『ORICON NEWS』が毎年恒例の好きな司会者についてのアンケート調査を男女1000名に実施し、その結果を23日に『第10回 好きな司会者ランキングTOP10』として発表しました
昨年のランキングでは、マツコ・デラックスさんが前年3位から1位に浮上し、2位は前年と変わらずタモリさん、3位は前年3連覇を達成した明石家さんまさんがランクインし、4位は元SMAP・中居正広さん、5位はウッチャンナンチャン・内村光良さん、6位はTBS・安住紳一郎アナウンサー、7位は有吉弘行さん、8位はくりぃむしちゅー・上田晋也さん、9位はフリージャーナリスト・池上彰さん、10位はダウンタウン・浜田雅功さんでした。
それから1年が経ち実施された今回のアンケートでは、タモリさんが初めて1位を獲得しています。
タモリさんは2014年3月まで国民的お昼の番組『笑っていいとも!』の(フジテレビ系)の司会者を32年にわたって務め、現在は『ミュージックステーション』(テレビ朝日)、『タモリ倶楽部』(同)、『ブラタモリ』(NHK総合)にレギュラー出演し、特に『ブラタモリ』は15%超えの高視聴率を連発するほどの人気番組となっています。
<↓の画像が、好きな司会者ランキング初の1位を獲得したタモリさんの写真>
そんなタモリさんを最も好きな司会者に選んだ方からは、
- 「安心感がある。どんな人や話題にも対応できる」(福岡県/50代/男性)
- 「飄々としていながら、時折ユニークで、人を悪く言わないから」(兵庫県/40代/女性)
- 「とても博学で話を聞いていると勉強にもなるし、コミカルで面白い」(岡山県/20代/女性)
といったコメントが寄せられています。
続いて2位には、喋りだしたら止まらない“お笑い怪獣”こと明石家さんまさんが2位にランクインしています。
明石家さんまさんは現在、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)、『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)、『さんまのお笑い向上委員会』(同)などにレギュラー出演し、還暦を超えても衰えを感じさせないトーク力で視聴者から支持されています。
<↓の画像は、今年2位だった明石家さんまさんの写真>
明石家さんまさんに対しては、
- 「どんな人を相手にしても面白くできるし、それによって意外な魅力を引き出したりしているのですごいと思います」(愛媛県/30代/女性)
- 「若手のミスも笑いに変えられるし、何でも面白くしてしまう。バラエティに関してはこの人を超える司会者はまだいないと思う」(島根県/20代/男性)
- 「明るくいつもどんな場面楽しませてくれる。生きてるだけでまるもうけと思わせてくれる」(兵庫県/30代/女性)
などと絶賛コメントが寄せられています。
3位には、現在8本のレギュラー番組を持つマツコ・デラックスさんが入っており、特に10代や20代の若い層から高い支持を集めています。
<↓の画像は、3位だったマツコ・デラックスさんの写真>
マツコ・デラックスさんを選んだ人からは、
- 「誰とでも仲良く、楽しそうに仕事をされるから。マツコさんの毒舌ではあるけどちゃんと優しいところが好き」(福島県/10代/女性)
- 「物知りで聞いていて納得する話が多く、なおかつ、面白いから」(鹿児島県/20代/男性)
- 「コメントに素直に納得できたり、共感できることが多いから。ゲストそれぞれに気遣いが出来る点も安心して見ていられる」(石川県/40代/女性)
などのコメントが寄せられています。
そして、TOP3入は逃したもの、年々順位を上げている内村光良さんは4位に浮上し、5位は中居正広さん、6位は安住紳一郎アナ、7位はくりぃむしちゅー・上田晋也さん、8位には浜田雅功さん、9位は池上彰さん、10位は昨年まで圏外だった日本テレビの桝太一アナが初めてTOP10入りをしています。
(カッコ内は前年順位)
- 1位:タモリ(2位)
- 2位:明石家さんま(3位)
- 3位:マツコ・デラックス(1位)
- 4位:内村光良(5位)
- 5位:中居正広(4位)
- 6位:安住紳一郎(6位)
- 7位:上田晋也(8位)
- 8位:浜田雅功(10位)
- 9位:池上彰(9位)
- 10位 桝太一(圏外)
※調査概要:オリコン・モニターリサーチ会員10代~50代の男女1000名
<↓の画像は、各世代別好きな司会者ランキングTOP5の写真>
今年はこのようなランキング結果となりネット上では、
- タモリは見てて不快にならない数少ないタレント
- タモリさんて健康な事 スキャンダルが全然無い 政治的な発言をしない こういうところがいいよね
- タモリやさんまよりレギュラーが多い坂上と有吉が入ってないとこがポイント お茶の間とアホテレビ局の乖離を感じる
- タモリは司会として進行の邪魔にならないくらいの個性でちょうどいい ヒロミとかタケシは割り込み鬱陶しい
- さんまは司会業放棄してるだろwありゃただの漫談だwwww
- 今回の順位は、タモリの人気上昇というより、さんま人気の低下だよな。さんまの番組は今も高視聴率が、いつのまにか笑点の高視聴率と同様、 惰性で見られていることが明らかになった。
- タモリが司会業らしいことをしてるとこ見たことがないんだが。 バラエティー番組でも音楽番組でもアシスタントのほうが率先して進行してて、この人は茶々を入れてるだけ。
- 司会はゲストより目立っちゃ駄目なんだよ だから浜田や上田も駄目 だからタモリなんだよな
- さんま御殿見てるとさんまは自分の描いたルートで出演者が笑い取らないと露骨に嫌な感じになるのがな
- さんまは変なところで引っかかってしつこすぎることが増えてきたな。軽く流せば良いのに異常にしつこく突っかかったりする。老化現象かな。
などのコメントが寄せられており、1位のタモリさんには納得といった方が多い様子です。
タモリさんは自らが前に出て主張するというスタイルではないことが高く評価されており、ゲストを活かしたトーク術や雰囲気など総合的に見て支持を得ている様子で、安心感があるといった反応も多く見受けられます。
2位にランクインした明石家さんまさんはタモリさんとは真逆のタイプで、ゲストに話をさせながら一番オイシイところは自分のモノにしてしまうといったことが多々あり、番組ではゲスト以上の存在感を放っていることから好き嫌いが別れる司会者だと言われていますが、各世代別ランキングも10代の3位を除いて他は全て2位にランクインしており、幅広い層から支持されているのが分かります。
3位のマツコ・デラックスさんは知識も豊富で、様々な事柄において視聴者が共感できるようなコメントができ、発言に説得力もあることなどが支持され、加えて素人とのカラミも魅力の一つとなっているようなのですが、マツコさんのようなタイプの司会者は少ないので、これからさらに順位を上げて再び1位となる可能性はありそうですね。
3位以下では、4位の内村光良さんが着実に順位を上げてきており、今年も『NHK紅白歌合戦』の総合司会を務めるのではないかといった噂も囁かれていますし、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)など人気番組でMCを務めているので、今後の動向に注目したいところです。