作家としても活動し、現在複数のレギュラー番組を持つピース・又吉直樹さん(またよし・なおき 39歳)が、新型コロナウイルス感染拡大で改めて外出自粛要請が出された直後に、東京・渋谷で仲間らと朝までハシゴ酒していたことを週刊誌『フライデー』が報じています。
フライデーによれば、ピース又吉直樹さんは3月30日夜にラジオ番組『又吉・児玉・向井のあとは寝るだけの時間』(NHKラジオ第1 月曜21時5分)の生放送を終えた後に、仲間らと東京・渋谷の居酒屋へ行ったようです。
ピース又吉直樹さん等が入った店は、集団感染のリスクがあるとして避けるように注意喚起されている密閉、密集、密接が避けられそうにないこぢんまりとした大衆店で、フライデーはこの店について“リスキーな酒場”だったとしています。
ピース又吉直樹さんはその後、約3時間後の深夜1時に店から姿を現し、ラジオでも共演している仲の良いサルゴリラ・児玉智洋さんとみられる後輩芸人や、店で合流したショートカットの女性、文筆家・せきしろさんと共に、2軒目のバーへと向かったそうです。
一行がバーから出てきたのはさらに2時半後の午前4時前で、ピース又吉直樹さんは3人を見送ってから、1人でタクシーを拾い、超高級マンションへと帰っていったとしています。
フライデーはこのようにピース又吉直樹さん等のハシゴ酒の様子を伝えた上で、「お行儀の良い芸人や作家じゃ、面白い作品は生み出せない。それはある意味、正解だ。だが、こんな夜に、お笑いの神様が死をもって警告した夜にハシゴ酒なんて、ちっとも笑えないぜ、又吉!」
と締めくくっています。
3月30日と言えば、お笑い界の大御所である志村けんさんが新型コロナウイルス肺炎によって、同29日深夜に亡くなられたことが伝えられた日で、ピース又吉直樹さんもこれまで様々な番組で志村さんと共演し、直近では昨年8月放送の特番『志村けん聞録~東京・昭和遺産と江戸職人をめぐる旅~』(テレビ朝日系)で共演していました。
<↓の画像は、昨年8月に番組共演した志村けんさん、ピース又吉直樹さん等の写真>
それだけにピース又吉直樹さんも大きなショックを受け、恐らくこの日の食事会では、志村けんさんに関する話も出ただろうと思いますが、東京都内で感染者数が激増し、ナイトクラブやバーなどへの入店を自粛するよう呼び掛けされた直後ということもあり、ハシゴ酒していたことを問題視されても仕方がないでしょうね。
ピース又吉直樹さんは今年1月15日に、過労によって高熱が出たことを理由に、出演予定だったイベントをドタキャン、急遽中止するといったトラブルがありました。
その後仕事復帰を果たし、改めて2週間後に中止となったイベントが行われたのですが、現在も過労などが原因で免疫力が低下している可能性もあります。
また、ハシゴ酒した翌日の4月1日には、ラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)にゲスト出演するなど、様々な芸能人らと共演しており、もしピース又吉直樹さんが新型コロナウイルスに感染してしまった場合には、芸能界でさらなる感染拡大を招く恐れがあるので、今後しばらくは「3つの密(密閉、密集、密接)」を避けるようにしてほしいですね。