芸トピ

東京ヤクルトスワローズ村上宗隆が今年の流行語大賞を受賞で疑問の声。やくみつるはねじ込み否定も選考基準が不明で…

今年の新語・流行語大賞「村神様」が年間大賞で物議。野球関連の言葉に偏り、聞いたことがないの声が噴出

毎年恒例の『2022 ユーキャン新語・流行語大賞』が1日に発表され、今年の年間大賞として「村神様」が選ばれたことでネット上では物議を醸しています。

『ユーキャン新語・流行語大賞』は、出版社『自由国民社』が主催で1984年からスタートし、同社が出版の用語辞典『現代用語の基礎知識』の編集部が、読者アンケートの結果をもとに年間大賞候補となるノミネート30語を選出し、選考委員会がその年に流行した言葉を決定するものとなっています。

選考委員は、漫画家・やくみつるさん(63)、コラムニスト・漫画家の辛酸なめ子さん(48)、東京大学の姜尚中名誉教授(72)、杏林大学の金田一秀穂教授(69)、歌人・俵万智さん(59)、女優・エッセイストの室井滋さん(64)、『現代用語の基礎知識』の編集長・大塚陽子さんが務めています。

今年のノミネート30語からトップテンに選出されたのは、年間大賞の「村神様」のほか、「キーウ」「きつねダンス」「国葬儀」「宗教2世」「知らんけど」「スマホショルダー」「てまえどり」「村神様」「Yakult(ヤクルト)1000」「悪い円安」の10語で、「青春って、すごく密なので」は選考委員特別賞に選出されました。

<↓の画像は、今年の新語・流行語大賞のトップテン・ノミネート30語の写真>

年間大賞に選出された「村神様」とは、プロ野球『東京ヤクルトスワローズ』の村上宗隆選手に付けられた愛称で、村上選手は今シーズンに、王貞治さんの記録を超える日本人選手最多の56本のホームランを打ち、史上最年少で3冠王を達成したほか、史上最年少で通算150本のホームラン、2試合連続のホームラン、日本プロ野球史上初となる5打席連続ホームランを達成するなど、記録ずくめの1年となっていました。

表彰式に出席した村上宗隆選手は、「本当に僕でいいのかなと。『村神様』という言葉を作っていただいたファンの皆様、そしてそれを取り上げていただいたメディアの皆さまに大変感謝しております。こうしてこの言葉で野球が日本中、世界中に広がればなと僕自身すごく思っています。来シーズンも、このような“村神様”と呼ばれるような活躍をして、また新たな言葉でこの場に立ちたいなと思っております」などとコメントしていました。

<↓の画像が、表彰式に出席した村上宗隆選手の写真>

そして、今年の流行語大賞発表を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

『ユーキャン新語・流行語大賞』のトップテンは選考委員の独断と偏見によって選出され、それによって偏りが生じており、特に野球関連の言葉が選出されやすい傾向にあります。

今年も「村神様」のほか、「青春って、すごく密なので」「きつねダンス」「BIGBOSS」「大谷ルール」「令和の怪物」がノミネート30語に選出され、全体の5分の1が野球関連の言葉でした。

選考委員を務めるやくみつるさんは野球好きで、これまでに数多くの4コマ野球漫画を描いているため、やくさんの意見が強く反映された結果なのではという声も少なくありませんが、やくさん本人は今年のノミネート語について、「野球関連用語がトップ30に6つも入っていて、『やくがねじ込んだんじゃないか』とネットで流れていますが、私は『さすがに減らした方がいい』と申し上げたくらい。私がねじ込んだんじゃない」と否定しています。

ただ、明らかに偏りが生じているのは事実で、2015年には「トリプルスリー」、昨年は「リアル二刀流/ショータイム」が年間大賞に選出され、そこまで流行していないとして疑問の声も多く上がっていました。

今年に関しても、村上宗隆選手は素晴らしい活躍ぶりを見せていたものの、「村神様」という言葉は一部ファンが使っていたもので世間一般には浸透しておらず、初めて聞いたとの反応も多く上がっているだけに、そろそろ選考委員の見直しなどを行った方がいいのではないでしょうかね…。

関連記事

カテゴリー

  1. 噂・疑惑
  2. 事件・事故・トラブル
  3. テレビ番組・映画
  4. 熱愛・結婚・妊娠
  5. 音楽
  6. ジャニーズ
  7. アイドル
  8. 不倫・浮気
  9. スポーツ
  10. 破局・離婚
  11. アナウンサー
  12. 出産・ママタレ・子育て
  13. 雑ネタ
  14. 暴露
  15. 訃報
  16. 海外