メディアの調査・分析を行っているニホンモニターが7日、今年の1月~6月のCM出稿状況を基にしてまとめた『2016上半期タレントCM起用社数ランキング』を発表し、嵐の相葉雅紀さんと女装家でタレントのマツコ・デラックスさん(43)が、CM起用社数が12社で並んで1位になったことが明らかとなりました。
相葉さんは昨年12月に発表の同ランキングで男性部門1位となっており、1位をキープしたかたちとなっています。
その一方でマツコさんは、昨年末のランキングで女優・モデルの桐谷美玲さん、HKT48の指原莉乃さん、元AKB48の大島優子さんと並び10社で、女性部門4位という結果に終わっており、今年上半期で大幅に順位を上げています。
男性部門1位の相葉さんは、嵐としてキリンビール、日本航空、日本郵便といったCMに出演し、個人で池田模範堂、エバラ食品工業、カルビーなどのCMに出演。
2014年度上半期から3年連続での1位獲得となります。
同じく嵐の櫻井翔さんと二宮和也さんが11社で2位となっており、並んでプロテニス選手の錦織圭選手もランクイン。
3位には10社の嵐の松本潤さん、4位は9社で嵐の大野智さん、元プロテニス選手でスポーツ解説者の松岡修造さんがランクイン。
また6位は7社で、ラグビー日本代表で“五郎丸ポーズ”で一世を風靡した五郎丸歩選手、北川景子さんと1月に結婚したDAIGOさん、ドラマや映画に引っ張りだこ状態の俳優・菅田将暉さん等がランクインしています。
女性部門の2位は、昨年から引き続き広瀬すずさん、有村架純さんがランクインし、昨年末のランキング5位だった吉田羊さんは2社契約を伸ばし、2人に並ぶ11社で2位にランクインしています。
3位には昨年から変わらずローラさん、4位には出産して仕事復帰を果たした上戸彩さんがランクインしているほか、松岡茉優さんが初めて上位にランクインしています。
6位は、上戸さん同様に出産して仕事復帰を果たした菅野美穂さんのほか、平愛梨さんの妹でモデル・女優の平祐奈さん、お笑い芸人の渡辺直美さん、女子レスリングの吉田沙保里さんらがランクインしています。
■男性部門
12社=相葉雅紀さん(嵐)
11社=櫻井翔さん(嵐)、二宮和也さん(嵐)、錦織圭選手(テニス)
10社=松本潤さん(嵐)
9社=大野智(嵐)、松岡修造さん
8社=西島秀俊さん、松重豊さん
7社=阿部寛さん、小栗旬さん、菅田将暉さん、玉木宏さん、妻夫木聡さん、向井理さん、五郎丸歩選手(ラグビー)、DAIGOさん
■女性部門
12社=マツコ・デラックスさん
11社=有村架純さん、広瀬すずさん、吉田羊さん
10社=ローラさん
9社=綾瀬はるかさん、上戸彩さん、桐谷美玲さん、松岡茉優さん
8社=石原さとみさん、木村文乃さん、武井咲さん、山本美月さん
7社=杏さん、菅野美穂さん、平祐奈さん、菜々緒さん、本田翼さん、宮崎あおいさん、渡辺直美さん、吉田沙保里さん(レスリング)
そして、この結果に対してネット上では、
- マツコは説得力がめちゃめちゃある。女王っていうより大王。
- 男性部門の相葉くんが意外だった。翔くんや松潤より上とは、、、キャラが余り濃くない方がCMにとっては使いやすいと言う事なのかな。
- 男性部門に比べて女性部門に「ん?」って顔ぶれが多い気がする
ごり押しと言い切るのは乱暴かもしれないが、そこまで人気や好感度あるのかな~って人が・・・ - 最初は『女性枠なんや』って思ったけど、去年頃からマツコは男性・女性っていうより、マツコっていう『人種』なんやって思うようになった
- マツコは魂を売ってすっかり丸くなった。稼ぐだけ稼いだら深夜限定でのびのびやってほしい
などのコメントが寄せられています。
近年女性部門でトップになっていたのは、上戸彩さん、武井咲さん、有村架純さん、桐谷美玲さんらで、世間の好感度の高さというよりも、所属事務所の力が見え隠れしているランキングとなっていたのですが、マツコさんは今では幅広い層から受け入れられており、発言に説得力などがある方なので、起用社数が増えるのも納得ですね。
昨年のCM女王である上戸さんが仕事復帰しており、今後どうなるのかまだ分かりませんが、マツコさんが年間1位も獲得するのかに注目したいところです。
また、上半期のブレークタレント&下半期注目タレントを見てみると、ディーン・フジオカさん、厚切りジェイソンさん、渡辺直美さん、平祐奈さん、芳根京子さん、高畑充希さんの名前が挙げられているのですが、ディーンさんについては昨年の0社から6社に伸ばし、厚切りジェイソンさんは昨年末から3社伸ばして5社となっており、今後さらに伸ばしていくのか楽しみなところです。
高畑さんについては、昨年末の5社から今年上半期は4社と減ってはいるものの、4月から放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』で主演を務め、現時点で20%台の数字をキープし続けており、朝ドラ終了後にどのような変化があるのか楽しみなところ。
芳根さんについても、今年上半期の契約社数は3社となっているものの、10月よりスタートする朝ドラ『べっぴんさん』の主演に抜擢されており、徐々に注目を集め始めている若手女優なので、これからどこまで数字を伸ばせるかに注目したいですね。