太田プロダクション所属の2人組YouTuber『ヴァンゆん(VAMYUN)』が、年内をもってコンビ活動を無期限休止し、来年からはソロで活動していくことを発表しました。
ヴァンゆんは、2016年解散のヴィジュアル系ロックバンド『LOG-ログ-』の元ボーカル・ヴァンビさん(本名・年齢非公開)、名古屋のローカルアイドルグループ『BSJ』の元メンバー・ゆんさん(本名=熊崎優美 27歳)からなるコンビで、交際はしておらずカップルYouTuberではありません。
<↓の画像左がゆんさん、右がヴァンビさん>
それぞれ個人での活動を経て2018年7月にコンビを結成し、メインチャンネル『ヴァンゆんチャンネル』(登録者数:217万人)、サブチャンネル『ヴァンゆんの楽屋』(同17.6万人)で動画投稿をしており、2019年にメインチャンネルの登録者数が100万人を突破し、同年に揃って太田プロに移籍しました。
それ以降は様々なバラエティ番組等にも出演し、活躍の場を広げていましたが、コンビ活動を休止することを1日に発表しました。
2人は【年内をもってヴァンゆんは無期限活動休止します。】と題した動画で、「年内をもちまして無期限活動休止とさせていただきます。いつも応援してくれてるファンの皆さんにとって突然の報告になってしまって本当に申し訳ございません」
と活動休止を報告しています。
活動休止の理由については、大食いなどの体を張ったものや大掛かりな企画など、エンタメ系の動画を投稿する中で再生回数が徐々に減少し、少し前からコント系の動画に切り替えたことで再生数は安定してきたものの、「エンタメという“第一線”から遠ざかっているな」「これがYouTuberとしての成功なのか」などと考え、それぞれ数字にとらわれずに新たな挑戦をしていきたいとの思いから、コンビ活動を無期限休止という決断に至ったと説明しています。
ゆんさんは今後、個人チャンネル『ゆんチャンネル』(登録者数:約69万人)の登録者100万人超えを目指して活動し、一方のヴァンビさんはYouTuberとして表に出る活動だけでなく、これまでに培ってきたものを活かしてプロデュース業などをやりたいと考えているとし、今後は裏方としても新たな挑戦をしていくとのことです。
なお、2人は今後も太田プロに所属し活動するそうです。
そして、ヴァンゆんのコンビ活動休止発表を受けてネット上では、
- 迷走しまくってたもんね
- このコンビ一時期バズったけど最近低迷してたよな 共倒れになる前に別れて活動したほうがいい
- コントに変わってから動画観てないけど何かショックだな。YouTuber界隈の時代がまた一つ終わった感じ
- あの結婚するしないのゴタゴタで人気が落ちまくったイメージ
- どうせ半年後くらいに重大発表っていって再結成しましたーってやるんだろ。くだらねぇ
などの声が上がっています。
ヴァンゆんチャンネルは、2年ほど前まで100万再生を超える動画が複数ありましたが、ここ最近は50万再生に届かないものも増えてきていました。
また、チャンネル登録者数も2020年3月末に200万人超えを達成しましたが、その後は数字が伸び悩んでおり、その要因としてはマンネリ化やコント系動画への切り替えだけでなく、昨年クリスマスにヴァンビさんが実施した「登録者250万人達成したら結婚する」という生配信企画の炎上騒動が挙げられます。
この企画を実施した時点で登録者数は226.8万人で、4時間の生配信内に227万人達成で「結婚式場をおさえる」、230万人で「元カノに結婚報告電話」、235万人で「御両家に電話報告」、240万人で「プロポーズ」、245万人で「高級婚約指輪購入」、248万人で「結婚式場へ移動」、そして250万人達成で「結婚」というものとなっていました。
ただ、ゆんさんは別の企画の撮影だと聞かされており、ヴァンビさんからいきなりの生配信で250万人達成で結婚すると告げられたため、「いや待って?結婚!?」と困惑していたものの、ヴァンビさんは「僕らは付き合ってはいませんが、ヴァンゆんチャンネルは四捨五入して付き合ってるみたいなもの。だから僕はもうそこを飛ばしても結婚できるなって思ってる」などと語り、ゆんさんが断れない状況を作って企画を押し進めたため、視聴者等から批判が殺到し大炎上しました。
そうした結果、チャンネル登録者数は228万人までしか伸びずに生配信は終了し、翌日にヴァンビさんは謝罪動画を投稿しましたが、その後もチャンネル登録解除が相次ぎ、現在はピーク時よりも10万人以上少ない217万人となっています。
さらに、今年5月中旬からゆんさんが「適応障害」を理由に活動を休止し、7月には復帰してコント系動画などを投稿するようになりましたが、ファン離れが止まらず人気が低迷していたことから、活動休止という決断に驚きはないですね。
ちなみに、ゆんさんが復帰後に放送のバラエティ番組『占いリアリティーショー どこまで言っていいですか?』(テレビ東京系)では、ヴァンビさんが人気低迷などに対する悩みを告白しており、占い師からは「あと2年も2人ではやらない。別々で活動し始める」「お2人とも限界なんです。悩みに悩んできている」などと告げられ、ゆんさんは涙を流していました。
<↓の画像は、『占いリアリティーショー どこまで言っていいですか?』出演時の写真>
こうした占いの鑑定結果も決断に影響を及ぼしたのかは定かではありませんが、お互いに以前からコンビ活動に限界を感じていたようなので、来年から再びソロになって新規ファンを増やせるよう頑張ってほしいですね。