お笑いコンビ『8.6秒バズーカー』は昨年、リズムネタの「ラッスンゴレライ」大ブレークし、寝る時間もほとんど無いというほどメディアに引っ張りだこ状態だったものの、ブームはあっという間に過ぎ去ってしまい、今年に入ってからはほとんど名前も聞かないことから、まさに一発屋芸人状態となっています。
そんな8.6秒バズーカーなのですが、5月からは拠点を大阪から東京へと移し、「給料が0円になろうとも僕たちはもう一度挑戦する」などと意気込みを語っていたのですが、19日に東京・渋谷のTSUTAYA O-EASTで開催の単独ライブ『8.7SecBAZOOKAA』のチケットの売れ行きが悪いといい、空席祭りとなる可能性があるようです。
8.6秒バズーカーは2014年4月に結成し、同年末から2015年にかけて「ラッスンゴレライ」で大ブレーク。
昨年3月には、よしもと所属の芸人では史上最速でDVDリリース&単独ライブ開催という快挙を成し遂げ、大阪のなんばグランド花月、東京のルミネtheよしもとで開催した単独ライブのチケットは、発売から約1分というスピードで完売しました。
そして、このライブから1年以上が経った今年8月19日に、東京進出後初めての単独ライブを開催することになったわけですが、ニュースサイト『アサ芸プラス』によればチケットが余りまくっており、その原因は会場の広さにあるようです。
<8月19日開催の単独ライブ『8.7SecBAZOOKAA』>
昨年4月にライブを行ったルミネtheよしもとの席数は「458席」だったのに対し、TSUTAYA O-EASTのキャパは「1000人規模」(オールスタンディング時:約1,300人)と倍以上の広さで、人気が下がってしまっている現状から、同じく渋谷にあるキャパが282人のヨシモト∞ホールでライブを開催した方が良かったのかもしれません。
現在の身の丈に合っていない広さの会場にしたことにより、チケットが売れ残ってしまい、空席祭りとなってしまう可能性が出てきた8.6秒バズーカーですが、これに対してネット上の反応を見てみると、
- まだ日本にいたのか 面白くもないから辞めろ
- 笑いどころが無い。お笑い芸人って事にすら違和感感じる
- 格好からネタから考え方から何もかも気持ち悪い。
- えっ!?さら?何?あの人は今!の企画なの?(笑)
- お笑い芸人は何時の世にも使い捨て。何の世界でもそうだけど特に芸能界で生き残れるのはほんの一握り
- どのくらいの時間やるか知らんけど、 ラッスンなんちゃら以外のネタあんの?
- あのネタについての釈明会見はやったの?あれって原爆を揶揄したネタなんでしょう?あれは絶対に許してないのだが。
- 韓国でやれば? 数万人が速攻埋まるでしょ
などのコメントが寄せられています。
8.6秒バズーカーの人気が一気に低迷した原因は、リズムネタの「ラッスンゴレライ」に対して原爆揶揄悦が浮上したこと、はまやねんさんが更新していたブログやツイッターなどから、反日疑惑が浮上してしまったことなどにあるとみられます。
さらに、「ラッスンゴレライ」自体が面白くない、意味不明だという声も多く、その後も新ネタを作っているようなのですが、「ラッスンゴレライ」以外に知られているネタも無いことから、チケットが売れないのもしょうがないでしょうね。
8.6秒バズーカーはまだデビュー3年目ということもあり、これから芸を磨いてちゃんとしたネタが出来るコンビに成長してほしいと思いますが、悪いイメージが付いてしまったのは致命的で、今後も苦労する可能性が高そうです。
ちなみに、8.6秒バズーカー同様に昨年大ブレークを果たし、「安心してください、穿いてますよ」というネタの決めゼリフが昨年の『新語・流行語大賞』のトップ10に選出されたピン芸人・とにかく明るい安村さんも、今年に入ってから大幅に人気がダウンしてメディアへの露出量が急激に減っています。
これはネタが飽きられたことに加えて、今年3月末に週刊誌『週刊文春』によって同級生との不倫を報じられたことにあるとみられ、初単独ライブツアー『TONIKAKU』の地元・北海道での公演のチケットが開演まで1週間を切っているものの40枚しか売れておらず、600枚以上の売れ残りがあることを8日に明かしており、一度ブレークしたとしても芸人が生き残るのはいかに大変かが分かりますね。