ピン芸人として活動していたマンボウやしろさん(本名=家城啓之 39歳)が、18日に自身のツイッター上で芸人を引退することを発表しました。
やしろさんは16~17日に東京・新宿のルミネtheよしもとでライブ「マンボウやしろの告別ショー『サイコロ出鱈目』」を開催。
この企画はサイコロを振って「1」が出なければ引退するという内容だったのですが、やしろさんは「サイコロを振らずに芸人を辞めました。」と報告し、今後については「ゼロから脚本の勉強をしていきたいと思います。」と報告。
やしろさんのツイッターアカウントを見ると、すでにアカウント名が本名に変更されているほか、プロフィール欄に記載の職業も「脚本家・演出家」となっています。
そして、この発表に対してネット上では、
- ドラマとか出てたから、俳優路線行くかと思ったけど、どりあえず路は道は険しそう。頑張れ。
- 相方さんが、実家の旅館業に戻ってから、サイコロ芸やってましたが、ちょっと行き詰ってましたね。新天地で活躍してね
- 限界だったんだろうな、0からの勉強は大変なことだが頑張れー
- 鳥取のNHKの番組は?ラジオは終わったんだっけ?しゃべりはひな壇芸人以上の腕があると思っていたが。。
- 未だにやましげ校長とやしろ教頭のイメージ強いなぁ~それだけにショックです。ぜひ脚本のお仕事も頑張ってほしいです!
などのコメントが寄せられています。
やしろさんは、1997年にお笑いコンビ『カリカ』を林克治さん(39)と結成し、しばらく活動を続けていたものの、2011年にコンビを解散するとともに林さんは芸能界を引退。
ちなみに、林さんの芸人引退理由は本人曰く「才能の限界を感じたから」。
<↓の画像左が林さん、右がやしろさん>
2012年1月にやしろさんは「マンボウやしろ」に解明してピン芸人として活動し、その他にもラジオパーソナリティー、舞台の演出家、脚本家として活動をしていました。
16日に夕刊紙『日刊ゲンダイ』のWEB版がやしろさんのインタビュー記事を報じており、コンビを解散したばかりの2011年の終わりに、深夜バラエティ番組『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』(テレビ朝日系)にて、ブラックマヨネーズの吉田敬さんに「サイコロ振って『1』が出なかったら芸人を辞めるというのはどうか」と提案してもらい、やしろさんは「2016年、夏。サイコロを振って“1″の目が出なかったら、芸人を辞めます」と決意表明。
それからこれに関連した仕事をもらうなどし、これまで仕事を続けてきたものの、「『サイコロ振って引退』という売名の“ドーピング”を4年間打って、今そのドーピングが切れてきたということです。逃げ切れるなら逃げ切りたいし、可能なら違うドーピングに手を出したい。でも冗談抜きに、周りにご迷惑かけないよう、サイコロを振らずに引退してもいいと思ってます。」と芸人引退について語っていました。
また、「芸人に未練はあるけど、もう言っちゃったし『やめるやめる、ふるふる詐欺』になるので、口に出した以上は政治家みたいなことはできません。」とも語っています。
そんなやしろさんは、年明けに3人組テクノポップユニット『Perfume(パフューム)』のメンバーで、“のっち”の愛称で親しまれている大本彩乃さん(27)との熱愛を一部スポーツ紙によってスクープされ、一躍注目を集めることになりましたが、今回改めてのっちさんとの交際を否定しており、「のっちは本当にお友達なんです。もともと、僕が以前にやっていたラジオ番組を彼女が聴いていたんです。それで番組のゲストに来てくれて。今も仲が良いし全然遊びに行きますけど、結婚するとか付き合うとか、あの子自体は(仕事を)辞めてから考えるんじゃないかなと思っています。男よりも仕事を優先するタイプというか。そもそも僕は「Perfume」のファンじゃないし、アイドルのファンになったこともないんです。僕は自分のことで精いっぱいでして。」と語っています。
ピンになった当初はちょこちょことバラエティ番組でも見ましたが、やはり林さんがいてのやしろさんという感じで、ピン芸人として今後も活動を続けていくのはかなり難しいものがあったと思うため、40歳という節目に新たなスタートを切るという決断は間違ってはいなかったと思います。
ですが、まだ芸人を続けたいという思いが強くあるようなので、またいつか芸人としての姿も見せてほしいと思いますね。