フジテレビ系で放送されている2時間ドラマ『浅見光彦シリーズ』、今年7月期に放送される連続ドラマ『花咲舞が黙ってない2』(日本テレビ系)などのドラマに出演している俳優の榎木孝明さん(59)が、5月20日より「不食」を行っていることを明かし話題になっています。
不食とは、断食や絶食と同じで食べ物を体内に入れないことを言うのですが、絶食は主に医療行為やダイエットなどの目的がある場合に使われ、断食に関しては宗教的な行為に対して呼ぶのが一般的で、不食は食欲と闘わずに食べ物を体内に入れない行為を指すとのこと。
榎木さんがなぜ不食を行っているのか気になるところですが、スポーツ報知のインタビューで、「絶食、断食ではない。食べなくても生きられることを自分の体で科学的に調べてみたかった。不思議ですが一度も空腹感はない。心地良い満腹感に満たされているような。苦痛を探してもないんです」と語り、不食を行っている間は万が一に備え、専門家の指導を仰ぎ都内の研究室に泊まり込み、この場から仕事に通っているとのこと。
（↓の画像は、インタビューを受けた現在の榎木さんの写真）
不食を行っている期間は水だけの摂取となっており、血糖値や塩分対策のために数回あめ玉を補給しただけなのだそうですが、採決、検尿、心電図を毎日チェックしているものの異常は無く、身長180センチに対して80キロあった体重は9キロ減っただけで、71キロという状態をキープしているそうです。
榎木さんは20代よりインドを中心に一人旅を続けているそうで、その際にも飲まず食わずの状態で帰国するということを行っているものの、不食の後に体調が良くなっているということに着目し、これまでに短期間の不食を何度も行っており「食べないと死ぬという恐怖感が良くない」といい、1ヶ月間の実験を敢行したとのことです。
そして、今回1ヶ月の不食を行ったことで体に様々な変化があったそうで、「集中力が増し、本を読むスピードが格段に速くなった。睡眠も深くなり、4時間眠ればすっきり。腰痛も消えた。理由はまだ分からない。でも、眠っていた自浄作用が一斉に目覚めた感覚。運動時も胸式呼吸が腹式に。スタミナが増しました」と語っています。
（↓の画像は、今回囲み取材を受けた際の榎木さんの写真）
しかし、この経験はあくまで個人的な体験に基づくものであり、研究の第一歩だと強調して、「これを強制するものではないし、私自身、食文化を否定しません」と断っています。
また、榎木さんは不食に対して賛否両論があることを把握し、「決して同じマネはしないでください」と強調すると共に、宗教との関わりを否定するため「どのオカルトにも宗教にも加担していません。強いて言えば、榎木教でしょうか？」と話しています。
（↓の画像は、以前の榎木さんの写真）
これに対してネット上では、
- 水だけで1カ月位大丈夫なんだ。本人は健康になったように思ってるみたいですが、見た感じ病人ぽいです。栄養不足ですよねえ。
- 金子哲雄さんも病気で激やせしたとき「ダイエットしました！」って隠してたし、最近では今井雅之さんとか愛川欽也さんとか、有名人は病気のこと隠すことが多そうだから、もしかしてそのたぐいかと思ってしまうな…
- この人のは極端な例だけど、週末の二日間だけ断食をするっていう健康法はあるみたいだね
- 何かの番組で、感性が独特ってやっていたが、ハマってしまったのだろう。何を目指してるのか？俳優としては問題ないのか？生き仏とかミイラとか目指してるの？前の方がいいなぁ。絶食すると歯が脆くなるって聞いたし、良いことばかりではないみたい
- 身体を治すための断食？はたまに聞くけど、あれも数日で具合が悪くて手が震えまくったり身体が冷えたりするらしいから、限界感じるとすまし汁とか飲まないといけない。30日何も食べてないってちょっと信じられないなあ
などのコメントが寄せられていました。
榎木さんは過去にも不食を行った経験があり、今回も不食を1ヶ月間行うにあたって専門家の指導を仰ぎ、研究室で生活し、毎日行っているという検査の結果異常が全く無いということから、何も知らない素人が余計な心配をしてもしょうがないと思うのですが、以前の榎木さんと比べると別人のように変化してしまっており、顔がゲッソリとしていて健康的には決して見えないことから心配になります。
これも研究の第一歩となる実験とのことですが、榎木さんは来年で還暦を迎えるわけですし、あまり無理な行為をしないようにしてほしいですね。