吉本興業(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)に所属するピン芸人のバイク川崎バイクさん(本名=川崎史貴 35歳)が、25日に都内で行われたタウンワーク「ピタッとおしごとメール presents よしもとお笑いスペシャルLIVE」に出席し、今月もらった給料を暴露し話題になっています。
バイク川崎バイクさんは、求人情報サービス「an」のCMで歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんと共演したことで注目されましたが、多少バラエティ番組への出演が増えただけでそこまでブレークしたわけではないものの、今月の給料は52万円だったことを告白。
また、この他に人気急上昇中のピスタチオとバンビーノも同席しており、ピスタチオの伊地知大樹さんは元歌舞伎町のホストで、No.1だった時代の最高月収が400万円だったことを以前より明かしているのですが、「今は(当時の)10分の1くらい。たまにいかないときもある」と明かしていました。
(↓の画像左がピスタチオの伊地知大樹さん、右が小澤慎一朗さん)
(↓の画像が、伊地知大樹さんがホスト時代の写真)
これにネットでは、
- テレビではあんまり見ないのに52万円はすごいな。営業が多いんだろうか。それにしてもすごい。これが長続きするといいがね・・・
- 問題なのは、継続してその給料がもらえるかだな。このままだと数年以内に消える
- 意外ともらってるなぁとは思ったけど、ずっと続けられる保証もない仕事だし52万程度じゃ心もとないわな。支出も一般人より多いだろうし。
- あまりテレビで見かけないのに50万ももらっているのなら、番組レギュラー持ってる人は少なくとも100万以上はあるんでしょうね。8.6秒バズーカーとか言うつまらない芸人とは違うのでこれからも頑張ってほしい。
- たまに、全国放送のテレビにも出るのだから、それぐらいは稼いでるんだろうね。だが芸人になるという大きな賭けへのリターンとしては、決して高いものではないと思う。ずっと続くわけじゃないだろうし。
などのコメントがありました。
川﨑さん等が所属する吉本興業は、他の事務所と比べると所属タレントの取り分が少ないことで知られており、8.6秒バズーカーは今年「ラッスンゴレライ」というリズムネタで大ブレークし、仕事がギッシリと詰まっていることから寝る暇がほとんどないことを嘆いていますが、24日に放送されたバラエティ番組『ニノさん』(日本テレビ系)でお2人のギャラが今月からドカンとアップしているという噂を検証したところ、田中シングルさんが「最初は9000円とかだった」と告白、更に「こないだは8万円だった」と明かしていました。
(↓の画像左が8.6秒バズーカーのはまやねんさん、右が田中シングルさん)
そして、今月は少し上がったと言っていたものの「サラリーマンくらい」「時給にすると30円くらい」とのことで、具体的な数字は明かされなかったのですが、その様子を見ていた吉本の先輩である博多華丸・大吉の博多大吉さんは「22〜23万円程度」と予想し、仕事量が多いにも関わらずここまでギャラが少ない理由について、吉本はデビュー直後の芸人が調子に乗らないように最初は高いギャラは払わず、数ヶ月後にギャラアップが期待出来るとのこと。
博多大吉さんがこのように吉本のギャラ事情について明かしたものの、吉本に所属するハリセンボンの近藤春菜さんが17日に行われたイベントに出席した際に、完全歩合制であるものの他事務所なら3~5倍貰えるだろうと思いながら働いていることを告白し、事務所とタレントの取り分が9対1という話は本当だということを明かしています。
(↓の画像が左がハリセンボンの近藤春菜さん、右が箕輪はるかさん)
そんな近藤さんの番組出演料はどれ程のものなのか気になるところですが、一部で報じられている記事によればプライム帯(19時~23時)のバラエティ番組1本あたり20~30万円、民放のドラマだと70万円以上とのことです。
また、ピースの綾部祐二さんも昨年11月に『ナカイの窓』(日本テレビ系)に出演した際に、ギャラの取り分が事務所が9割に対してタレントが1割だということを告白、更に具体的な配分について明かしており、10万円の仕事をした場合にタレントの取り分は1万円で、そこから更に源泉徴収によって差し引かれ、コンビの仕事の場合は残った金額が折半になるため、1人あたり4,500円しか手元に残らないことを明かし、この他にも、ココリコの遠藤章造さんや陣内智則さん、品川庄司の庄司知春さん等も以前テレビ番組にてギャラが9割取られている事を明かしています。
(↓の画像左はピースの又吉直樹さん、右が綾部祐二さん)
こうしたことからバイク川崎バイクさんは今回52万円であることを告白し、意外に貰っていると話題になっているものの、もし他の事務所に所属していた場合、数倍の給料を貰えている可能性があることから、本人はこの金額に対しては満足していないかもしれませんね。
ちなみに、昨年元旦に放送された番組にて綾部さん等の月収が明らかにされ、綾部さんは230万円、フットボールの岩尾望さんは380万円、NON STYLEは月収160万円、千鳥は110万円、ロバートは105万円、また昨年10月に放送されたバラエティ番組『芸人報道1時間スペシャル』(日本テレビ系)にて、カラテカの入江慎也さんが先月の給料が67万円だったことを告白、同11月に放送された『ざっくりハイタッチ』(テレビ東京系)では、平成ノブシコブシの吉村崇さんとウーマンラッシュアワーの村本大輔さんが、先月の給料が170万円だったことを明かしていました。
吉本がここまで事務所の取り分が多いのはそれ相応の理由があるようで、一部で報じられている記事によれば、吉本は番組DVDの製作などのコンテンツ・ビジネス、劇場運営、芸人養成学校「NSC」の運営なども手がけていることから、スタッフや芸人の人数が他の事務所に比べて多く、大手芸能事務所「ホリプロ」よりも社員が2倍近くいると言われ、ギャラの分配を他の事務所と同じようにすることが出来ないとのことです。
しかし、吉本興業はいくつかの番組の製作に入りお金を入れていることから、所属タレントが番組に起用されやすく、他の事務所のタンレトと比較すると仕事量が多いというメリットがあるため、ギャラの取り分が少ないと言われているものの、多くの芸人が所属する事務所となっているのかもしれないですね。