2人組YouTuber『ヴァンゆん(VAMYUN)』のヴァンビさん(本名・年齢非公開)が5日、チャンネル開設から1年で登録者数1,000万人超え達成のYouTuber・スパイダーメーン(spider-maaaaaaan)の正体が自身だったことを公表しました。
ヴァンビさんは昨年まで、アイドル出身のYouTuber・ゆんさん(本名=熊崎優美 28歳)とコンビで『ヴァンゆん(VAMYUN)』として活動し、昨年末をもって活動休止後はコンビのメインチャンネルを個人チャンネルに変更、引き続き動画投稿をしていたものの、表立った活動は減少していました。
そして、1ヶ月ぶりに更新したYouTubeチャンネルに【ヴァンゆんの活動休止中の裏で起きていたことを全て話します。】と題した動画を投稿し、以前からネット上で話題になっていたスパイダーメーンの正体が自身であることを公表した上で、「日本一惨めな男から~日本一になったぞ~~!!」と雄叫びをあげ、日本人史上最速でチャンネル登録者数1,000万人超えを達成したことを報告しています。
スパイダーメーンのYouTubeチャンネルは、ヴァンビさんの誕生日である昨年7月10日に開設され、1日に約3本ペースでショート動画を投稿し、開設から約3ヶ月で登録者数100万人超えを達成、その後も順調に登録者数を伸ばし、今年3月以降は1ヶ月に100万人ペースで登録者数が増加しており、7月19日には1,000万人超えを達成していました。
5日現在の登録者数は1,090万人で、動画数は1,136本で累計再生回数は78億回を突破しています。
現時点でのチャンネル登録者数が2,700万人で、日本人トップの登録者数を誇るTikToker・YouTuberのじゅんやさんは、チャンネル開設から394日で1,000万人に到達しており、ヴァンビさんはその記録を抜いて日本人史上最速で1,000万人超えを達成しています。
素性を隠し、スパイダーメーンとして動画投稿を行っていた理由についてヴァンビさんは、「もう一度ゼロから生まれ変わるんだという気持ちでこのチャンネルを開設しました。自分の知名度だったり、ヴァンゆんの知名度だったりそういったものを一切使わずに自分の力で何かを達成することに意味があると思って顔を隠して活動してました。(1,000万人到達の)記念すべき日本記録を達成した日にマスクを取ろうと決意していた」
と説明しています。
そんなヴァンビさんに対してネット上では、
- ここにきて逆転本塁打はすごい
- スパイダーメーンの方がヴァンゆんよりも面白いから好き
- 中身が日本人だからって日本人に向けた動画である必要は無いし、最初からグローバルを視野に入れているのは賢いなと思う。
国内だけをターゲットにしてたら、この勢いは生み出しにくい。 - バズり方を知っていると公言していたらしいが、まさに有言実行。内容はどうであれ素晴らしい。
- 海外ではこういう動画がウケるというのを戦略としてやってバズらせたのは凄いと思う。
けど、日本向けにやって10年かけて1000万人いったヒカキンやはじめしゃちょーも凄い。人口がまず違うから一緒で同じにするのは違うかな…と感じる。 - すごいですね。海外向けにやって、アカウント作ったときに人口が一番多いインドに設定して、インド人向けに再生されやすくして、そこから世界で認知の高いキャラクターたちを投入したり、試行錯誤していって結果を出したんだから。
日本人向けのYouTube見てる人でも、スパイダーメン誰だよ?って感じだろうけど、数字で表れてるんだし素直にすごいよ。こんな逆転劇久々ですね。
などの声が上がっています。
スパイダーメーンの口元や、動画に映り込んだ様々な備品などから、スパイダーメーンの正体はヴァンビさんなのではないかと少し前から囁かれてはいたのですが、素性を隠した上で一からチャンネルを開設し、わずか1年で1,000万人超えを達成するとはただただ驚くばかりですね。
ちなみに、日本で1,000万人超えを達成しているチャンネルは10個あり、20億円豪邸を先日公開し話題になったヒカキンさんのメインチャンネル登録者数は1,150万人で国内6位、はじめしゃちょーさんは1,050万人で9位、スパイダーメーンは8位にランクインしています。
ヴァンビさんは、じゅんやさんやチャンネル登録者数2,250万人超えのさがわさん等と同様に、視聴者のターゲットを日本人に絞らず、言葉は使わずに動きをメインにしたショート動画を大量に投稿しています。
これまでにスパイダーマンやピカチュウ、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウなど、世界的に知名度が高いキャラクターを使って注目を集めることに成功したものの、著作権上の問題は無いのかなど色々と気になる部分はありますが、今後さらにチャンネル登録者数を伸ばし、日本人トップのじゅんやさん超えを目指してほしいですね。