してお金や機会を提供させていただくことで、多くのひとり親の皆さまが、子供のお手本になるようなご活躍をされることを楽しみにしています」
と説明しています。
前澤友作社長は今年1月に、総額10億円をプレゼントするとの企画を発表時にフォロワーから、「経済的に苦しんでいるシングルマザーに100万円届けてほしい」などといった声が上がり、ひとり親たちの厳しい現実を見聞きしたことで支援を決断、「ひとり親のパワーが社会で生かされるようなプラスのお手伝いを民間であればできる」
と思い、ひとり親1万人に10万円をプレゼントすることが決まったそうです。
そして、前澤友作社長の新たな企画発表に対してネット上では、
- シングルマザー向けの団体に寄付とかではなく、自前で書類審査までやるのはすごい。
たしかにその方がスピード給付になるだろうし、本人にとっては当たり前の論理なんだろうな。 - 10億の私財をポンっと出せるのもすごいけど、3日後に入金はもっとびっくり。
これだけのスピーディーで5月末や25日の支払日に間に合う家庭がたくさんあるでしょうね。何を言われようとも、この行動は天晴れ - とかく色々言われるけど、身銭で、やるんだからトヤカク言われる事じゃ無い。いい事に使うんだしね。
ホリエモンみたいに上から目線で、批判しかしない野郎とはえらい違いだよ。 - うちの職場にも一人親がいるけど、事実婚隠して優遇受けている。二人親のうちよりも贅沢して遊べている。
行政が見逃してるそのような状況を、アンケートでどう判別するのか気になる。 - 知人にシングルマザーがいるけど、2つの仕事をしてほとんど休みなく働いている。
大変そうだとは思うものの、特に助けてあげようという人も現れず、自分も大変そうだと思って何もせず、世知辛いと思っていた。
前澤さんはそういう人たちに救いの手を差し伸べるからこれは素晴らしいことだと思う。お金があってもなかなか人のために使うのはできることではない。 - すごいなー、無条件のお年玉企画は正直下品だなと思ったけど、困窮者に少しでも助けになるならって気持ちは素晴らしいと思います。
今回もらう権利はないけどこういう企画は嬉しいです。 - 元シングルマザーですが、お金が無い不安感は何もかもを不安にさせます。今、本当に絶望的な気持ちになってる方たくさんいると思います。
国の手当も全くスピード感がない。今困っているのに、何のための手当なのか…。
本当に困っている方からしたら10万円じゃ足りないと思います。それでも、この方に心が救われる方たくさんいると思います。あとは、本当に困っている方に届く事を願っています。
誰でもお金は欲しいです。お金に困っていないシングルの方も中にはいます。そういう方は、応募せずにいて欲しいですね。
などの声が上がっています。
前澤友作社長はかつて事実婚状態にあった女性2人の間に3人の子供をもうけ、現在もその家族たちに経済支援を行っているとされ、そうしたことも今回のひとり親支援に繋がったのかは不明ながら、前澤社長は今年1月にもツイッター上で、「日本で120万世帯以上といわれるシングルマザーの皆さんの可能性に僕は注目しています。チャンスや時間がないだけで、やるときやってくれる肝っ玉座った母ちゃんパワーは絶大かと。日本の貧困問題、少子化問題にとっても、そんな母ちゃんパワーが活かされる社会にしないと」
とツイートしていました。
前澤友作社長の言動は度々物議を醸していますが、今回発表した「前澤ひとり親応援基金」の創設、ひとり親1万人に10万円をプレゼント企画は素晴らしい支援活動だと思います。
ただ、ひとり親と言っても、元夫や新たなパートナーから十分な金銭的援助を受けているケースもあり、本当に生活が困窮している人にお金が渡らないことを懸念する声もあるのですが、前澤社長の現金プレゼントはスピードも重視している様子です。
第1弾の現金10万円プレゼントがどういった結果になるかは分かりませんが、いま生活に困っている少しでも多くのひとり親家庭に10万円が渡ることを願うばかりで、前澤友作社長には今後も可能な限り、様々な形でのひとり親支援活動を行っていってもらいたいです。