『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)など、様々なテレビ番組に出演している芸能リポーター・井上公造さん(いのうえ・こうぞう 64歳)が16日、YouTubeチャンネル『井上公造チャンネル』(登録者数:1.92万人)に動画をアップし、来年3月末をもって9本のレギュラー番組から降板することを発表しました。
井上公造さんは『私事ではございますが、大切なご報告がございます。』と題した動画で、「芸能リポーターとして30数年やってきたんですけども、来年の3月末日をもって、今やらせて頂いている東京、大阪、名古屋、福岡のレギュラー番組を全て卒業させていただきます」
と発表しています。
レギュラー番組からの降板理由として体調問題を挙げ、7年ほど前から自律神経のバランスを崩し、めまいなどの症状があらわれていたといい、「(体調不良は)あまりシャレにはならない状態」「65歳を前にちょっと体を休めたいと思うようになった」
と説明しています。
その上で、「タレントさんじゃないから“引退”という言葉を使うのはおかしいと思うんですけど、レギュラー番組として今後何かやるということは一切ないです。何かがあってテレビに出てというオーダーがあれば出ることがあるかもしれない」
と語り、芸能リポーターを完全に引退するわけではないとしています。
また、各スポーツ紙の取材に対して、「余力を残してやめたい」と語り、来年3月をもって9本のレギュラー番組を降板後は、自ら芸能取材の現場に行くことはしないとした上で、「表に出る仕事の一線は退くが、芸能リポーターとしての仕事は続けていく」「求められればコメントはします」と語っています。
そして、井上公造さんのレギュラー番組降板発表を受けてネット上では、
- 芸能リポーターも不用な時代になってきたし、良い時期に引退を選んだんじゃない
- コロナが関係してるのか、この仕事もここらが潮時だと思ったのか。いずれにしてももう芸能レポーターなど必要ない時代に突入してる
- 力がある大手芸能事務所のスキャンダルは一切扱わず、立場の弱いやつを徹底的に叩くだけ。そんな芸能レポーターならいらない
- 今は芸能人本人がSNSで声明を出す時代。加えて娯楽の多様化で一般市民の芸能界への興味も薄れ気味。芸能リポーターもいずれ完全に用無しとなる
- 完全に時代錯誤になったね。芸能人レポーター。こんなハイエナみたいな人達にわざわざ聞かなくても数秒でわかる時代になったからね
この人だけじゃなく本当に目障りでした 辞めてくれてありがとう - ここ最近は日テレ「スッキリ」に出て情報をしゃべったあと、加藤浩次さんから「ネットにあがっている情報ばかりじゃないですか!」とツッコまれているのを観て、「芸能レポーターも終わりだな・・」と思った。
本家が引退したらモノマネの小公造さんも、どうなるんでしょうね・・・・ - ネットの普及でこの人達の役割はまるでないからね。イニシャルトークばっかりで全然情報言わないし、後から「情報はありました」ばっか
渡部の吊し上げ会見とか酷かったし、皆やめてもいいでしょ - 芸能レポーターの需要を考えると、「レポーターとしての余力」は残しても取材に使えない気がする。コメントを求められることも先細りだと思う。
- ワイドナショーで『所属事務所によってスキャンダルを扱わないように見える』と質問され『お子さんが受験を控えてるから』などと白々しく答えていたのを覚えている
大手事務所のタレントが離婚したら円満離婚を強調し、小さい事務所のタレントが離婚したらプライベートな夫婦喧嘩の話を得意げに暴露
報道自由と報道しない自由を使い分けてやりたい放題ですよね
などの声が上がっています。
また、井上公造さんのモノマネ芸をしている、お笑いコンビ『男と女』の“井上小公造”こと市川義一さん(41)はツイッターを更新し、「井上公造師匠~!!」とツイートしています。
<↓の画像は、“井上小公造”こと市川義一さん、井上公造さんの2ショット写真>
井上公造さんは地元・福岡の西南学院大学商学部を卒業後、紆余曲折を経て出版社『竹書房』に入社し、編集長まで上り詰めた後に『産経新聞』に途中入社して『サンケイスポーツ』の記者となりました。
その後、人気芸能リポーターだった梨元勝さんからスカウトされて芸能リポーターに転身し、その後は民放各局の情報ワイドショー番組に出演するようになり、1998年に独立して『株式会社KOZOクリエイターズ』を設立しました。
現在同社の代表は妻が務めており、井上公造さんの他にも、駒井千佳子さん、長谷川まさ子さん、あべかすみさん、菊池真由子さん、中西正男さんなど、様々なテレビ番組に出演している芸能リポーターが所属しています。
その中でも井上公造さんはメディア露出の多さから最も高い知名度を誇り、現在も『情報ライブ ミヤネ屋』の他に、『スッキリ』(日本テレビ系)、『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)、『今田耕司のネタバレMTG』(同)、『おはよう朝日です』(ABC朝日放送テレビ)、『キャスト』(同)、『マルコポロリ!』(関西テレビ)、『キャッチ!』(中京テレビ)、『アサデス。』(KBC九州朝日放送)といった番組に出演しています。
井上公造さんは大手芸能事務所とも深い繋がりがあり、関係が深い芸能人もいることから、独自に入手した情報をテレビで話すことがよくありますが、力のある事務所に対してはあからさまに忖度した言動が多くみられ、近年はすでにネットで流れているような情報を伝えることも増えており、存在意義が失われつつありました。
井上公造さんは芸能リポーター引退は否定しつつも、自律神経の乱れで仕事現場で倒れたり、ろれつが回らないなどの症状も出ていたことから、今後は表に出る仕事はセーブするそうで、今後新たなチャレンジもしてみたいと語っているのですが、これからも体調管理には気をつけてほしいですね。