元子役でタレントの“細山くん”こと細山貴嶺さん(たかね 22歳)が20日、自身のブログ上で芸能界から引退することを発表しました。
細山さんは生後2週間の頃から赤ちゃんモデルとして活動し、紙おむつの広告などに登場しており、3歳の頃から『ホリプロ』の子役事務所に所属。
芸歴=年齢という細山さんは、子役時代にはぽっちゃり体形(2005年時に73kg、2009年時に85kg、中学生時代にMAX108kg)でトークも出来ることから注目を集め、『おはスタ』や『世界一受けたい授業』、『英語でしゃべらナイト』など様々なテレビ番組やCM、ドラマや映画にも出演するなど幅広く活躍していました。
<↓の画像は、現在の“細山くん”こと細山貴嶺さんの写真>
そんな細山さんは20日に更新した「3月23日をもって、在籍している慶應義塾大学を卒業することとなりました。また、それに合わせ、芸能界を卒業することとなりました。」と発表。
生まれて間もなく芸能界で活動してきたことから、「正直なところ、自分から卒業すると言っておきながらもあまり実感がわきません。」「自分の大切な一部分が抜け落ちてしまうような感覚さえあります。」と心境を吐露。
しかし、大学卒業を目前に控え、これからの将来について考える中で、自身で考えて出した結論であるため、芸能界引退に対して後悔の気持ちは無いといい、「芸能界での22年間は自分という人間が出来上がる過程において、間違いなく必要な期間だったと強く思います。改めて、僕を応援してくださった視聴者の皆様、共演者の皆様、スタッフの皆様、事務所の皆様、その他関係者の皆様、本当にありがとうございました。」と感謝の言葉を綴っています。
そして、細山さんの芸能界引退発表に対してネット上では、
- 学歴もあるし芸能界じゃなくて普通の仕事でも活躍できそうですね。頑張ってください。
- 以前テレビに出ていた時に英語が堪能でびっくりしました。テレビで見られなくなると思うとさびしいですけど、芸能界以外でも活躍されると思います。
- エマ・ワトソンが来日したときに普通に英語で話していた姿が目に浮かぶ。人柄がしっかりしていて賢いからきっとどの道を選んでも成功しそうだし、成功してほしい。活躍を祈るよ。
- 最近見ないな・・・と思っていたけど。次の世界でも頑張ってね。お疲れ様でした。
- この子は嫌みがなかった。一般人としてがんばって。最初は元芸能人のレッテルに苦しむと思うけど、後々はそいつを利用するくらいの余裕が生まれるはず!一人を越えていけ!
などのコメントが寄せられています。
細山さんは幼少期から小学生までインターナショナルスクールに通っていたことから、特技は英会話で英検1級を持ち、2013年4月には慶應義塾大学法学部政治学科に入学。
その後2015年9月には、カリフォルニア大学サンディエゴ校に交換留学し、昨年6月に帰国して現在に至ります。
細山さんは、2012年に『デブ、死ね、臭い!を乗り越えて』という本を出版しているのですが、この本では幼稚園の頃から受けていたという壮絶なイジメ体験、自殺未遂や殺害予告などについても赤裸々に綴り、この本がきっかけで各地で講演活動なども行っていました。
大学卒業後はどのような道に進むのかは不明ではありますが、頭が良く、しっかりした方なのでこれからの第2の人生にも期待したいですし、頑張ってほしいと思います。